2022-12-07 | ニュースレター
日本ファシリテーション協会(FAJ)として、毎年1回、定例会で「AI×ファシリテーション」を行っています。
ご一緒するのは名古屋工業大学の白松研究室様です。
白松先生は、資源言語処理をご専門に研究していらっしゃいます。
先生のご研究は難しそうで、よく分からないのですが、
ファシリテーションとの親和性が高いようで、さまざまなお声掛けをしてくださいます。
その中身を少しですが、ニュースレターでご紹介します。
よろしかったら、ご覧くださいませ。
2022-11-25 | ブログ
東京、目黒にある雅叙園。
(https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event)
名前だけは聞いていたのですが…
今回、ご縁があり、行ってまいりました。
今回は、時間の都合で「百段階段」だけを見学しました。
この百段階段は、東京都の有形文化財になっています。
今の目黒に移転したのが、昭和6年。料亭として目黒に建てられたそうです。
映画の舞台に!
百段階段は、映画「ぼくは線を描く」の舞台となっているそうで、平日でしたが見学の方が意外に多く驚きました。
その映画にちなんで、企画展示は水墨画でした。
映画の主人公が師事する の絵も展示されていました。なんと、墨の香りの香水も漂っていました。(墨の香り…こんな香水があるなんて!)
残念ながら、この映画を見ていなかったのですが、
きっと、見ていればより楽しめたような展示もありました。
主人公が描いたという椿もありました。
百段階段!
百段階段は99段の階段がまっすぐに延びていて、途中、途中で階段の横に7つお部屋がありました。
そのお部屋一つ一つが凝っていて…
贅沢な趣向が凝らされていました。
2時間ほどでしたが、日本の伝統文化を堪能しました。
畳に座って、ゆっくりできたら、至福の時間だろうなぁ。
ちょっとだけ、ご紹介しますね。

まっすぐに99段!ここを登っていく途中にお部屋があります。

これが、映画の主人公が師事したという方(お名前が…)の絵です。

レリーフになっている床柱。初めて見ました。そこに着色してあって…迫力がありました。

映画の主人公が描いたという椿。赤がとっても効いてしました。

かぼちゃの日本画、初めてでした。さすが料亭!かぼちゃのお料理をこのお部屋でいただいたのかも。
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
建物のディテールだけでも、充分楽しめましたが、各お部屋の日本画もとっても楽しいものでした。
とっても画材にお金がそうな絵もありました(笑)
一日いても飽きない場所でした。
本館も素敵なようなので、ぜひ!次の機会あったらランチつきで!
できれば、宿泊・・・
と、妄想しながら急な坂を上って駅に向かったのでした。
2022-11-12 | ブログ
このところ、来年度のイベントに向けて、オンラインでミーティングをしています。
そのミーティングの際に改めて、ファシリテーション グラフィックは大事!と感じました。
そのイベントは、FAJ(日本ファシリテーション協会)が毎年行う総会の前に行うものです。
FAJは、全国的なNPOなので、総会で定数の人が集まるのは、なかなか難しい(定款で1/2以上の出席、または委任状となっています)のです。
そこで、総会に集まってくれるように年に1回、総会に絡めて全国的なイベントを開催します。
そのイベントの準備を始めました。
ミーティングでは、もちろん!ファシリテーション グラフィック(略してFG:板書)をします。
(ファシリテーション協会ですもんね)
リアルのときは、模造紙やホワイトボードを使って、オンラインになってからは、Googleのスプレッドシートを使っています。
FGの効果
先日のミーティングで、FGを担当しました。
画面共有してもらい、みんなでFGを見ながら、そこに書かれる内容を確認しながら進めることができました。
効果その1
FGの効果の一つは、なんといってもFGする人(グラフィッカーと呼んでいます)がいると・話し合いの内容が逸れたとき、それが分るということです。
特にグラフィッカーは、それが一番わかります。
FGは、みんなの意見を書いていくのですが、この意見や質問に対する答えはここに書こう!と思いながら書いていきます。
そのイメージが埋まっていかないと、
・ まだ結論は出ていないな
・ あれ、また、違う話題が出てきたぞ
・ 何が決まったことなの?
という、ミーティングのプロセスが見えてきます。
話し合いのプロセスが見えると、プロセスの修正や決定事項をfixするというのもできます。
そして、活発に意見が出て、決まったことが確実になり、共有されていくことになります。
効果その2
それが、うまくいくと、FGしている人もファシリテーターも、なにより参加者の納得度があがります。
参加者からは、自分の意見が通らなくても、意見を言い、受け止められた!という実感(記録に残ります)
ファシリテータ―では、話し合いの進捗が把握でき、参加者も共有しているという手応え
FGは自分が書いているものが役に立っている、ちゃんとまとめられていくという実感
そして、みんなの納得感が伝わってきます。
FGのコツ
改めて、FGのコツを共有しますね。
①発言をコンパクトに要約する(体言止めは避ける)
②ポイントを強調する(アンダーラインや囲み、色付けなど)
③ポイント同士の関係を示す(矢印を活用する)
④図解ツールを使って構造化する
(『多様な市民とつくる合意』より)
(アマゾンより)
聴きながら書くというのが苦手!という方もいらっしゃるかと思います。それは、よく聞きます。
たぶん、慣れていないだけという方も少なくないと感じてします。
練習しなくてもできてしまうという幸運な方も、もちろんいらっしゃいます。
FGはスキルなので、練習すればできるようになります。
慣れていない方は、ぜひ、楽しんでスキルを獲得してください。
できるよ~という方は。楽しんでスキルアップしてくださると、とってもうれしいです。
FGするのが、あまりにも久しぶりだと…
カンが鈍ってしまうようながします。「あれ?もう少し、うまく書けたはずなのに…」と。
実は、先日の会でも…
常に、書くようにしていよう!と改めて思いました。
基本は、大事!なんですね~
今度、FGの勉強会しようかな?
2022-11-03 | ニュースレター
先日、名古屋商工会議所主催「PIT名古屋マーケット」に行ってきました。
中小企業のIT化を促進させるマーケットでした。
新しい課題解決の方法を提案している企業のブースをたくさん拝見してきました。
画面越しよりも、情報が盛りだくさん!改めて、リアルのパワーを感じてきました。
そのときに手にしたチラシの講演会にも参加しました。
Welnestyle NAGOYA という講演会でした。これから、名古屋の観光は Wellness 都市としてやっていくぞ!というスタートの講演会でした。
with/after コロナで、どうやって名古屋市の良さを出していくか?という、とても貴重なお話でした。
観光は、1次産業から3次、6次までのすべての産業が関わる、まちおこしにとって、大きなインパクトのある産業です。
そこに行くと、人間の求めているコトがある!となったら、地域、人、産業などなど「社会的共通資本」の考え方がより生きてくるのでは?!と考える機会をいただきました。
ニュースレター第134号、こちらから、ご覧くださいませ。
2022-10-23 | ブログ
先日、3年ぶりにリアルで開かれた「日本地方自治研究学会」で報告しました。
実は、この学会の研究助成をいただいて2020~2021年にヒアリングとシンポジウムを行ったのでした。
外国にルーツのある子どもの学びについてヒアリングしました。
その成果と提案を報告しました。
(学会で報告と論文の提出がmustなのです。あと、論文を書かないとっ💦)
ヒアリングしたのは、美濃加茂市の定時制高校、豊田市の公立中学校、知立市の公立小学校(ここは、コロナ禍の始まりの時期でもあったので書面となりました)
(保見中学校ホームページより)
もともとのきっかけは
以前、美濃加茂市で「とびだせ市長室」の1年のまとめワークショップのファシリテーターを務めさせていただいたことがあります。
とびだせ市長室は、市民が市長を呼んで意見交換会をするというものでした。
この「まとめWS」イベントは、その年に呼んでくれた人たちを招いて、その後の報告や対話をするというものでした。
そのときに、定時制高校の生徒が来てくれました。
参加してくれた高校生は全員が、外国にルーツのある子どもたちでした。
そして、ほとんどの子どもが、昼間はバイトをして、そのお金を自分の学費にしたり、家に入れたり…
本当に素直でいい子たちでした。
この子たちは、日本でどんな生活を送っていくのか?楽しい人生だったと思ってくれるのだろうか?と思ったことがありました。
(美濃加茂市ホームページより)
もう一つのきっかけは
美濃加茂市の隣にある可児市の外国にルーツのある子どもたちのプレスクールに、数年前におじゃましたことでした。
私立で、このときは、フィリピン人が園長先生となって、とっても献身的に園を運営していらっしゃいました。
お話を伺うと、朝早くから夜遅くまで、ご夫婦で子どもたちのために文字通り東奔西走していらっしゃったのです。
日本の小学校に入ってからのことを視野に入れ、日本の慣習、学校生活で困らないようにと子どもたちに習慣づけるように努力していらっしゃいました。
「〇〇してね」というだけでも、その子の国の言葉とその後に日本語で言うという… コミュニケーションの面でもたいへん!
でも、子どもの苦労が減るように!と配慮して保育していらっしゃいました。
そのときは、確か…7か国語が飛び交っていました。(今のは、何語???と、訳が分からなくなってきました)
言語教育って大事
ヒアリングをしたところ、日常会話の言語と学習言語は異なるということを知りました。
日常会話を日本語でできても、学習時に頭の中で使っているのは、母国語(それも、何%なのかは人によって違うとのこと)という場合は多いのだとか。
その対応として、文部科学省もろいろと検討・実施していることも知りました。
(教育が専門ではないので、基礎的なことも含めて)あまりの情報の多さにたじたじしながら、ヒアリング後の文献調査でも迷子になっておりました。
文科省が提唱しているのはDLA(dialog language assessment)で、学習言語での母国語と日本語の割合を一人ひとり対話も入れて評価し、
その子に合わせて学習のプログラムを検討、実施する。
という、きめ細かい対応を必要とする施策があり、それを実行している学校もあることを知りました。
ただ、実現には人・スキル・時間などが必要で、なかなか実行できないということも分かってきました。
(文部科学省ホームページより)
DLAについては、https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/1345413.htm をご覧ください。
そして、「あ、そうだ!」と気づいたことは、いわゆる帰国子女も日本語が学習言語とは限らないということでした。
小学校あたりまで外国の学校に通っていたとすると、学習言語は日本語でない可能性が高い…
DLAは日本人にも必要なのだということが分りました。
日本に来ることを選んでもらう
話は飛びますが…
「労働力を呼んだのに、やってきたのは人間だった」
これは、スイスのマックス・フリッシュが1965年に警告した言葉です。
移民の多いヨーロッパ、外国人労働者を受け入れる先進事例とも言えますよね。
労働力というのは人間に帰属している。外国人の労働力を受け入れるということは、生活の面も配慮するということ。でした。
となると、「人間だもの」生活面での配慮も必要になってきます。
安心して生活できる、子どもを育てることができる。というのは大切な条件になってきます。
お給料が安い、円安が止まらないという日本の現状では、外国人がわざわざ暮らしにくい日本で働く意味がないのでは?と思います。
どうせ生まれ育った国を出て働くなら、お給料が良くて待遇も良く、生活しやすい国に行こう!と思うのは当然。
アメリカでも移民が経済・人口を支えているという側面があります。
少子高齢化が進んでいる日本では、もっと頼ることになりそうです。
となると、日本を選んでもらうためにも!
子どもたちの教育をさせていくことは重要なのだなぁと思ったのでした。
まちづくりの場面でも!
生活する場という意味では、地域社会のあり方も大切になってきます。
排除するのではなく、多文化共生の社会を目指していくことになるのでしょう。
地域コミュニティのほうが一足早く変わっていっているような気がします。
ここは、今後、さらに考えていきたいと思っています。
ご高覧、ありがとうございました。

