2024-09-11 | ニュースレター
子ども基本法では、子どもが関係する自治体の施策や計画などには、子どもの意見を聞くことが定められています。
今年の「子ども会議」では、子どもにどんな方法が良いのかを聞いてみました。
参加の方法を子ども自身に聞いてみよう!という試みです。
ギガスクールのお陰で、子ども達の参加はしやすくなったように感じました。
1人1台のタブレットを持っているので、アンケートや意見聴収などが簡単になったようです。
文字だけでなく、動画を使っての説明も分かりやすいなど、
大人にも応用できそうな方法も出ました。
ニュースレター第126号「子どもが考える子どもの参加」
ごらんください。
2024-08-27 | ブログ
毎朝8:00、TVの前に座って、「寅に翼」を見ています。
共感する部分やいまどきのテーマがたくさん盛り込まれていて、いつも引き込まれています。
8月の暑い日(このごろはいつも、毎日、熱い)に名古屋市市政資料館の「虎に翼」企画展に行ってきました。
https://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000176904.html
モデルとなった三淵嘉子さんの生涯、名古屋地裁(今の市政資料館)でのご様子
そして、寅に翼の番組紹介
など、盛りだくさん!でした。
市政資料館では

この階段に明律大学の女子部のみなさまが並んでましたよね。
市政資料館には、喫茶店が入っていて、軽食もいただけます。
(Light Houseとい名前でないのが、ちょっと残念(笑))
その日は、軽食を喫茶店でいただいた後、企画展、そして、資料館の中を探検しました。
市政資料館は元は名古屋地方裁判所https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/52-7-5-0-0-0-0-0-0-0.htmlでした。
大正時代に造られ、昭和54年、名古屋市の丸の内にある現在の裁判所に移転するまでの60年裁判所として活躍したとか。
中に入ると、いまでも「壱号法廷」とか「控室」など、裁判所のときの部屋札がちゃんとかけられています。
(テンション上がってきます)
そして、正面玄関から入った正面のステンドグラスは、なんと、天秤!
(法律を司る女神、テミスが左手に持っているのが天秤です。公平・公正を表しています。)
こんなところにも、興奮するツボが!
見どころ満載な建物ですが、今回の発見は、地下があり、なんと拘置所だったということです。
地上の装飾とは対比的で、急に飾り気のない、冷たい印象の空間になっていました。
やはり、拘置所…
企画展では
法服の展示があり、申し込めば無料で(10分間)着ることもできました。
もちろん!お借りしました。
弁護士、裁判官、検察官と各色があったのですが、
寅子が戦前、なりたくてもなれなかった裁判官の紫の法服を選びました。
ご本人は、弁護士経験があったからこそ、裁判官としてのお仕事が、信念貫くことができたのかもしれません。
などと、想いを巡らせながら袖を通しました。
ファシリテーターと法律?
はて?(笑)と思われるかもしれません。
まちづくり分野のコンサルタントの方には、建築系、土木系の方が多いのです。
もちろん、地域経済という分野では経済や経営分野の方も増えてきました。
そして、環境について学んだ方や情報分野の方も!
法学部出身の方は少ないような気がします。
そういう方とまだ、お話ししたことがありません。
もちろん、自治体の方には法学部出身のかたは多くいらっしゃいます。
(地方自治と言って、理解してくださる方が多いのも、心強いです)
異端の分野のファシリテータ―だからこその視点があるのでは?と思っています。
(条例づくりのお手伝いはとても楽しかったです)
もちろん、周りの分野の勉強もしながら、ファシリテータ―を務めて行こうと思いました。
2024-08-15 | ブログ
以前、確かNHKの番組で、工業デザイナーの方が出演され、「新しいアイデアの生み出し方」をレクチャーしていました。
本当は、披露したくないけど(笑)と言いつつ。
ありがたい方法を教えてくれました。
それは、マインドマップ(とは明確におっしゃらなかったかも)を描き、端にある言葉をくっつけてみる。
すると、とんでもない組み合わせが生まれ、遊び心を刺激する。
そこから、アイデアが生まれるとのこと。
(マインドマップの例)
ジェームス・ヤング『アイデアの作り方』でも、アイデアは今あるものの組み合わせだと言われています。
その組み合わせをどうつくるのか?が課題であり、楽しいところのようです。
組み合わせる!
きっと、いくつかの段階を経てアイデアになるのでしょう。
1.組み合わせの要素をどのように出すか?
2.要素を整理して
3.どのように組み合わせるか?
4.出てきた組み合わせの中で、何をチョイスするか?
(もしかしたら、5.そのチョイスがそもそもの趣旨にあっているか?または合わせるか?があるかも)
上に出てきたマインドマップは、1.の段階かと。
先日、とっても楽しい組み合わせを生み出す場面に遭遇しました。
小学6年生が、自由研究のテーマを考えるワーク。
「ゴキブリのパワーを調べる」というようなものでした。
いくつか自分で出したワードから「ゴキブリ」「パワー」「調べる」を組み合わせて、面白いテーマになりました。
言われてみれば、約3億年(一説には2億6000万年)前に誕生したゴキブリ。
大きな天変地異をくぐり、生き残ってきました。
ゴキブリ用の殺虫剤でもなかなかしぶとい(笑)
生命力を感じます。
その小学生は、そのパワーの源は何か?を調べてみたい。
そして、何に使えそうか?を考えてみたい。
となったとのことでした。
思いもよらない、楽しそうなアイデア!
これも組み合わせのなせるパワーなのですね!
身近なことからのアイデア出しも楽しそうです。
組み合わせを楽しむ、その仕掛けを考える!
言葉を入れ替えて楽しんでみる。
そのプロセスをどのように楽しむか!がカギだと思いました。
もちろん、マインドマップもあり!
組み合わせを考えるなら、カードに書きだすもあり!
辞書からランダムにピックアップするのもあり!
ブレストの方法から、組み合わせの楽しさが始まるかもしれません。
新しいアイデアが生まれる場を創ることも、ファシリテータ―の役割(楽しみ)の一つだなぁと思いました。
これを考えるのも、組み合わせ(笑)ですね。
2024-08-12 | ニュースレター
名古屋市生涯学習課では、市民が講師になって講座をする、という取り組みがあります。
その講師をするみなさんに研修をさせていただきました。
内容はなんと!ワールドカフェでした。
と言っても、ワールドカフェをお伝えしたのではなく・・・
ワールドカフェで進めました。
みなさん、お得意の分野がさまざまなので、一様なお話ではカバーできないと思いました。
そこで、参加者のみなさんからノウハウやエッセンスの共有をしていただこう!
きっと、そのほうがみなさんのお役に立つのでは?と実行しました。
結果は、もちろん!大盛り上がりでした。
ニュースレター第155号「生涯学習で講師をするみなさんとの研修」
こちらからご覧くださいませ。
2024-07-31 | ブログ
先日、工業系の大学院で、2040年の〇〇地域、住む人にとって、訪れる人にとって、どうなっている?の発表会を見学する機会をいただきました。
社会人もいる大学院修士1年生のみなさんが前期の授業で(なんと合宿まで!して)テクノロジーを実装した近未来のまちを考える
というものでした。
(未来都市って、昔はこんなイメージが描かれることが多かったかと…)
ブレストの方法
この中の、ブレスト(ブレインストーミング:アイデア出し)の仕方を担当しました。
社会人大学院生が各グループに1~2人はいるので、考える内容はバランスがとれそうです。
今年は、もっと社会全体の未来を見つつ、検討していただきたいなぁと思い、
「STEEPブレスト」を提案しました。
STEEPブレストは
S social
T technology
E economy
E echology
p politocs
この5つの分野の未来への兆しをブレストするというものです。
これは、12年ほど前にFAJ(日本ファシリテーション協会)中部支部のイベントで行った、「未来シナリオ」のブレスト部分でした。
これが社会を全体から見る事ができて、いろいろな分野の変化にも注意がいくので、使い易いなぁと思っていました。
(もちろん、その後も活用していました)
これが、先生方に響いたようで、今回採用してくださいました。
先生方もtechnologyに偏っていると思ってくださっていたようで、
STEEPブレストの前に、PEST分析というのを行っていらしたそうです。
P politocs
E economy
S sociaty
T technology
の各分野からマクロ分野を分析するという手法です。
PESTにもう一つ、E(環境)が入ったという事なのですが…
この後、合宿して、STEEPを掘り下げ、SFプロトタイピングの手法で未来の〇〇地域にテクノロジーを実装すると?
を検討してプレゼンされていました。
もう、どんな成果がでるか?に興味が湧きすぎて、発表会を見学に行ったのでした。
テクノロジーとまちの未来
結果は、写真などは撮っていないので、お伝え出来ませんが…
〇〇地域は2040年にこうなっている!
その特徴として、より楽しめるために、もっとウェルビーイングになるために…
など院生さんの研究分野を活かした発表が10グループ!
ポスターセッションも楽しかったです。
その中で、一番、身に染みたのは、
認知症を治す(治せるのか?)ために、回帰療法をする、そのためにはVRを活用する。
というようなプレゼンでした。
そろそろ、気になるお年頃には、惹きつけられるテーマでした(笑)
SFプロトタイピングは
「SFストーリーの創造する想像力を活用して科学技術の発展を基に現実的に起こりうる、小説の世界のような未来のストーリーの作成から着想を得て、未来予測を行い、その未来予測からのバックキャスティングにより、企業における事業企画や研究開発戦略を思考・創造する手法。」
https://www.murc.jp/library/terms/aa/sfprototyping/
とあります。
未来シナリオは、STEEPブレストをして、未来を予想し、バックキャスチングをする。という方法です。
アプローチが少し異なるだけで、大まかな流れは同じなのだと(大まかに)理解しています。
10年以上前からある未来シナリオ(シナリオプランニングの簡単版)がテクノロジーにフォーカスして未来を考えているような気がしました。
新しい進め方!とはいっても、ベースになる進め方があるのだ。時代や検討の対象によって手法を少し変えれば良いのだ!
ということが分りました。
未来を考える、予想するワークショップ
未来シナリオをSFプロトタイピングと並べてみたり、
他にもある未来を考える進め方(フューチャーセッション、フューチャーサーチなど、たくさんあります)との関係性も比べてみると、興味深いものが出てきそうです。
私自身も新たな課題もいただいた、発表会でした。
名古屋工業大学のみなさま、
ありがとうございました。

