
2024-05-01 | ブログ
輪島にいったのは、4月7日。震災から約3カ月…
	東日本大震災(2011年3月11日でした)が起きてから約3か月後に、たまたま釜石に行けるチャンスをいただきました。
	なぜか、3か月後…
比較してしまいました。
3か月後の大槌町あたりでは、瓦礫もたくさんあったのですが、片付きつつあると実感しました。

2011年4月大槌町
釜石でも、大槌町でも重機が入って、片付けていました。

2024年4月 大きいものはなかなか片づいていきません。重機が見当たらなくて…
	輪島との差を感じずにはいられませんでした。
	この理由として、よく聞かれるのは、「能登は半島だから」です。
	半島なので、先端までいく道が断たれてしまうとその先、行けない。と言われています。
	確かに、今回行った道路をみると、震災前に双方向でいけた能登里山海道は、片道のみ。
	崩れてしまった道路は崖のようになっていました。
	(下道はどうなっているのでしょう?確認しておけばよかった…)
	能登里山海道では、重機も動いていて、道路の復旧を急いでいるんだ!というのは伝わってきました。
	この道が通じさえすれば!
	重機が被災地に入り、悲しいけれど住めなくなってしまった家を片付ける事ができ、復興に向けて一歩進めるのでは?と思いました。
	(輪島まで行けるのに、まだ重機が現地に見当たらなかったことがとても残念でしたので)
重機の操作はできませんが…
出来ること、その1
	
(https://www.nitech.ac.jp/news/news/2023/10871.html)
	お世話になっている名古屋工業大学に、建築の北川先生がいらっしゃいます。
	先生が開発された「段ボールハウス」が避難所で活躍しているそうです。
	ちゃんと個別のスペースができ、保温もでき、組み立てが簡単!
	名古屋工業大学では寄付を募っています(もちろん、使途を指定できます)。
	で、段ボールハウス1軒分ですが…
	気持ちを託しました。
	お申込みはこちらへ(https://www.nitech.ac.jp/kikin/donate/index.html)
	名古屋工業大学のキャンパス内に北川先生のオフィスになっている「ゲル(と呼んでいます)」があります。
	一度、これはなんだろう?とうろうろ見ていた時に、ばったり北川先生に会い、
	中に入れていただきつつ、丁寧にご説明をしていただいたことがあります。
	プラスチックを吹き付けただけ(?)という簡単な工法らしいのですが、中はとっても快適!
	これが、被災地のあちこちに設置されていました。

この白いゲル風の建物(と呼んでいいのか?)が走っていると散見できました。
出来ること、その2
	私の所属するNPO日本ファシリテーション協会(FAJ)では、3.11直後にA4用紙、プロッキー、養生テープを車に積み込んで被災地へ行く!という活動を始めた仲間がいます。
	避難所でのミーティング、多様な立場の人たちの様々なミーティングの議事録などなど、ファシリテーションのスキルがお役に立つことはたくさんあったようです。
	今でも災害のたびに、グッズを持って被災地へ!
	メンバーとして誇らしく、頭のさがる活動です。
	(プロッキー、とっても使い易いので、お薦めです)
	ボランティアでお片付け!は、私が被災者だったとしたら、直接お役にたつ!と思うのですが、
	体力に自信がなくなっていくお年頃としては、勇気がでません。
	普段から、できること、必要なことをやろう!と思うと、できることは…
	ファシリテーションのスキルをbブラッシュアップすること、みなさんに知っていただくことでは?と思います。
	という訳で、これからも、ファシリテーションのスキルを磨いていこう!
	みなさんに知っていただこう!と心に決めたのでした。

