2016-07-16 | ブログ
佐賀県に初めて行きました。
佐賀市でお仕事をいただきましたので、せっかくなので武雄市まで行き、温泉見物と話題の図書館を見てみよう!と思い、足を延ばしてまいりました。
今回は、温泉編をご紹介します。
武雄温泉駅の観光案内所で、マップをいただき、まずは宿へ。
【武雄温泉】
そして、駅名にもなっている武雄温泉に出かけました。
東京駅と同じ設計者で武雄出身という辰野金吾が設計した楼門をくぐり、まずは元湯へ。
4時過ぎでしたが、地元の方や若い女性もいて、地元の方に愛されている温泉なんだなぁと思いました。
そして、駅名になっていて、まちのシンボルで住んでいる人の誇りでもあるのだろうなぁと感じました。
入浴料は400円でしたので、まちの銭湯価格。気軽に通えそうです。
中は、ヒノキでできた内装と浴槽。飾りっ気はないものの、とても落ち着いた、さらりとしたいいお湯でした。
そして、同じ設計者で今は使われていない、資料館になってしまった「新館」も見学。
昔は5銭、10銭と金額が異なるお湯に入れたようです。
2階にはくつろぎの広間があり、今のスーパー銭湯と同じなんだ!というか、明治のころから(もしかしたら江戸時代から?)温泉でくつろぐスタイルは変わっていないのかもしれません。
翌日は、楼門の2階を見学しました。
4つの干支が描かれており朝9時~10時まで、一般公開しているのだとか。ボランティアの方が汗を流しながら説明してくださいました。
この4つの干支は金網に描かれているそうで、通風孔の蓋なのだそうです。
また、この4つの干支と、東京駅に描かれている8つの干支を併せると12支になるのだとか。
私がいる時でも、5~6人の人がばらばらと上がって来ました。説明するのも大変だなぁと思いながら、いろいろ拝見してきました。
温泉の入浴料(400円)を払って、まず!2階を見学。これにも理由がありました。
温泉の湯気の抜けるところが楼門の近くにあるため、2階はたいへん暑くなっており、見学の後には汗を流さずにいられませんでした。
説明される方も、1時間が限界なのかも。
そして、今度は蓬莱湯へ。
こちらは、とても温度が高く、5分入っているのがつらいくらいでした。
こんな熱いお湯でしたが、朝から地元のおばあさまが2~3人ご利用になっておりました。
本当に地元の人に愛されているのだなぁと実感しました。
中国からの観光客も少しいたようですが、家族連れや親せきのようで、落ち着いた方々でした。
このごろ、遭遇する中国からの観光客と思われる方々は、このような小グループが増えたような気がします。
温泉の周りにも旅館や食事処がたくさんあり、まちを散策するのも楽しいエリアでした。
浴衣で散策したいなぁと思ったのですが、そのような方を見かけず、ひるんでしまったことが残念です。
次回は、浴衣を持参して挑戦してみよう!