ソーシャル・アクティ まちづくり&組織の活性化・ファシリテーション

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ブログ・お知らせ
2021年 9月

植物ってすごい!彼岸花

2021-09-21 | ブログ

1年に2回お彼岸がきますね。
コロナ禍で自粛していても、お彼岸が来て季節は確実に移っていくことを思います。

そのときには、必ず咲いているのが彼岸花。
この頃は、赤(というよりも朱赤のような)だけではなく、白い(オフホワイト?)も混ざって咲いているのが見えます。
真っ赤な絨毯の中に、白が混ざっていると、目がほっとします。

ほおっておいても、いつの間にか、お彼岸が近づくと芽が出てきて、すすっと茎が伸び、花が咲いています。
自然ってすごいです。

(これは、愛知県半田市の矢勝川の彼岸花です。1.5㎞にわたって咲いています。圧巻です。)

彼岸花の名所と言われる場所は、どなたかが「地域の名所にしよう!」「いろいろな場所から見に来てもらおう!」と植えてくださったものが多いです。
なかなか自然に任せておくと、彼岸花一色とはなりません。

人工的とはいえ、ため息が出るほど見事なものです。

日本各地に彼岸花の名所がありますが、岡崎にもあります。(というか、できました)

その前に…
「葵桜」と呼ばれる河津桜の並木があります。
この並木は、堤防の前に住む方が、桜(ソメイヨシノが中心)の名所、岡崎でソメイヨシノよりも前に咲く河津桜を植えて、岡崎を楽しんでもらおう!と植えました。
その後、県や市との確執もありながら、市民の方々を巻き込んで植え続けられました。

岡崎の葵桜の並木です

葵桜を見下ろせるレストラン「ローレライ」では、桜の季節には、こんなオプションも!

そして…
河津桜の根本に彼岸花を植えて、訪れる人に楽しんでもらおう!と植え始めました。

資金は、ご自宅のガレージでフリーマーケットをしたり、寄付を募ったりと精力的に活動していらっしゃいました。

数年前に、ご他界されていまわれたのですが…
きっと、お彼岸のたびに美しくなっていく堤防をご覧になっていらっしゃるのだろうなぁと思います。

花の名所だけでなく、いろいろな名所で市民の想いがカタチになっているのでしょう。
地域のことを思って、私財も投入して…。尊い活動だなぁと思います。

見に行くことくらいしかできませんが、その場を盛り上げてくださっている方々に感謝しつつ、
「きれい!」とため息をついて来ようと思います。

(行ってまいりました!葵桜の下に咲く彼岸花。これから株が増えていきます!)

まちづくりには、「よそもの、わかもの、ばかもの」が必要だといわれています。
よそもの:そのまち以外から来て、そのまちが好きになっている人
わかもの:次世代を担い、頭もやわらかい人
ばかもの:その地域に住み、自分の時間や私財も費やして地域のことを(ばかと呼ばれるほど)考え行動している人

「ばかもの」の呼称には少し抵抗がありますが、そういう尊い方々のお陰でまちがある!
ということを感謝とともに忘れないでいたいと思います。

子どもたちの遊び場はどこへ?

2021-09-13 | ブログ

昨年、2020年3月に、突然学校が一斉休校となりました。
そのときは、午前中は静かだったものの・・・

午後3時くらいからは、小学生の子どもたちが走り回っている声が聞こえてきて、きっと『モモ』がみんなが帰ってきた!と喜んでいるのでは?と思っていました。

モモは、ミハエル・エンデの作品の中に出てくる小さな女の子。
いつも広場で子どもたちと遊んでいたのに、時間泥棒がまちにやってきて、大人には時間を効率的に使ってお金を儲けましょう!と言い、
子どもたちには、塾へ行ってもっともっと勉強してお金を儲ける大人になりましょう!と言って回っていました。
そして、いつの間にか、一緒に広場で遊ぶ子どもはいなくなり…
モモは、子どもたちと楽しい時間を過ごそうと、時間泥棒をやっつけに行きます。


(アマゾンより)

という物語です。

子どもたちに外で遊ぶ時間ができたのだなぁと思っていました。

ところが、 今回の緊急事態宣言では、子どもたちにも感染が広がっている!ということで、公園の遊具は使用禁止になってしまいました。
新聞では見ていたのですが、​実物を見てしまうと、やはりショックでした。


 

それでも、小さな子どもは砂場で遊んでいたようです。(少し救われた気持ちです)

シーソーやブランコは使用禁止になっていないものの…
きっと、公園に遊びに来る子どもがとっても少ないのでしょう。
ブランコの周りには、いつの間にか木が生え、大きく茂りつつあり、足元は草でいっぱいになっていました。

今まで、こんな状態の公園を見たことがありませんでした。
人が歩かないし、毎年町内会で行っていた草取りもされず…
草はどんどん伸びていくですね。

ゲートボールはやっているようなので、なんとか、そのあたりは無事に土が見えています。

公園の隣にある神社も、こんなところにまで!と驚くほど草が茂って…

早くコロナ禍が収まってほしいと思いました。

ここ1週間ほど、神社を散歩しながら、草を取っています。
自分が草を取ったところを歩くたびに「よしよし、きれい♬」と思いながら悦に入っています(自己満足です)!
少しは、人が出歩いていたときの地面に近づきますように。

コロナ禍で新しい生活様式になっていくと言われています。
公園がもっと地域の人たちの心のよりどころになっていきそうな気もします。
そのときのために?草取りに励もう!と思います。

ニュースレター第120号「FAJ定例会 AI×ファシリテーション」

2021-09-01 | ニュースレター

6月のFAJ(日本ファシリテーション協会)ファシリテーション・サミットで行ったハイラブル(株)オンライン会議のデータシステムを使って東京支部定例会で話題提供させていただきました。

6月と趣向を変えて、フィッシュボウル(中で話す人々を観察者が観察して、ふりかえるというファシリテーションの方法があります)を行いました。

客観的なデータを見ることは、感情が入り込まずに冷静に観察することができました。
また、そのデータも興味深いもので、ファシリテーターの癖や進行方法が見えます。普段、見えていないものが客観的に見える!
ふりかえりをするには、とても貴重な体験をさせていただきました。

まだまだ活用の方法がありそうです。

ニュースレター第120号「FAJ定例会 AI×ファシリテーション」こちらからご覧ください。


 

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