2023-05-24 | ブログ
先日、監事をしている子育て支援の一般社団法人で「そろばん」を教えてみました。
その時の感想など…
この団体は、乳幼児の預かりと学童も手掛けています。
学童の事業で、いくつかコンテンツを提供しています。
その施設の近くには、複数の私設の学童施設ができ、それぞれ工夫を凝らしてお子さんを預かっています。
常に、何か新しいコンテンツがあると子どもたちも楽しんでくれるなぁと思っております。
そこで、今回は「そろばん」を思いつきました。
イマドキ、そろばん?
ですよね。
でも、そろばんを見ると触ってみたくなる。←経験者のサガですね(笑)
ところが、小学生に聞いてみると、意外にも、今でも授業で扱っているのだそうです。
(もう、授業で扱うなんてないだろう想像していたのですが)
ということは、そろばんの授業で、パチパチとそろばんを弾くことができる!(これ、気持ちいいですよね)ためには、
弾き方の基本が分かっているのが必要ですよね。授業で個別に教えてもらうというのは難しそうです。
基本が分かっている!というのはちょっとしたアドバンテージ!
夏の体育ではプールで泳ぐために、泳ぎ方をスイミングスクールで習っておく。というのと同じかもと思いました。
募集をしてみると
1年生から4年生までの6人が集まりました。
4年生は、「もう、授業でやった」とのこと。
初めてそろばんを触るこどもたちには、そろばんの各部位の名称、珠の弾き方を教えました。
自分では、身体(というよりも、指)が覚えていることを言葉にしながら伝えるのって、本当に驚くことが多いです。
お。そんな持ち方があったのか
なるほど、そんな考えもあるのね
など、子どもたちの発想を楽しむことができ、気づきも多い時間です。
そして、後は、習うより慣れろ!で問題をパチパチと自分のペースで進めていきました。
お約束の時間は60分。
経験者はサクサク、黙々と進めていました。
初めての子は、経験者の4年生にも教えてもらったりもして、進めました。
(学年が違う子どもが教えるっていいですよね。教える方も教えらもらう方も!)
もちろん「焦らなくてもいいよ~」「まずは、指遣いを覚えようね~」と自分のペース!を心がけました。
みんな60分、集中してパチパチしてくれました。
感想は?
終わった時には、
「疲れた~」←200問もやってました。
「楽しかった」1年生が4年生に教えてもらっていました。年齢の近いちょっとセンパイにおしえてもらったからかも。
「まだ、よく分からない」 1年生で、じっくりと一人で取り組んでいました。
などなど、感想はさまざまでしたが、興味はもってもらえたようです。
こちらの感想は…
・このデジタルな時代なのに、意外に参加者が多かったなぁ。
・自分のペースでやっていくのは、公文に似てるかも?
・もしかして、指を動かすというのは、脳の刺激になる?
・そろばんをしていると、数字を5+〇で考えるようになるので、計算をイメージしやすくなる(これが暗算のコツ)
・楽しかったであれば、よかった。もっと楽しくそろばんに親しんでくれるようにしたい!
でした。
デジタルな時代でも、アナログは必要だな、と実感したのでした。
もちろん、もっとたかったら専門の「そろばん教室」へ行ってくれるとうれしいです。
(級がもらえますもんね。なんと、ご近所に教室があるそうなのです)
追伸:イマドキは、そろばんの問題もネット上にあるのですね。
家で習うそろばん。親の教え方。の情報もありました。
さすがだ!とデジタルの力に感謝しました。
そして、メルカリとブックオフでそろばんを調達しまして、我が家には、5台もあります(笑)