2023-08-29 | ブログ
みんなのおうち連尺で運営している「HATSUMEI堂」があります。
https://www.instagram.com/hatsumei_do/
ここで、夏休み企画を2つ、お手伝いしました、
「がんた先生の輪ゴムてっぽう」「がんた先生のピンポン玉飛ばし」
岡崎の奥(オクオカと呼ばれる、旧額田町)で家具を作っていらっしゃる岩田さん
http://home1.catvmics.ne.jp/~cstaviela/index.html
が先生になって、子どもたちに手仕事を楽しんでもらうという企画でした。
午前中は、がんた先生が予め、作っておいてくださったキットを組み立て、午後は思いっきり遊ぶ!
このキットも遊びのシカケも手を抜かない!
こんな金額でこのクオリティって…いいんですか?と思わず聞いてしまうくらいでした。
ご本人は、「仕方ない。手を抜きたいんだけど、子どもたちの顔が浮かぶと、ついつい…」とおっしゃってました。
子どもたちに安全に、楽しんで、木に親しんでほしいという気持ちが伝わってきました。
1回目の輪ゴムてっぽうのふりかえりのときに、「子どもがドライバーの使い方を知らないようなので、ちゃんと教えてあげたほうがいいのでは?」ということがでました。
ここで、さすが、がんた先生!
次のピンポン玉飛ばしのときは、ちゃんと練習用キットまでご準備いただいて…
もう、すごすぎ!なクオリティ!!
子どもに木工、手仕事(大きくなったらDIYですね~)を体験してほしい。ちゃんと道具を使えるようになってほしい。という気持ちの現れですよね。
そのための手間暇を惜しまない!
職人気質にリスペクトです。
これくらいのことをしてあげると、子どもたちにも本物が分かるので、とっても集中して、安全に、きっちりとキットを組み立てることができるのですね!
練習用キットでも、ドライバーを真剣に使っていました。
初めて教えてらう、ドライバーの使い方!(大人も教えてもらうということってないかも)
もう、これで、ドライバー マイスターになれたかな?
午後からのお楽しみでは、これまた、集中して遊んでくれました。
みんなで危なくないようにルールを決めたので、ついつい、調子に乗ってやってしまったときは、
「あれ?ルールではどうなっていたっけ?」と聞かれると、ハタ!と止まってくれる。
自分たちで決めて守る(自治ですね!)っていうのは、みんなの心にちゃんと残るんですね!
子どもも大人も一緒なんですね!
お遊びにも手を抜かない
「自治」ということにも思いが飛んでしまう、ピンポン玉飛ばしの会でした(笑)
そして、もうひとつ。
「ふりかえり」がとっても大事!ということを改めて、学びました。
キットを組み立てたら、組み立てのプロセスをふりかえる。
工夫したや難しかったこと。難しかったことは、どうやってクリアしたのか?などを考えてもらいました。
さんざん遊んだ後は、組み立てたものの使い方を考えたり、次やるなら、どんな的があるといい?どうやってみたい?などなど。
遊ぶだけでなく、その遊びから学べるって、子どもの権利にある「遊び育つ権利」かも!とついつい、広げて考えてしまうのでした。
子どもたち。いろいろなことを楽しんで学んでくれたかな?
大人もあなたたちを見て、学んだよ。ありがとう!