2016-11-14 | ブログ
岐阜県八百津町にある「五宝の滝」
先日、初めて行ってまいりました。名前の通り5つの滝があり、マイナスイオンもたっぷりでした。
五宝の滝(http://www.kankou-gifu.jp/spot/4224/)は、宮本武蔵が修行したと言われている、全長80mの三段の滝を中心として2つの滝があります。
滝の音がさわやかで、水がとてもきれいな場所で、ゆっくり歩いて2時間ほどでした。
入口から少し歩いたところまでは、なだらかな道でした。そこには、風穴のような祠のような場所がありました。
残念ながら、看板が無かったので何かはわかりませんでしたが、近くで声を出すととても響きます。もしかしたら、宮本武蔵も声を出して、響くのを楽しんだのでは?
次に遭遇したのは、亀岩。これは命名されていませんでしたが、亀の顔にとても似ています。この山全体が亀で、ここに顔を出しているのでは?と思えるほどです。亀が目をつむって笑っているように見えませんか?
3段の滝の一番下(3の滝)まで来ると、そそり立つような滝を登っていくような道や橋を歩きました。
そして、2の滝、1の滝へ。
滝つぼまで行ける、とても美しいのですが、親しめる滝でした。
見上げる滝は迫力満点!
この滝を階段を使って登っていきます。大変急で、手すりがほしい!と思いました。慎重にしんちょうに…
この後、山の頂上へ辿り着き、下りながら
円明の滝へ。その後二天の滝。
ゆっくりと写真を撮ったり、自分たちの名所を見つけて命名したりと楽しい散策となりました。
山から下りてくると、やはりお腹も満たしたくなります。
登山口に食事をするところがありました。
ここで、美味しい松茸ご飯、土瓶蒸し、子持ち鮎の塩焼きをいただきました。金額はとってもお財布に優しい。
地元でマツタケが採れるようで、土瓶蒸しにはごろごろ入っていました。
こんなに贅沢な時間と食事で、とても幸せを感じますよね。
自然の中で、自分たちで楽しみを見つけながら、さわやかな空気に触れ、自分を開放する。そして、自然の恵みをいただくというのは、とても贅沢な時間を過ごせるのだなぁとしみじみ感じました。
こんな素敵なスポットには、たくさんの人に知ってほしいし、来てほしいなと思いました。バイクのツーリングする方々には親しまれる場所のようで、この日はバイクが数十台で参集し、滝から下りてきたところにある公園のカフェで集いがあったようです。カフェが貸し切りになっていました。ツーリングは、日本人だけではなく外国の方も混ざっていました。自然を楽しむツーリングには、言葉を越えたコミュニケーションを促進する力もあるのですね。
後で、美濃加茂生まれ、美濃加茂育ちの方からは、「小さいころからよく行くスポットだよ。」と教えていただきました。岡崎に住む私たちからすると、豊田市足助(http://asuke.info)や岡崎市くらがり渓谷(http://www.kuragari.jp)のようなものなのかもしれません。地元の人は毎年といわず、季節ごとに訪れる場所。こういう場所が「憩いの場所」で、心に残る、そして地域への愛着が育まれる場所なのかもしれません。