2014-03-25 | ブログ
先日、シンポジウムに参加したつもりだったのに、「休憩の後はワークショップします」と言われ…
戸惑いと期待のうちに始まったワークショップの時間でしたが…
1時間でワークショップ
その時はもちろん、主催者側がプロセスデザインしてくださいました。
1時間しかないのに「ワールドカフェ」をしたのです!(冒険しますね~)『ワールドカフェ』の本では対話の時間は1ラウンド20分以上とあるのです。
以下のような流れで進みました。
問いかけは 7テーブルあるので、先着順に「先ほどのパネルディスカッションから話したいこと」を7つ募りました。
対話の時間は 10分×3ラウンド
ハーベストは ポスターセッション?
10分の対話時間ですと、普段ファシリテーターしている私は話ができず…(ファシリテーターのサガですね)常に聞き役。話したいという話題をかみ砕き、話し合いの場になるようにするだけで精一杯でした。(私も自分の意見を言いたかったなぁ)
話題を独占してしまう人がいたので、他にも一言も話せない人がいました。(あ~もう少し時間があればなぁ)
ハーベストももうちょっと丁寧にやってくれると、他のテーブルの話も見えてきて素敵になるんだけどなぁ。
などなど、「たぶん今回のファシリテーターは、ワールドカフェに慣れていないのね。うん。きっと、そう!」と思えることがたくさんありました。
どんなプロセスデザインが考えられる?
せっかく、こんな場面に出会うことができたので、この機会を活用!では、自分がその1時間を任されたとしたら、どんなプロセスデザインをするだろう?何ができるだろう?と考えてみました。
目的を「参加した人たちが交流する」こととします。
(1)ワールドカフェ的な対話の場にするなら…
3ラウンドにこだわる必要はないのかも。そして、いろいろな人と話をすることに重きをおくとすると
問いかけは1つ。例えば「パネルディスカッションを聞いた感想、ボランティアについて話したいこと」のような類のもの。後半は、目的によって変わってきますね。
2ラウンド(1ラウンド20分×2)
ハーベストは全員で1つの輪になって、名前と今日の全体の感想を一言でいう。
(2)グループワークにするという手も…
グループワークだって、工夫しだいで交流できます。
パネルディスカッションを踏まえて、感想や話したいことを各自書き、似たような言葉の人が集まる。
グループをつくり、テーマをグループごとに改めて決める。
グループワーク(40分くらいとれますよね)
共有は、各テーブルから一人ずつ集まってグループになります。(テーブルには違う話題で話し合った人ばかりが集まります)そこで、各テーブルでどんなことを話し合ったのかを共有します。
こんな感じだったら、1時間でも十分交流もでき、対話もできると思います。
参加者の満足度は確実にUP!しますよね。