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オンラインでのグループワークの回想

2021-04-21 | ブログ

4月は新学期が始まりますね。昨年の今頃は、学校一斉休校でした。大学の授業もオンライン(オンデマンドも含みます)に切り替わる準備を各大学が始めていた頃でした。

その時に感じたことを備忘録としても書いておこうと思います。

(教科書はこれです)

授業でもグループワークをしたい!

どんな授業にしたのかというと…

基本は、グループワークしたい!です。(授業も「人間関係とコミュニケーション」なので)

①動画を作成し、YouTubeに流しておく
②授業時間にデバイスの前に集まってもらってオンラインでの授業
 簡単なレクチャーとグループワーク

③ふりかえりシートは、後で提出

という流れで行っていました。

②のグループワークでは、
大学がGoogle meetを使っていましたので、4~5人程度のグループ表を作成してグループ分の部屋を設定しておきました。
複数回、グループワークを行うときは時間を提示して一旦、はじめの部屋に戻ってきてもらいます。
そして、レクチャーの後、再度グループワーク
その後、グループワークが終わったら自由に解散
としていました。

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授業をして分かったのは…

15回の授業の中で、途中で2回だけリアルな対面授業ができました。
(その後、すぐにオンラインに戻ったのですが)

これがとっても影響が大きかったのです。

2度、リアルに対面の授業を行ったことで、グループワークの進め方についての要領を理解してくれたようでした。

次にオンラインの授業に戻っても、今度はサクサクと学生同士で進めてくれました。

きっと、初めてに近いグループワークだったので、手探りというか「これでいいのかな?」と不安を抱えて行っていたのだと思います。
リアルであれば、教室内を回って分からないところは直接指導できるのですが、オンラインだとなかなかそうはいかなかったこともあります。周りのやり方をみてやってみるということもできず…
ちょっと可哀そうでした。

ところがリアルでは、周りには同じグループワークをしている学生がたくさんいて、話し声も聞こえるので雰囲気も明るく、分からないことはさっと手を挙げて聞けるという、とても開放的な場にいることができたのです。

「これでいいんだね」「こうすればいいんだね」を確認することもできたので、今度は自信をもって進めることができたようです。
(グループに入って、聞いていても随分と活発なワークになっていました)

授業は2年生が対象でしたので、1年生のときに顔を合わせていたことも大きかったようです。

これからの時代に身に着けようと思うことは

一度でも、リアルでグループワークを経験していることの大切さを知りました。
そこに甘えずに、オンラインのみでも、グループワークを進めることができるようにレクチャーする力をつけたい!と思います。

オンラインの便利さも分かってきたので、授業に、そして、まちづくりの話し合いに、両方のいいところを活用できるようにしていきたい!とも思っています。

急激に、本格的に訪れたオンラインの時代。
使いこなせるように試行錯誤が続きます。

みなさまのご協力、よろしくお願いします。

 

 

 


 
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