ソーシャル・アクティ まちづくり&組織の活性化・ファシリテーション

社会が、一人ひとりが、生き生きと生活できる社会の実現をめざしています。

ブログ・お知らせ
2019年 8月

浦添市での公園ワークショップ、ニュースレターが掲載されました

2019-08-24 | お知らせ

3月から始まりました、沖縄県浦添市での公園ワークショップ。

ゆいレールの延伸に伴って公園がオープンします。

その公園を市民と協働して、事業者も一緒になってマネジメントしていこうという取り組みがあります。

市民協働の部を担当しています。

 

浦添のみなさまの温かいお気持ちに触れながら、楽しくやっています。

その第3回のニュースレターがホームページにアップされました。

ご高覧くださいませ。

http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2019081600021/file_contents/news.pdf

美味しく防災食

2019-08-20 | ブログ

地域防災のお仕事で4年ほど関わった地域が、地元の岡崎市内にあります。

契約関係が終わっても、関わっている…というよりも、参加させていただいております。

 

お仕事では、「女性のボウサイ、まちづくりの会(略して JBM ほとんど、女子会です)」を立ち上げ、自治会の総代さん方との調整などをしながら継続した活動を行うというのを目標にして活動のお手伝いをしました。

 

JBMの活動は

この女子会、毎月1回、地域の市民ホームで1時間半~2時間くらい、少しずつ人数を増やしながら集まっています。3年も続いています!

お茶を飲みながら、防災について話し合うのですが…

地域の市民ホームなので、場所代は無料。お茶は、みんなで少しずつ出し合って(もちろん、お土産もあり!)いますので、とってもリーズナブルな会です。

 

話題は、防災に関することなら、なんでも!

身近なことが中心ですが、本当に楽しい会です。(で、お仕事が終わってもいたい!と思うような、内容も勉強になり、居心地もとても良い会です)

 

・災害時に困るのは、トイレ。今あるものを活用していろいろな防災トイレを体験

・地元の消防署へ行き消火器体験やレッドサラマンダーに乗る体験

・お隣の豊田市にある防災学習センターに行って、防災の体験を含めた勉強

・近所でボヤがあったときは、そのときのみんなの行動→どうしたらいい?

・災害伝言ダイヤル「171」に実際に電話をしてみる

・ご近所の電気屋さんをゲストに、火災報知器について学ぶ→家電の便利な使い方まで!

・町内のお寺で行っているまるしぇに出店してみる

などなどみんなのアイデアで勉強と体験、町内への広報を行っています。

月に一回のサロンのようなイメージです。

 

お隣の市の防災学習館に行きました。

お寺のマルシェにて

防災食体験!

自宅避難が一番ラクだよね!ということで、この日は、(自宅でできる)防災食を体験しよう!でした。

市民ホームのコンロなどを使って、防災食をつくりました。

メニューは…

・ごはん(ビニール袋、シップロックに入れて炊く。それぞれ空気を抜いたもの、抜かずに炊いたもの)

・α化米(お水で戻す)

・サバマリネ(ビニール袋に入れて混ぜる、お皿の上で混ぜる)

・じゃがりこのポテトサラダ(お湯と水で比較)

・メンバーが漬けた奈良漬け、梅干し、らっきょう(塩味が足りないときの代替品になりました)

材料やラップ、食器も持ち寄ってわいわい作りました。

さすが!みなさん手慣れたものでした。特にご飯はツールにも凝って、これでできるのか?あれではどう?といろいろな工夫をしてみたくなりまして…。

お米を炊いています

じゃがりこポテサラ。じゃがりこはポキポキと折ってからお水やお湯をいれるとよいようです。

食べ比べ。まな板も牛乳パック!

 

そして、味見。

美味しくいただきました。

ご飯も美味しく炊け、微妙な違いを堪能…ではなく比較しつつ。

 

食べた後のふりかえりでは

・意外に美味しかった。

・ごはんも、お茶碗一杯分、二杯分だけ炊けばいいというときにやってみよう。

・普段から水や火を極力使わないメニューを作っていると、いざというときに慌てないかも。

・水の備蓄は絶対に必要だと思った。

・醤油とマヨネーズは、備蓄しておきたいね。

・はさみも必要。

などの感想がありました。みなさん、真面目に取り組んでいらっしゃいます。

 

次回は、10月にあるお寺のマルシェ出店に向けての話し合いです。

これがまた、楽しい催しです。楽しいから続くのですね。

そして、いざというときには役立つはず!


 

今年の夏は子どもたちとのワークショップ三昧!

2019-08-13 | ブログ

暑い日が続いておりますね。夏と言えば!毎年、夏になると楽しみにしていることがあります。

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2つのワークショップ

愛知県幸田町でのワークショップ2つです。

【子どもと大人の合同ワークショップ】

一つは、「子どもと大人の合同ワークショップ」で、小学校6年生の子どもたちと子どもの権利施策推進会議の方々が「子どもの権利」について語り合うものです。

子どもと大人が「子どもの権利」について話し合う。大人は少しずつ人が入れ替わりますが、子どもは、毎年異なります。小学校6年生なので、当然なのですが…

子どもたちが「子どもの権利」について考えたことを最後にアンケートで教えてもらっています。

すると、

・「子どもの権利」は身近にあるものなんだ

・自分に権利があるのだから、友達にも権利があるんだ

・自分が考えたことを言ってもいいんだ

などのコメントが書いてあることが多くあります。

これを読むとワークショップをしてよかった(ファシリテーター冥利に尽きる)と思います。

 

また、

・知らない大人が自分たちの話を真剣に聞いてくれたり、しっかりと聞いてアドバイスをしてくれたりしたことがうれしかった

というコメントもあります。親や祖父母以外の大人と話す機会が少ない今の子どもたちが、異世代の(しかも、ずいぶんと年齢が離れた)大人とちゃんと対話をする経験は、とても尊いものではないかと思います。参加した子どもたちの今後に、良い影響がありそうです。

子どもたちが異世代の大人と話をするという機会が減っているのだろうなぁと感じることがよくあります。経験がなければ、成功体験がないので、できない(というか、やろうと思わない)ですよね。

この体験が子どもたちの心に残ることを期待したいです。

 

 

【子ども会議】

もう一つは、「子ども会議」です。幸田町内の中高生16人が、子どもの権利に関すること(毎年異なるテーマです)について語り合います。

「子どもの権利に関する条例」の策定段階から、お手伝いをさせていただいております。

こちらは、高校生にリーダー(というよりも、ファシリテーター)になってもらい、2日間の会議を進めます。

事前に、高校生に「よろしくね」とお願いしておくと、自覚をもって頑張ってくれます。

うまく中学生の話を引き出して、まとめていってくれます。やればできる!のですね。

2日間終わった後は、頼もしくなったように見えます。

(今年は、8月後半に開催予定です)

昨年は、SDGsと幸田町の総合計画について子ども会議をしました。最後はもちろん!自分で取り組むことの宣言。

 

 

今年はさらに!

商業高校生とまちづくりのワークショップ

沖縄県浦添市にある浦添商業高校の有志8人と、「公園を中心にしたまちづくり」のワークショップをしました。

大人のワークショップのプログラムを授業で行った結果をまとめて発表してくれました。

その発表を聞いた後、公園の利活用カレンダーをつくりました。どんなイベントをどこで、いつ頃やる?を一覧表に書き込んでいくというワークショップです。

地域の中の公園、モノレールの駅前としての公園、観光客も来る公園…たくさんの顔を持つ公園になりますので、利活用も多面的に考えてくれました。

アイデアの中には、

・老人施設が前にある広場では、みんなの健康のためにラジオ体操をしよう!

・花や木を植えたい。そうすると水やりもしなくてはいけない。だったら、イベントにして楽しんじゃおう!

・自分たちが授業でやっている「販売実習」を公園でやってみよう!小学生もやりたかったらサポートしてあげるのもいいかも!

など、自分たちでできること、やっていること、ちょっと背伸びしたらできることをここでやろう!という姿勢がとてもステキでした。

 

 

 

いわき市と岡崎市の高校生の交流会

高い放射線の場所から、一定期間低いところへ行く「保養」。特に、育ち盛りの子どもたちには必要です。

岡崎市からいわき市へ嫁いだ方が中心になって、「おいでんプロジェクト」というのを2011年から年に2回、毎年行っていらっしゃいます。

このプロジェクトの中に、いわき市と岡崎市の高校生の交流会(未来会議@岡崎)があります。

今年は、この交流会のファシリテーターをさせていただきました。

いわき市と岡崎市の誇りでコラボすると何ができる?で話し合いました。

・岡崎おうはん(おいしい玉子です)をいわき市の温泉で温泉卵にする

・八丁味噌といわき市のジャムをコラボさせて新しい食品をつくる

・オカザえもんがハワイアンズで踊る

など、できそうなのに、今までなかった~というアイデアがたくさんでました。

(「後で、商工会議所へ提案しに行くわ」と主催者もおっしゃるくらい!)

中日新聞さんに掲載されました

 

 

*未来会議は3.11の後、東日本復興支援財団さんが被災した方々の本当のニーズを調査するということで、ワールドカフェで意見を頂いていたことから始まります。ワールドカフェを体験したいわき市在住の方(チーム)が「今、被災地に必要なのは対話だ」ということで、ワールドカフェで語り合う会(未来会議)を始められました。

今では、日本全国からお誘いがあるそうです。

 

子どもの対話の場にいることは

18才までは子ども(子どもの権利条約で定義されています)。

子どもたちと過ごす話し合いの場では、はっと気づくことがあったり、そういう見方があったかぁと思ったり、納得したりと、刺激的なコンテンツがたくさん出てきます。

とても、楽しい時間です。そして、終わった後も、ずっと心に残っています。

子どもと対話することは、今を未来のためにどう過ごしていけばいいのか?何をすればいいのか?が少し見えてくるような気がします。

大人として、何を残していけばいいのか?大人も自分に問いかけるとてもいい機会です。

 

チャンスがありましたら、是非、子どもたちの対話を聞いてみてください。

ニュースレター第95号「高校生と公園の使い方を考える」

2019-08-03 | ニュースレター

地元の大人がマークマネジメントをしようとワークショップを重ねています。
そんな中、地元にある商業高校が協力してくださることになりました。

高校生の有志が集まって、大人のワークショップと同じ内容で進めてくださっていたので、とても進めやすかったのです。その日の成果は、当日の夜に開催される大人のワークショップに反映させるように企画しました。

高校生のアイデアは、2つに分けられそうです。

一つは、自分達ができそうなこと、実際にやっていることを少し背伸びして考えてくれたもの

もう一つは、公園を管理するにあたり、義務的に考えられている作業(草取りや水やりなど)をイベントにして楽しもう!というものでした。

高校生のアイデアに大人は刺激を受けて、話し合いが活発になりました。

今後は、おなじて同じテーブルで話し合いができるようにしたいと思います。

ニュースレター第95号「高校生と公園の使い方を考える」こちらからご覧くださいませ。

 

 

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