ソーシャル・アクティ まちづくり&組織の活性化・ファシリテーション

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フューチャーセッション・ウィークのご案内2

2015-05-21 | お知らせ

「未来のみんなの学校」フューチャー・セッション

フューチャーセッション・ウィークのご案内、その2です。

こちらも大きく言えば、多様性をテーマにしているものです。

ドキュメンタリー映画「みんなの学校」を観た有志が集まって、自主上映会+フューチャーセッションをします。

http://minna-movie.com

皆の学校

特別支援教育のクラスのない、全ての子どもが対等で同じ空間で学ぶということを実践してきた

大阪市立大空小学校

この小学校のドキュメンタリー映画です。

(この映画を観た時、心が震えて胸がいっぱいになりました。映画館を出て帰るときは泣き顔が恥ずかしくて下を向いて歩きました。マスクを持参すれば良かったと思いました。)

きっと映画を観た後は、誰かと語りたくなります。

 

この学校の取り組みだけでなく、地域社会も巻き込んだ取り組みになっていました。

ぜひ、お出かけください。

*特別ゲスト、この3月で退職されたこの小学校長、木村泰子先生、新しい校長先生や大空小学校の先生方もお越しになります。

日時:2015年6月7日(日)

13:00~17:00

場所:愛知学院大学名城公園キャンパス1104教室

http://www.agu.ac.jp/project140/campus/access.html

定員:130人

参加費:1000円+カンパ

お問い合わせ yachocojp@yahoo.co.jp

 

 

フュ―チャーセッション・ウィークへのご案内1

2015-05-13 | お知らせ

2015年6月6日(土)~6月14日(日)の間に開催されます、フューチャーセッション・ウィーク。

このイベントの2つに関わっています。https://www.ourfutures.net/groups/48

お時間ありましたらご参加くださいませ。

(2つめは、後日ご案内します)

 

「10年後の多様性ってどう変わっているの?」

毎月開催しています、「未来茶輪」として主催します。

14ミライカフェ

これからはビジネスでも社会でも「多様性が必要だよね」とよく言われています。

女性の社会進出や地位向上、障害のある方、子ども、外国籍・・・いろいろな多様性が言われています。

少しずつ多様な人々を認め、活躍できる社会になってきました。

ところが、渋谷区のLGBTの方々の婚姻を認める条例ができ、ゆっくりな流れが急に早まったような気がしませんか?

とすると、10年後の多様性っていったいどうなっているのでしょう?地域社会の中の変化も大きいのではないでしょうか?暮らしや働き方ってどう変わるのでしょうか?

ちょっとワクワクしませんか?

そんなことを考えるフューチャーセッションを開催します。

こちらは、2回開催します。もちろん1回だけでもOKです。

 

1回目(未来への兆しを探ります)

日時:2015年5月20日(水)18:30~20:00

 場所:名古屋都市センター 11階喫茶コーナー http://www.nui.or.jp/gaiyo/map.html

 参加費:無料(食べ物&飲み物を持ち寄りで開催しています。)

 

2回目(10年後を想像しましょう!仮)

 日時:2015年6月13日(土) 13:30~16:30

 場所:名古屋都市センター 11階ホール

 参加費:無料(残念ながら、こちらは飲食できないのです。)

 

*フューチャーセッション・ウィークは、『フューチャーセンターをつくろう』をお書きになった野村恭彦氏が中心となって、

日本中の未来を描くファシリテーターに呼びかけ、

年に一度、一斉に、日本中でフューチャーセッションをしよう!という企画です。

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浴衣から着物へ~着物を楽しむ若者が増えています~

2015-04-30 | ブログ

浅草寺にて

先日、浅草寺へ行きました。

土曜日でしたので、外国人観光客だけでなく若者も含めた大勢の人が浅草を散策していました。

お休みの日にこのあたりを歩くのは十数年ぶりかもしれません。

浅草駅から浅草寺へ歩いていく途中で、外国人観光客とみられるカップルが着物を着て歩いていました。宿泊施設のサービスなのだろうか?と思いながらさらに歩いていきますと・・・

雷門から境内に入ったところで、日本人の若い女性で2人~4人くらいで着物姿で歩いているグループが散見されました。

浅草1浅草2

みなさん、写真を撮ってゆっくりと楽しんでいらっしゃるので、何かのイベント会場へむかっているのではなさそうです。

そこで、「浅草 レンタル着物」で検索してみると、着物の種類によってお値段は異なるのですが、

予算4000円から、着物から着付け、髪のセットまでパックになったレンタルがあったのです。しかも、時間は10:00~17:30と丸一日。オプションでカメラマンが同行してくれるというプランまでありました。

浅草3

浴衣から着物へ

ここ十年ほどでしょうか。夏の花火大会などの催しに、若い女性が浴衣を着て出かける姿を頻繁に見かけるようになりました。まちの呉服屋さんは姿を消しつつありますが、浴衣はユニクロでも販売するようになるほど定着してきたようです。(日本には昔からあるので、定着というよりも、見直されて来た、戻ってきたというのが正しいのかもしれません)

確かに、浴衣を着て出かけると気分が変わります。非日常「ハレ」を認識でき、お出かけ気分が向上します。お手軽なハレギなのかもしれません。

 

まちづくりでは、日常「ケ」と非日常「ハレ」の差が鍵になり、ハレをどのように演出するかが人を引き付ける大きなファクターになっていると言われています。(田村明『まちづくりの実践』)

この季節は、浴衣には未だ早いため、ハレの気分を味わうには着物なのでしょう。(みなさん、小紋でしたので、お手軽にハレギ気分が味わえるのかと思われます)もう少し暑くなってきたらきっと「ゆかたでまち歩き」となりますね。

 

京都へも休日に行くことはほとんどなくなってしまいましたので、比較できないのが残念ですが、京都でも着物を着てまちあるきを楽しむ女性が増えているのかもしれません。舞妓さん姿で祇園あたりを歩くプランやもちろん、着物で歩くというプランもありまので、どのくらいの人が楽しんでいるのか、見学したいものです。

 

名古屋でも着物を楽しむ取り組みがありました。「絞り」で有名な有松という街で、絞りを体験してまちあるきをするプランがあります。http://www.project-index.jp/intern/7433

ハンカチなどの小物だけでなく、自分の着物をつくってしまおう!というプランまで。http://abareru.jp/area-project/町並みを、浴衣で彩る。プロジェクト-2015/)

 

一時は、夏祭りの浴衣でさえ着ている人を見かけなくなった時期がありましたので、日本の民族衣装として浴衣を含む着物が脚光を浴び、たくさんの方が普段から着ているのを見るのは、うれしいことです。それも特に20代、30代の若い女性が着物を楽しんでくれているのですから。若い男性も、近年は浴衣を着て歩いているのを見かけるようになりました。こちらも、見かけるとうれしくなってきます。

自分が体験するのも、気分が上向きます。

 

「着物を着てまちあるき」も観光資源

伝統的建築物群保存地区とまではいかなくても、ちょっとした懐かしい街並みで若い女性だけではなく老若男女が着物を着てまちあるきを楽しむというのも、地域の活性化の一つになるのかもしれません。着物の難しいお作法はこの際目をつむって、まずは楽しむことから始めると 着物+まち=観光 が観光の公式になるかもしれません。

直近ではNHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」以来、大正ロマン的な着物が人気を呼んでいるそうです。リサイクル着物のお店を覗いた時、そのようなことを伺いました。女子大生や若い女性にもレトロな着物が人気があるようです。もしかしたら、大きなトレンドになっているのかもしれません。

このトレンドに乗ってみる、仕掛ける側になってみる、というのも楽しそうです。

そして、その地域の歴史や文化を検証し、観光資源として発掘し、着物と掛け合わせてみるのも、人を引き付ける一つの方法になるかもしれません。

 

 

防災の取り組み「クロスロード」を町内会で!

2015-04-16 | ブログ

東京都新宿区の古くからある住宅街で、「クロスロード」ゲームをさせていただきました。

クロスロードとは

「クロスロード」というのは、直訳すれば「分かれ道」です。阪神淡路大震災で学んだことや反省などをどう伝えようか?という中からゲーム形式で行っては?となり、京都大学の矢守克也助教授(2005年当時)、慶応大学の吉川肇子助教授(同)、ゲームデザイナー網代剛氏と神戸市職員の協力で作られたカードを使ったゲームです。

http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/torikumi/kth19005.html

クロスロード クロスロードネクスト

悩ましい課題をYES or NOで答え、みんなで なぜYES なのか、なぜNOなのかについて話し合います。一方的な講義ではないこと、これが正解というものがないことなどから記憶に残り、いざというときに役に立つというものです。

阪神淡路大震災後、このゲームができたことを知り、神戸市役所勤務のNPO日本ファシリテーション協会の友人や語り場の方に現場の話を聞きながら、知識を積み重ねてきました。

このごろは、刈谷市さんの防災リーダー養成講座や、応用編として大学の講義、大学生むけのキャリア講座にも活用しています。問題は自由に作成でき、クロスロード研究会に登録されクロスロードファシリテーターが共有しているものもあります。話し合いに参加し、多少のゲーム性をもあるので、的を射た問題ができればたいへん盛り上がります。

 

地域に根差した問題づくり

IMG_0016せっかく町内会で行うのですから、その地域で起こりそうなことを想定した問題が良いだろうと、事前にまちあるきを行いました。そこでは、今年に入ってすぐに火事があったことから、災害は地震だけではないので火事や洪水のときも問題にしようということになりました。

実際にまちあるきをすると、再開発された表通りとは異なる静かな住宅街でした。一部は耐火性のものに建替えられていましたが、木造密集市街地といわれる状況が散在しており、まだ木造の古い住宅やアパートもありました。

個人的には、銭湯があったので、高い煙突が懐かしく、違う楽しみがある地域だと思いました。時間が許せば入ってみたかったのですが。

問題は、ブロック塀や、電柱についているトランス、火事、洪水、避難所での食事(これはもう定番です)の問題など6問にしました。

その後、問題を参加者のみなさんに作っていただきました。これは何度も行っていますが、みなさん頭を悩ませながら、それでも問題を作成されます。今まで一件も問題作成できなかったというグループがないという素晴らしい成績です。

 

参加した感想は

Pictur_Blur参加者は昔からこの地域に住んでいるご高齢の方が多かったのですが、町会長さんのお話によると、顔を知らない人も何人かいらしたとのことでした。やはり、防災は興味のある方が多いのかもしれません。そして、地域内にある小学校の校長先生もお休みにも関わらず、参加してくださいました。

簡単なアンケートをとってくださったのですが、「クロスロード」については、たいへん評判がよく、「楽しかった」「話し合いが面白かった」などの感想をいただきました。

やって良かった。と思うありがたいアンケートでした。

 

今後もこのような活動を続けて行きたいと考えております。

防災、就職活動、授業にも使えます。お問い合わせは、こちらから~

social-acty@m4.catvmics.ne.jp

 

 

 

ポケットパークのオープニング イベント開催

2015-04-16 | ブログ

JR岡崎駅からシビックセンターまでのコミュニティ道路に6つのポケットパークがあります。

http://www.city.okazaki.aichi.jp/1100/1110/1166/p013179.html

今回、6つめのポケットパークがオープンしました。

一番小さなポケットパーク(カザグルマの広場)ですが、広場にはインターロッキングで絵がデザインされています。

このデザインは地域の子どもから大人が集ってワークショップを行いました。明治時代に岡崎駅ができて以来のこの地域の発展の様子を見たり聞いたりしたときに、木炭バスや市電が走っていたことから、地域の歴史を刻むために市電の絵としました。

 

インターロッキングで描いた「市電」です。わかりますか?

インターロッキングで描いた「市電」です。わかりますか?

オープニングのセレモニー

除幕式

市電の資料DVD鑑賞

カザグルマづくり

植樹+記念撮影

おやつ(これは欠かせません)

と進めました。

できる限り、参加してくれた子どもたちの手を借りて、大人と一緒にみんなで何かをする、ということを心がけました。また、カザグルマの広場にちなみ、カザグルマを作成して公園のフェンスに飾りました。

少しでも子どもたちに楽しい思い出として残ることを期待して!

Clematis_patens_1カザグルマの広場の由来はここに植えられた「テッセン」という植物です。クレマチスはテッセンがヨーロッパにわたり、栽培しやすくなって日本に戻ってきたそうです。今回は、苗がまだ小さいのでカザグルマを作ることにしました。

植樹の後、子どもたちの身長がのびたときに、「この頃はこの木のこのあたりまでだったんだなぁ」と思いだしてもらおうということで、木と並んで撮影しました。

少しでもこの土地の思い出をつくって、大きくなった時に思い出し、岡崎に戻ってきてほしいという願いも込めました。

 

Pictur_Blurその土地の活動と人とのふれあいが思い出に!

6つのポケットパークでは、デザインや植樹、インターロッキングのワークショップなどポケットパークができるまでの過程にある作業をイベントに仕立てて子どもたちに関わってもらってきました。

それは、上記のように、子どもの頃の活動やそのときの人との関わりが思い出になり、その思い出から、自分の子どもを育てるならこの土地で!と戻ってくる子どもたちが少なからずいるからです。

延藤安弘先生の著『マンションをふるさとにしたユーコート物語』に詳しいのですが、コーポラティブハウス(設計から住民が関わる集合住宅)で、マンションの整備も住民が家族ぐるみで関わっており、約30年後には、そこに住みたいと当時の子どもたちが、また戻ってきているというのです。あの頃の思い出が楽しくて、あんな思い出を自分の子どもたちにも味わせてあげたいと。

楽しさは、子どもだけが行うことでも味わえますが、やはり、大人も一緒に活動する、その中でつながりができ、つながっていることを実感できることが楽しい思い出になるのでしょう。

この地域に子どもたちが住み続ける、戻ってきてくれますように。大人の共通の願いを共有して、まだまだ楽しいことを仕掛けてまいります。

応援お願いします。

 


 
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