2024-11-16 | ブログ
先日のFAJ(日本ファシリテーション協会)中部の定例会で「インクルーシブデザイン」というのを体験しました。
インクルーシブ=「包み込む」「包括的」という意味の言葉で、社会や組織において、あらゆる人々を平等に受け入れ、参加を促進する状態や取り組みを指します。
と、AIが教えてくれました。
あらゆる人々を平等に、参加を促進する
ということで、障害のある方々が企業さんと新しい商品を開発している、その模擬体験をしました。
ポイントは、課題解決(福祉的)ではなく、イノベーション。みんながハッピーになるために!を考えます。
進め方は
デザイン思考というプロセスで進めました。
https://u-site.jp/lecture/design-process-3
上の図の「共感する」を傷害のある方と一緒にまちあるきをして、共感マップにプロットしていきました。
「定義する」その中で、どのポイントに絞って考えるか?を決め、言葉にしていきます。
「考える」「アイデア創造」では、どんな商品があるとみんながハッピーになれるか?アイデアを出します。
「プロトタイプをつくる」では、1分間CMで表現
「評価する」は、みなさんからのフィードバック
こんな感じで進めました。
みんながハッピーになる!ためのアイデア出しなので、考えている私たちもHAPPYになりました。
気づいたことは
(1)障害者の方が不便!と思うことは、健常者も不便なんだけど、我慢しているんだなぁということ
例えば…
視覚障害者が、iPhoneと白杖でまちを歩くのですが、まずは、どっちに行けば?は、
知らない土地に行ったときに、(特に高層ビルの間とか)GPSの矢印がくるくる回ってしまい、どの方向へ向かえばいいのか?分からないこと、あります。
方向音痴には、とっても共感できます!
(2)福祉の視点ではなく、新しい商品を開発する(イノベーション)は楽しい!
世の中に数多ある問題解決的なアプローチって、もしかしたら、福祉的な視点なのかも。
もっと、いろいろな制約から自由になって思考の翼を広げる!
それって楽しいんだ!を実感しました。
今まで、デザイン思考ってよく耳にしたけれど、初体験!
いろいろな場面、コトに使えそうです。
どんな場面でつかうと、どうなる?を妄想して、tryしてみようと思います。