2014-07-28 | ブログ
2014年度から従来の「まちづくりサロン」を新装開店し「未来茶輪(ミライカフェ)」として毎月1回開催しています。
名古屋の外郭団体、都市センターの11階にあるカフェコーナーをお借りしています。
主催は「カフェマスターズ」共催は都市センターです。このカフェマスターズ(今のところ3人)は都市センターが主催していた「まちづくりびと養成講座」に参加して、養成講座をやステップアップ講座を企画してきました。3年ほど前から始めていた「まちづくりサロン」も主に企画&運営してきました。
目指すのはフューチャーセンター!
未来茶輪がめざすのは、フューチャーセンターです。フューチャーセンターは、いろいろな立場の人が集まって対話する中からイノベーションが生まれることを期待する対話の場です。
身近な先進事例として横浜にあるフューチャーセンターmass×mass、名古屋市にあるシェア・ベースなどは覗いたり、視察したりしていました。いつかは、フューチャーセンターを開きたいと思っていました。(これからの広い意味でのまちづくりには必須のものだと思っています。)
ここでは、対話やフューチャーセッションが行われます。そのためのファシリテーターとしての経験も積んでいます。(もちろん、まだまだ途上ではありますが)
この場をきっかけにして、参加したみなさんがつながり、夢や力が相乗効果をあげ、実現していくといいなぁ。
無理強いせず、でも、いつの間にか何かの活動は始まっていた・・・というのが理想です。まだ始めて4回、焦らず開催していこうと思っています。
今までの経緯は
第1回はフューチャーセンターの情報共有
第2回は(株)名古屋テレビ塔の加藤さんをゲストに迎えて「テレビ塔の未来」を語る
第3回は都市センターのある金山駅周辺の過去を金山駅開発に関与した名古屋市職員の立松さんをゲストに「タイムライン」という方法で
第4回は第3回の過去を共有して、金山の未来について語る
と進んできました。
第4回目では、いろいろな金山の未来が語られました。その中で、具体的な事業っぽいアイディアもいくつか出てきました。
このアイディアが実現するとは限らないのですが、過去3回の対話よりも、具体性、実現可能性の兆しがチラッと光りました。この光を消さずに、種火につながっていくといいなぁと思いました。そのためには、何をすれば良いのか、どのようにファシリテートできるのかが今後の課題になってきそうです。
これは、プロジェクトマネジメントなのかもしれません。プロジェクトの立ちあげ~経過管理~達成(?)まで、マネジメントする?または、見守る?見守るというほうがより自律的ですね!
新しいステージに向けて、準備をしていこう!とうれしくなってきました。
急がず、あせらず・・・少しずつ進んでいくと良いなと思いつつ、活動を続けていこう!と改めて心に決めたのです。
2014-07-25 | ブログ
まち、地域と企業の問題についてファシリテーション協会の定例会で取り上げました。ずっと気になっていたこの話題。一度企業の方々に考えていただきたかったことです。念願がひとつ、叶いました。
趣旨は
普段、地域のことを考えていないだろうと思われるビジネスマンの方々。実際に「我々は世界に向けて仕事をしています。国や地域のことは会社や自分が高い税金を払っているので義務は果たしているでしょう。なぜ、それ以上のことをしなくてはいけないのか?」と言われたことがあります。そこまで明言しなくても、「そんな時間はないなぁ」「休日はゆっくり休ませてほしいなぁ」と地域のことは奥様(共働きでも)にまかせっきりという方も少なくないかと・・・
いえいえ実は、地域の問題は職場の問題と相似形なのです!お互いの成功事例は共有でき、アレンジ次第で使える事例となるのでは?と定例会で挑戦することにしました。
進め方
(1)地域の問題についてのレクチャー(情報のベースを合わせる)
大きく3つ「限界集落化」「少子高齢化」「担い手不足」
(2)レクチャーをもとに5年後の地域の姿を語る(地域の出来事を想像する)
(3)職場のことばに置き換えると?(他人事→自分ごとに)
(4)ファシリテーションでできること(自分ができることを考える)
(5)ふりかえり(感想などを共有する)
と、このように進めました。
(2)では、他人事として、シビアな意見がたくさんでました。
そして、(3)で模造紙に書きこまれた地域をめぐる5年後の姿を職場の言葉に言い換えると・・・との問いかけに
一瞬の沈黙。
その後は、地域の言葉・地域の状態だったものが、職場の言葉にほとんど当てはまっていくのです。ご自分の体験と言葉がシンクロしていくように見えました。
そして、(ファシリテーション協会なので)ファシリテーションでできること、ファシリテーションを使ってできることを話し合いました。
感想など
・1mmも考えたことがなかった「地域」について考えてみると、本当に企業の中と相似形だと思った。
・これから、地域の事をもう少し身近に考えていこうと思った。
・キーワードは「面識」ということに納得した。
・みんな場所はどこであれ「つながりたい」と思っているのだ。そのつながりをつくるのはファシリテーションだ。
など、ふりかえりでは嬉しい言葉がたくさんありました。
他人ごととして語ること=冷静に、シビアにみることができる
自分ごとにする方法=他人ごとで語られた言葉を自分のテリトリーの言葉に置き換える
ということが実感をもってわかりました。これは今後活用したいプロセスです。どこかで使ってみよう!と思いました。
地域であれ、職場であれ、「コミュニティ」「組織」という意味では同じで、人間が集まって集団を作っています。目的はそれぞれであっても、中にいる人間の心の基礎は同じなのだと実感しました。そういえば、経営学の大御所、ドラッガーさんは企業でのマネジメントで注目されていますが、非営利組織も教育の場でもその構成員が人間である限り、マネジメントの基本は同じだとおっしゃっていました。
「挑戦してよかった。自分自身の中でも納得した。地域のことがビジネスマンも身近に感じたようだ。」と、終了直後のただ今の感想です。これから先、ふと気がつくことがあると思います。そんなときは、このブログの場で共有できればと思います。
どんなことに活用できるのでしょう?
今、思いつくことは・・・
・防災やゴミ減量などは地域の役員だけががんばればよいというものではないので、企業を通してその従業員の方々に働きかける何かの手掛かりになるかもしれません。
・地域での課題解決の成功事例がビジネスへ応用できるかもしれません。
・逆にビジネスの手法が地域に応用できるかもしれません。
・企業のCSRに関わることかもしれません。
などなど妄想はまだ具体的にはなっていませんが、これから具体的な何かにしていきたいと考えています。
2014-07-21 | ブログ
7月17日は京都祇園祭の山鉾巡行でした。
以前のブログでご紹介しました「社会的合意形成」にも出てきたスサノオ伝説にも深く関係している「祇園祭」です。
(http://www.gionmatsuri.jp/)
以前から一度行ってみたいと思っておりましたが、桑子先生の本を読み、思いきって出かけました。
祇園祭は
京都、八坂神社に祀られているスサノオ、牛頭天王を鎮めるためのお祭りだといわれています。
スサノオは、ヤマタノオロチを退治したといわれるヒーローですが、実は、荒ぶる神としても恐れられていました。
牛頭天王は、疫病を流行らせる神として恐れらていました。
これが、東工大の桑子先生の解釈によりますと、スサノオは河川の氾濫と恵み、牛頭天王は、災害後の感染症等を体現しているというのです。これから迎える厳しい夏を元気に過ごせるよう、心を引き締めて過ごすという願いが込められているとのことです(夏越しの祓いですね)。夏の終わりには台風や大水、災害の後の感染症に気をつけるように、二柱のお心を鎮めておくためのお祭なのです。
(http://www.yasaka-jinja.or.jp/event/gion.html より)
牛頭天王には、エピソードがあります。蘇民将来伝説です。ある日、貧しい蘇民将来の家に武塔神という姿になった牛頭天王が一晩の宿を借りに訪れました。(蘇民将来の前に、お金持ちのお兄さん:巨旦将来の家に行ったのですが、断られました。)蘇民将来は、できる限りのおもてなしをして一晩牛頭天王を泊めたのです。翌朝、出がけに「病が流行ったときには蘇民将来の家だと分かるようにしておけば、子子孫孫まで助けてやろう」と言って旅立ちました。それから流行病のときは「蘇民将来の子孫」ですというお札を家に貼っておけば、その家は助かる。という伝説があります。
この伝説もまた、古来からの災害に対する心構えとなっていると桑子先生はおっしゃっています。
災害等はお金持ち、貧しいということには関係なく、等しく訪れます。そのときには、隣近所助け合わなければ復興できないのだ、という教訓が潜んでいるということです。
そして、牛年生まれの守り神は牛頭天王ですので、八坂神社は牛年生まれはお参りしておきたい神社です。また、数年前に剪定されてしまったのですが、しだれ桜の名所でもあります。夜桜には幽玄な雰囲気が漂っています。
山鉾巡行
山鉾は全部で23鉾。数日前から各町内で見ることができるそうです。それぞれご利益があるそうで、お札やお守りを求めてたくさんの人が訪れていました。
京都市出身の方に伺ったところ、地元の人は宵山がメインで巡行を見物する人は少ないのだとか。巡行を見るのは観光客がほとんどだそうです。鉾は各町内で引くのですが、町内の人に限るということで引く人・お囃子の担い手が減っているという情報もいただきました。今年は150年ぶりに大船鉾が後祭山鉾巡行に復活するそうです。
当日は、たいへん良いお天気で、気温は32度。体感温度はもっと高いように感じました。ほとんど空気が動かない、風が吹かない中、まちかどで配っている団扇をいただき、なんとか涼をとりながら見物してきました。
大変、暑い中でしたが、優雅に進んでいきました。想像ではゆっくりと少しずつ進んでいくイメージをもっていましたが、実際は、進む速度は通常歩くような速さでした。数十歩進んでは、しばらく立ち止まることを繰り返して進みました。
途中の角では、方向を転換します。そこで「回った~」「お~」という歓声があがっていました。優雅な雰囲気の中に荒々しい部分もあり、桑子先生のおっしゃる災害を恐れて(備えて)生きるという教訓があるのだと勝手に納得して帰ってきました。
ゴミ減量の工夫も
7月21日の中日新聞朝刊では、宵山の露店では「ゴミ減量」が行われていたという記事がありました。環境団体、露店組合、京都市などが実行委員会を組織し、約20万食分の食器をリユースできるポリプロピレン製にしたとのこと。実行委員長の談話では「1日当たりの人出は増えたのに、ゴミは減った」ということでした。
そういえば、宿泊したホテルは出るとすぐにこの露店が並んでいるというロケーションでした。散歩がてら覗いてみようとしたのですが、人出が多すぎて、流れのままに歩くという状態でした。
翌朝は、さぞゴミが氾濫しているだろうなぁと想像して朝8時過ぎにホテルを出ると、全くゴミがなく(すでにかたずけられていたのかもしれません)、従ってあの嫌なにおいもほとんどなかったので不思議に思っていたのでした。
このような取り組みがはじまっていたのですね。
次回にむけて
今回は、桑子先生の『生命と風景の哲学』を読んで、ほとんど衝動的に行ってしまいました。八坂神社にまつわる様々な背景は事前に桑子先生の本で学習していたのですが、それ以外はほとんど予習せずに行ってしまったので、後から「あれはこういう意味だったのか」「こんなことも行われていたのか」「あちらにも足を延ばしてみればよかった」と反省しています。
次回は、今回の反省を踏まえて、より充実した祇園祭を楽しむため、事前に情報を仕込んでいかなくては!
ただ、7月末まで祇園祭は続くのです。最終日の茅の輪くぐりにも挑戦してみたい・・・と欲がふつふつと。
2014-07-11 | ブログ
昨年からアレンジして、多様性への理解とコミュニケーション向上を目指して行っているHUG(避難所運営ゲーム)ですが、広がっていきそうです。
1.HUGについて
HUGは 避難所運営ゲームの略です。と言っても「? なぜ?」と聞き返されてしまいます。
実は・・・
H 避難所
U 運営
G ゲーム
の略です。(これをいうと「な~んだ」と言われることが多いのですが)
静岡県の危機管理課が作ったシミュレーションゲームです。カードゲームと言ったほうが適切なのかもしれません。少人数のグループを作って行います。避難所に避難してくる人々のさまざまな事情を聞き、どこにいてもらうかをグループで決めます。その中には、イベントカードというものが混ざっており、そのイベントをこなしていき、最後に会場全体で課題等を共有するというものです。写真のように、仮想の小学校の見取り図、教室の配置図、体育館の見取り図、避難者&イベントカードで行います。
HUGのセットにはCDが付いており、説明用のパワーポイントが入っています。
至れり尽くせりなのです。ただ、ファシリテーターとして見ると、少々手を入れたくなり、進行の方法にアレンジを加え、というよりもほとんどオリジナルにして行っています。進行方法やふりかえりなどはファシリテーターのこだわるところなのです。
2.アレンジ内容
オリジナルHUGのアレンジについて内容(コンテンツ)面では以下のようにしました。
東日本大震災では避難所で3カ月以上(場合によっては半年、1年にもなってしまいました)生活するという想定外のことがおきました。長い避難所生活では、女性や高齢者、障害をもった人、こども、外国人などががまんや苦痛を強いられていたという報告書が多数あがっていきています。特に女性の立場からの聞き取り調査は数多くあります。この報告書から、女性や障害者への対応を盛り込みました。
また、愛知県には(だけではないのですが)外国籍の方がたくさんいます。その方々への対応はどうしたらいいのだろう?という疑問にも対応できるよう配慮しました。
また、私自身が被災地へ言ったときに感じたことや、一緒にオリジナル化した臨床心理士の成田さん(㈱ユナイト http://www.unite22.co.jp/)の2度(7日~10日×2)にわたっての避難所へNPOの心のケアチームとして活動した経験を盛り込みました。例えば、トイレのトラブルや対応、避難所内の人々の様子など、実際にそこにいたからこそわかる情報をイベントカードにあわせて伝えるようにしました。
さらに、名古屋市の防災意識は高く、避難所運営マニュアルが東日本大震災以降数度、改訂されています。この改訂には女性の視点からの避難所運営についても盛り込まれています。避難所開設時には、女性の区画を作ることだったり、女性のリーダーを4割くらいお願いすることなど、避難所での生活が少しでも快適になるような配慮を参考にしました。
HUGをオリジナル化するにあたり、何度かHUGの参加者を経験しました。そのときに、知りたいと思ったこと、未消化で終わってしまったこと、こんな風にしてほしいなぁと思ったことなどは、もちろん反映させました。
これらの観点から、HUGの避難者のカード、イベントカードをチョイスしました。
そして、せっかくチョイスしたカードの内容が参加者のみなさんの心に残るよう、進め方をアレンジしました。
3.広がる予感
昨年、いろいろなところでオリジナルHUGをさせていただきました。その中で、私の所属するNPO法人日本ファシリテーション協会(FAJ)の中部支部定例会でも披露しました。さすが、ファシリテーションを学ぶ人たちの集まり!で、ふりかえりやフィードバックは今後、HUGを進める上で、またHUGの活用できる範囲など大変参考になりました。
そのとき、小学校の先生は、「教員が学校にいる時間帯だったら、避難所を開設するのは私たちだ。ぜひ、これは、他の教員にも経験してほしい。」
あるIT技術者のは、「これは、自然に話し合うことができる!社内のコミュニケーション活性化のツールとして使える!!」とおっしゃっていました。
その後日談が入ってきました。
予算がなく、HUGキットを購入したり、ソーシャル・アクティに依頼したりできないけれど・・・との前置きの後。小学校の先生は、学校で防災の話があったとき、HUGでの体験を共有したと教えてくださいました。みんなが知らない情報なので、ちょっと自慢げに話しちゃった(本人談)そうです。
IT技術者の方は、facebookに社内で行ったHUGの様子を投稿してくださいました。昨年12月のFAJ定例会後、HUGキットを購入し、「半年後、やっと日の目を見ました~」と。そしてなにより、「いつもはあまり話しをしない人達が、自ら立ちあがってHUGに取り組んでくれた!」そうです。
(ワークショップでは、参加者の方は熱中してくるとなぜか立ちあがるのです。)
地域の中でのコミュニケーション向上に効く!だけではなかったのです。学校、会社・・・組織の中でコミュニケーションを活性化させようと思ったら、HUGは効く!ようです。
災害は、地域の問題だけではなく学校、企業、そして家族、個人の問題でもあるのでした。普段からのコミュニケーションがいざというときに役に立つのです。それは、どんな組織でも同じなのですね。
ということで、アレンジしたHUGは広がっていくような気がします。
お問い合わせは?
social-acty@m4.catvmics.ne.jp まで。
2014-07-08 | ブログ
7月5日、6日に横浜市の開港記念館(通称ジャック)でコミュニティ政策学会がありました。
12年前、初めて参加した学会がこのコミュニティ政策学会でした。
その学会で初めて!報告してきました。
報告の内容は
昨年、行ったHUG(避難所運営ゲーム)の後のアンケートを分析して「避難所運営ゲームを通したコミュニケーション向上の調査研究」というタイトルでまとめたものです。
昨年6箇所で行ったHUGを非常勤講師をしている愛知学泉大学の飯田教授にご指導いただき、第1段階としての従来の統計的な処理を行い、有意な差があったものに対してテキストマイニングを行いました。
テキストマイニングは、文章や言葉を統計的に処理したものです。ビッグデータが注目されていますが、ビッグデータの分析もこのテキストマイニング(データマイニング)を行ってマーけティングのデータとして活用しようとしています。
テキストマイニングは、webにあるフリーソフト「KHコーダー」で行いました。(ITに大変弱い私は、泣きながらダウンロードし、何度もTRY and Errorしました。人間、やればできるもんだ!と実感しました。)
年代×性別が有意なようでしたので、クロスしたものをKHコーダーで処理しました。
これらの結果から、今後の取り組みの方向性が見えてきました。これはまだまだ考察が必要なのですが、例として2つほど。
(1)30代40代意識の高い女性に地域のリーダーとして養成していくこと
(2)30代40代の女性と実行には手腕を発揮できる、地域でそれなりの実績のある60代以降の男性がタッグを組んで行動をおこしていくこと
などが効果的に地域内のコミュニケーションが向上する方向にむくのではないかということでした。
今後は、この仮説を検証したいと思っています。どこかで実行したいと願っています。
(概要はPDFをご覧ください。)
短い時間で新しい図や概念を説明することはたいへんでした。そして、緊張が報告を始めても解けず・・・早口になってしまいました。
いつものように「みなさん、HUGって聞いたことがありますか?」などと手を挙げてもらったり、「これは、H=避難所、U=運営、G=ゲームの頭文字をとったものなんですよ~(笑)」をしたら、調子が戻ってきたはずなのですが。
学会だから、そんなふざけたことはまずいだろう。とか。学識を持った方々が聞いているのだから、それくらいのことは知っているだろう、知っているはず。などと勝手に思いこんでしまいました。学者の方々も、知らないことは知らないのですよね。
次回、チャンスがあったらもっと丁寧に説明しようとKPTシートにメモしておこうと思いました。
*KPTシート:ファシリテーションのツールの一つでふりかえりの際に使います。
用紙を3つに分け、K(keep)、P(problem)、T(try)を書き出していきます。Kは良かったところ、今後も続けたい事、Pはちょっと残念だったこと、課題だったこと、Tは次回こうしたいこと(Pを踏まえても、ふまえなくても可)を書きます。この話し合いに参加した人はよく理解でき、共有できます。
ふりかえりには最適なフレームワークと言えます。 参加していなかった人には少し雰囲気が伝わりにくいところがあります。