2023-11-17 | ブログ
先日、オルタナティブスクールを主催している団体の代表の話を聴きました。
その取り組みがとってもステキなでした。
子どもが今、学齢期だったら通ってほしかったなぁと思いつつ・・
まず、オルタナティブスクールとは何でしょうか?
最近耳にする機会が増えたような気がします。
「オルタナティブスクール(Alternative school)とは、ヨーロッパやアメリカの哲学的思想をもとに発展していったオルタナティブ教育を取り入れた学校のこと。
画一的な教育ではなく、個人を尊重し子どもが本来持っている探求心に基づいて、自律的・主体的に学習や行事が展開されるようにカリキュラムが組まれていることが多いのが特徴です。
大人は教師ではなく、あくまでも子どもをサポートするスタッフという考えが根底にあり、有名な教育法では、「モンテッソーリ」「イエナプラン」「フレネ」「二イル」「シュタイナー」「サドベリー・バレー」などがあります。」(https://allabout.co.jp/gm/gc/465529/#google_vignette)とありました。
主体性を育むのには、ぴったり!なのでは?と思えました。
地方自治とか、住民参加とかをテーマとしている私にとっても、興味のあるところです。
今回は、コクレオの森(https://cokreono-mori.com/index.html)というNPO法人が運営しているオルタナティブスクールでした。
小学校1年生から中学校3年生までの全校で70名程度の子どもたちが、学校運営についてもいろいろと決めていくそうです。
学校行事もやる?やらない?やるならどんなこと?どうやって?を子どもたちが決めていきます。
9年も年齢差があるのに、ちゃんと自分の意見を発言していました。
動画も見せていただいて、貴重な時間でした。
全校集会での話し合いのときに、ふと浮かんだ映像がありました。
それは、以前、愛知県の東浦町の小学校を視察させていただいたときの風景です。
児童会(だけではなく、色々な話し合いの場になっていたようです)での話し合いの場です。
この小学校は、1978年に校舎を全面改修して、オープンスペースがあるオープンスクールにしたとこのとでした。
(https://berd.benesse.jp/berd/center/open/syo/view21/2007/01/s04chal_03.html)
本当に教室の仕切りが少なくて、昭和40年代にこんな先進的な学校が、しかも公立で!しかも、愛知県で建設されたことに驚きました。
きっと、この場で話し合うときには、ファシリテーションはさらっと活用されているのでは?という想像ができます。顔と顔、ひざを突き合わせて対話する子どもたち。
ワクワクしてきます。
ハコモノで中の生活様式も変わること、ありますよね。
この視察のときは、この小学校の卒業性もメンバーにいたので、いろいろとステキなところを自慢してくれていました。
(自慢したくなる気持ちは、充分わかりますかります!)
オルタナティブスクールと言われる50年前でも日本の中には、試みがなされていたのだなぁと思いました。
あとは、どのように建物に込められた思想を受け継ぐか?なのかもしれません。
話を戻して…
コクレオの森の代表の方は、「所詮、オルタナティブスクールだからできることだよね」と言われることもあるらしく…
学校法人にしたい!との想いをお話しいてくださいました。
今は、通信制の高校でN校やS校、(サイバー大学というのもありました。昔から通信制教育ってありましたよね)も人気だそうです。
学び方はいろいろある!それを実践している方々がいる!ということを知って、
そこで、成長したこどもたち、影響をうけたこどもや大人が増えていくと、自立した市民が増えていくんだ!と思いました。
形にしてしまう!というみなさんのパワーに触れて、元気をいただいたのでした。