ソーシャル・アクティ まちづくり&組織の活性化・ファシリテーション

社会が、一人ひとりが、生き生きと生活できる社会の実現をめざしています。

2016年のとりまとめをしました。

2017-01-08 | ニュースレター

2016年の ANNUAL REPORT を作成しました。

ふりかえりますと、2016年は、昨年・一昨年に引き続き、若者・子どもと女性を対象とした会議やワークショップをファシリテートさせていただく機会に恵まれました。

このテーマは、弊社の大きなテーマでもありますので、たいへん興味深い、学びの多い一年でした。

 

もう一つのテーマは「つながる」だったように思います。

行政が広域でつながる。行政だけでなく観光や地域おこし協力隊とつながる。

などの新しい連携の相手とつながっていく場をファシリテートさせていただきました。新しいことをしようとする前向きなパワーがみなぎる場でしたので、そこに同席するだけで、こちらもパワーをいただけました。

 

2017年も、ファシリテーションのスキルをブラッシュアップしていくとともに、研究と実践を積み重ねてまいります。

そして、少しでもお役に立ちたいと思っています。

ご笑覧くださいませ。

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「女性の防災意識のヒアリング」ニュースレター第65号

2017-01-05 | ニュースレター

年末、新潟の糸魚川市で起きた大火災。木造密集市街地でした。

普段は、コミュニティが密で生活していくには、お互いに頼れる地域だったのではないでしょうか?

しかし、火災には大変脆弱といわれています。

一昨年度から取り組んでいる、木造密集市街地の防災では、今年度は女性だけでヒアリングをしています。

普段は表にあまり出てこない女性ですが、家庭のカギは女性が握っていますよね。

どのようなことを考えていらっしゃるのかを伺うことは、イザというときのカギでもあると予想されます。

ヒアリングをしてみると、この地域にはステキでしっかりとした女性がたくさんいらしゃることが分かりました。

男性、女性、役所が協働すると何か、生まれそうな予感がしました。

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ニュースレター第65号

こちらから、ご覧くださいませ。

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住民懇談会のまとめがホームページに掲載されました

2016-12-24 | お知らせ

愛知県東浦町で、住民懇談会を6地区で行われ、ファシリテーターを務めました。

テーマは「地域福祉」ではありましたが、自治の機運を醸成するという目的もありました。

 

住民のみなさんのご意見をいただきつつ、自治の概念と照らし合わせてみると、すでに地域の中で「自分たちで課題を抽出し解決策を考え、行動する」という自治の基本はできあがっているように感じました。

あとは、この営みを町内で共有し、行政と協働してより活動を充実させていく、ということが課題のようにみえました。

前向きな町民のみなさんと町長さんのやり取りや、行政の方々のサポート体制が創られていく過程が興味深い懇談会でした。

ご覧いただけますと幸いです。

 

http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/gyosei/kocho/kondankai/1479085578030.html

 

 

中高生のまちあるき(自治のはじめの一歩)

2016-12-24 | お知らせ

8月に行いました、愛知県東浦町の「NEXT東浦」のまとめが東浦町のホームページに掲載されています。

お時間あるときに、ぜひ、ご覧ください。

http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/soshiki/kikakuseisaku/kikakuseisaku/gyomu/jiti/next_higashiura/1474440152885.html

 

昨年、東浦町の中高生に集まってもらい、「自治」について考える集いを開催しました。

自治を始めるには、まずは、「自分のまちを知ること、地域アイデンティティを醸成していくこと」から始めようというところから。

今年は、自分たちで企画してまちあるきをし、スマホアプリで発信する!ということをしてみました。

 

参加した中高生は、自分の住んでいる周辺は知っているけれど、同じ自治体内に住んでいても、学区が異なれば情報が極端に少ないのですね。

ということで、他の学区に住んでいる中高生と情報交換して、実際に訪れてみました。

その様子をスマホアプリで発信、町のホームページに掲載。

 

まちあるきや、他校の生徒との交流も楽しそうに取り組んでくれました。

この経験をいつの日か思い出して、東浦町へ帰ってきてくれるといいなと期待しつつ…

自分たちで決めたことを実際にやってみる、自治の精神につながっていくといいな。

 

 

女性が輝くと男性も、社会も輝く!提案発表会

2016-12-24 | ブログ

平成27年度、地方創生総合戦略で、美濃加茂市では女性の活躍に絞ってプランを作成しました。

Caminho(カミーノ:ポルトガル語で「道」)と名付けられています。

( ステキな冊子調になっています。 http://www.city.minokamo.gifu.jp/temp/hp/108/20160222171002/Caminho1.pdf)

このCaminhoには、5つの道があります。

①自分らしく生きられる

②家族をつくれる

③お母さんになれる

④子どもの笑顔を守れる

⑤ふるさとを好きになれる

です。このプランの平成29年度の事業実施にむけて、平成28年度は、それぞれのプランを具体化させるために、5回のワークショップを行いました。

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そして、ワークショップから出てきた7つの事業。

その発表会を行いました。

限られた予算の中でしたが、工夫がたくさん。このお花をはじめとする会場の花は、職員の方の交渉と工夫で会場が楽しくなりました。

限られた予算の中でしたが、工夫がたくさん。このお花をはじめとする会場の花は、職員の方の交渉と工夫でした。文字どおり花を添えていただきました。

(チラシです→ http://www.city.minokamo.gifu.jp/temp/hp/122/20161206162033/Caminhoプロジェクト発表会チラシ.pdf)

発表会で発表した7つのプランは…

①Caminho Study Room 女性が学び、余暇を過ごすだけではなく、趣味の講座を開き、インターネットで販売したりして実績を積み重ねて、起業。というコースまであります。

②カミーノ カフェ カフェ的な空間で女性が一人でも、子どもを連れても気軽に過ごせる場をつくります。そして、その場が広がっていくと、いろいろな出会いがあり、つながりができ、家族もできてしまうという、ご縁がつながっていく場です。

③移動式カミーノフェス このワークショップでは一度、お試しのプロジェクトとしてカミーノフェスを行いました。アクセサリーづくりの講座や収納術の講座、カフェ、英語で遊ぼう、パパの育児教室などなど、3回のワークショップで出たアイディアを形にしたイベントでした。これが好評でしたので、もう少し続けてやってみよう!となりました。

④Minokamo Family Project  パパも子育てに参加(ではなく)、主体的にかかわれるようにパパとママの講座や、パパのつながりをつくってイクメンのまちにしよう!というものです。

⑤働きたいをかなえよう!きらきら かもジョ プロジェクト 出産、子育てで一旦、退職したママが、もう一度働くためのサポートです。子育て支援センターにハローワークがあったり、気軽にキャリアデザインを相談できたり、就活の託児があったりと働きたいけれど不安があるママを応援します。

⑥病後児保育 子育てしながら働くママには、とても切実な課題です。これをなんとか活用しやすいものにしようというものです。

⑦Chance for Children 英語で託児から発展して、もっとグローバルな感覚を子どもたちに身に着けてほしいという願いからできました。カミーノフェスなどのイベントに託児を準備して、希望する子どもに英語で遊ぶプログラムを提供するというものです。

 

ゲストの4方からは、とても前向きで、提案にプラスする要素も入れたコメントをいただきました。

 

 

5回をふりかえってみると

4回目のワークショップでカミーノフェスを実行しました。

第3回までのワークショップで、どんなことを美濃加茂市で実現したいのか、どのように暮らしていたいのかを考え、お試しプロジェクトとしてトライしました。

第3回と第4回の間には1か月もありませんでした。

そんな時間がない中なのに、メンバーのみなさんは、分担して講師の手配や準備などをしてくださり、やり遂げてしまいました。

参加していらっしゃったみなさんのお力を目の当たりにして、感心するとともに、提案するアイディアは実行される!と確信したのです。

第5回では、カミーノフェスのふりかえりと提案に向けて、絞り込みやまとめを行いました。

そして、迎えた発表会だったのです。

ゲストをはじめ、市長も参加してくださって、とてもあったかい雰囲気の中、ステキな提案ができました。

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もちろん、発表するだけでは終われません!

提案の実現にむけて、今後関係するであろう各部署の方もお招きして、発表についての対話を行いました。

直接、提案者と関係する部署、そしてトップの方々とともに掘り下げていくのは、とても貴重で充実した時間でした。

ご参加くださった方々からも、好評をいただくことができ、安心するとともにさらに実現への期待が高まりました。

 

子育て中のママやこれから結婚・出産していくお若い女性のみなさんが集まって、毎回、楽しそうに対話しながら創り上げてきた提案内容。

その創造の場に居られたことは、充実感とともに、とても誇りに思っています。

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ファシリテーターとして

ファシリテーターとしては、参加したみなさんのお力によるところが大きかったものの、心がけたことがあります。

参加した方々がどのように暮らしたいかを楽しく、まじめに語り、つながって、実行していけるようになるためには、どうしたらいいのか?ということでした。

ワークショップでは、ワールドカフェを応用して、メンバーチェンジを必ず行いました。

テーブルにある課題やアイディアに新しいメンバーがアイディアを書き加えていく。そして、戻ってきたときに、そこにあるアイディアをさらにブラッシュアップしていきました。

最初と最後は、必ず全員でチェックインとチェックアウトも行いました。

みなさん、メンバーチェンジを繰り返したためか、どのプロジェクトの内容も把握していらっしゃって、カミーノフェスでも、発表会でも、「どれを担当してもいいよ」という状態でした。

ワークショップに参加してくださるみなさんの一体感を感じていました。

対話すること。ワールドカフェのメンバーチェンジをしながら進めること。これらの効果を実感しました。

 

これからも

発表して終わり!ではありません。

事業化にむけては、ここからが本番です。

カミーノのメンバーとともに事業化に向けて、進んで参りたいと思っています。

どうぞ、今後を応援してください。

 

 

 

 

 


 
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