2016-07-15 | ブログ
7月3日(日)の午後、フューチャーセッション・ウィーク2016にエントリーした「女性のチカラ×企業のチカラ×( )のチカラ ~『地域防災』の未来を考えよう~」を行いました。
【趣旨は】
防災というと、地元の消防団(主に男性)や地元の自治会・町内会の幹部(主に男性)のイメージが強い気がします。
力仕事になるので、女性や子どもに出番がないようなイメージもあります。
ところが、いざ、災害があったとして…
平日の昼間に災害が起こると、自宅にいるのは高齢者、主婦、子ども、なのです。気が付くと、災害弱者と呼ばれる人たちがいるのです。
肝心のご主人はすぐには家に帰れないような距離の会社でお仕事の真っ最中だったりします。
ということならば、普段家にいる、地域にいる確率の高い人たちのチカラを防災の視野にいれてみては?それは、子育て真っ最中の女性や高齢者だけでなく、家の近くにある企業では若い男性や女性も働いていますものね。
企業としては、BCPもできている(はず)ので、防災というか危機管理もしっかりしていますよね。さらに、企業の防災担当の人が町内に住んでいたりすると企業の最先端の防災の情報があり、まちに応用できることだってすくなくないはず!ですよね。
であるならば、
女性や子どもも一緒に地域の防災を考えたいし、企業と地域がコラボすることも刺激的。まだ、顕在化していないステークホルダーが関わると、地域の防災には新しい展開があるのでは?
と企画しました。
【進行は】
女性で地元の消防団に入り、防災のボランティア活動もしている女性
地元企業の社長で、地域の役に立ちたいとCSRを進めている方
行政の危機管理課で、子育てママの防災セミナーなど、新しい切り口で防災を進めている方
の3人を話題提供者にお迎えしました。
1.話題提供
2.(話題提供者を囲んで)フィッシュボウル
3.マグネットテーブル(同じ感想や意見をもった人が集まる)
4.グループワーク
5.全体共有
というステップで進めました。
【話し合った内容は】
本当の弱者を救え!
美談はいらない!!
つながりをつくるには?
女子だってできる!
などの話題が出ました。
【フューチャーセッション、その後】
フューチャーセッション終了後、懇親会をしました。
(いつもの未来茶輪でも、懇親会で何かが動いていきます。コラボする話が浮上したり、ニーズが合致したりすることがあります。)
カレー評論家の方とゲストお二人、そして、その指に止まる人たちで、カレーで防災を企画することになりました。
この秋を目指して、またひとつ、楽しみが始まりました。