2021-03-25 | ブログ
先日、緊急事態宣言が解除されてすぐに下呂温泉に行ってきました。
(いろいろなお祝い事をしたくてもできなかったので、まとめて一度に!)
愛知県からさっと行ってさっと帰れる、そして温泉!ということで、久しぶりに下呂温泉に。(https://www.city.gero.lg.jp/kankou/node_7779/node_29737/node_29747/node_32234)
こんなことを考える人たちもやっぱり、ある程度いて…
特に卒業旅行だろうなぁという若者をたくさん見かけました。
きっと、コロナ禍でなければ海外に行ったりしていたんだろうなぁ。そう考えると、日本国内で旅行してくれれば日本経済のためにはプラスかも?
噴泉池の楽しみ
さて、今回、問題意識を持ってでかけたのは、下呂温泉名物の「噴泉池」でした。
飛騨川の河原に源泉が湧き出ていて、そこが無料の温泉で、誰でも24時間いつでも入れる!
温泉に浸かりながら、川面と同じ視線で360度の眺めを楽しむ!
というとっても素敵なスポットです。
20年ほど前に、友人と4人で出かけ(女性は水着の着用OKなので)、水着に着替えて入った!ことがあります。
女性一人では中々勇気が持てず、体験できなかったので、念願の噴泉池体験でした。
その後、下呂に行くたびに噴泉池を眺め、「よしよし。今日もみんなに楽しまれているね」と勝手に喜んでいました。
災害を超えて
昨年2020年7月に豪雨があり、噴泉池のある飛騨川も被害を受けたとのことを耳にしていたので、現在の様子を確認しよう!という気持ちもありました。(噴泉池、大好きなんだなぁと自分でも呆れつつ)
遠くからみていると、人がいるようなのですがお洋服を着ていて…(あれ?水着の人がいない 💦 きっと、見ているだけなだけなんだよね~)
近づくと…
なんと!足湯に変わっていました(泣)
リニューアルした噴泉池では、多くの若者が足湯を楽しんでいました。
温泉に浸かるよりも、ハードルが低く、たくさんの人に楽しんでもらえるのだということが分かりました。
ということで足湯に変更作戦は、大成功なのかも!と思いました。
SNSが賑わいを創るを実感!
さらに!
下呂のまちを歩いてみると、スウィーツのお店が増えていて、若者がたくさんいました。
インスタ映えするスウィーツで賑わいを取り戻せるんだということを実感しました。
合掌村の近くにある「とちのみせんべい」直売所でも、とちのみモンブランが若者に人気。
下呂のバターを使ったスウィーツ屋さんとか…
まちのあちこちで若者が並ぶお店が見かけられました。
若者の情報収集力におどろきつつ、
「わかもの、よそもの、ばかもの」がまちづくりの要という言葉を実感してきました。
とっても素敵な建物や玄関の旅館が閉まっているのを目にして寂しかったのですが、新しい息吹も感じられて、春が近いことを感じた旅でした。
2021-03-17 | ブログ
整備中の公園で市民協働で行う社会実験を行いました。
市民ワークショップから発生した社会実験の試みです。
昨年の12月から話し合いがは始まりました。
そして、月に1回の話し合いから頻度が上がっていき…
3月12日、13日の2日間イベントを行いました。
話し合いが進むにつれて話し合いに参加する市民も徐々に増えていきました。
参加した市民のみなさんの巻き込み力も素晴らしかった!
その話し合いの進行をお手伝いさせていただきました。
イベントは…
公園の一角に花壇をつくり、そこに種を撒いたり花を植えたりするというものです。
先行して大学の研究室が関わってくださった市民農園があり、そこを利用している保育園も参加してくれました。
せっかく参加してくれる子どもたちが楽しんで種を撒くには?
コロナ対応はどうする?
花を植えるデザインは?
などなど、いろいろなことを話し合いました。
イベントだけでなく、花や種に必須の水遣りもみんなで考えるという素晴らしいみなさんです!
自分ごととして捉え、積極的に〇曜日なら水遣りにいけるよ。土日のどちらかならいけるよ。など、面倒なことも積極的に引き受けてくださっています。
企画のプロセスは…
全部で13回の話し合いが行われました。
時節柄、リアルで参加できる方、オンラインで参加される方とハイブリッドで行いました。
少しずつ、オンラインの方も増えたので、ファシリテーターだけがオンラインということがなくなり、心強く進めることができました。
やっぱりオンライン参加は複数でないと!
話し合いのプロセスは、5段階となりました。
1.始めは、目的は何か?どんな規模の社会実験をするのか?について話し合いました。
(この時期の話し合いは前に進まず、ぐるぐる迷走状態だったような気がします)
2.次は、新しいメンバーが加わって、リーダーが決まり、日程ややることが決まっていきました。
(リーダーと研究室が支えあって企画書を作成してくれたことが大きく進んだ要因だと思います)
3.こうしたらもっと楽しんでもらえるのでは?こんなことできるよとアイデアや、自分のできることを持ち寄って楽しい企画が加わっていきました。
(ぐんぐんコトが進む時期なのだと思いました)
4.そして、イベントの日にちが近づいてくると、ラストスパート!
きめなく決めなくてはいけないこと、当日のシミュレーションなど事務的な内容を詰めていきました。
(チームとしてまとまっていくという実感が持てる時期でした)
5.当日!
みんなが自主的に参加者が楽しんでくれるように行動をしていました。
(もう、立派にチーム!でした)
成功のポイントは…
ファシリテーターは
はじめは、本当にできるのか?とちょっと不安もありましたが、ファシリテーターが疑いを持ってはいけない!ですよね。
無事にイベントが成功した(完了!)というイメージと覚悟を持って進めました。
チームメンバーは
みなさんが前向きに「やる!」ことを前提に参加してくださったこと。
ご自分のできること(ノウハウや物品、コネクションなど)を積極的に出してくださったこと
公園管理の企業さんが積極的に関与してくださったこと
大学生、大学院生、そして、研究室の先生が推進力になってくださったこと
そして、なにより、みなさんが楽しんで参加してくださったことが大きいと思います。
さらに、
中間で支援してくださる組織の方が、参加される方々への連絡やハイブリッドの場の設定など、細かなところまで支えてくださいました。
ありがとうございました。
市役所の方も、場を貸してくださったり、使用許可など行政の手続きをしてくださいました。
市民と企業・社会福祉法人、行政、中間支援組織などが本当の意味で協働をしたなぁと思います。
規模は小さいイベントでしたが、内容は本当に大きな意義を持った社会実験となりました。
企画側で参加してくださったみなさま、参加者として参加してくださったみなさまのお力です!
感謝しております。
本当にありがとうございました。
ファシリテーターとしても、とても楽しい社会実験でした。
この頃、このパターンでやればよい!というお題は減って、手探りで進めていくということが増えてきました。
参加している方々と一緒に手探りで進むと、チームビルディングにもなり、決定事項には納得感がありました。
協働をすすめていく時代が来た!と思いました。
2021-03-04 | ニュースレター
総合計画の策定時には、市民の意見を聴くというステップが組み込まれるようになっています。
今回は、オンラインで若者の意見を聴くという会をお手伝いさせていただきました。
Uターン、Iターンしてきた方々も参加してくださって、リアルなワークショップではなかなかお会いできない方々でした。
戻ってきた理由や現在の気持ちなど、教えていただけて、とても勉強になった会でした。
会も盛り上がり、お酒をいただきながら話したいねと口々に言ってくださったことがうれしい会でした。
オンラインも慣れてくると、つながりをつくることができるということも、分かりました。