2025-07-17 | ブログ
鵜飼を見てきました。
カワウよりも大きく、目が青いのだそうです。
もっと近くで見たら、目を見ることができたかも
鵜飼は、鵜(う)を飼いならして、川の魚を獲る1300年以上続いている漁法(https://www.ukai-gifucity.jp/history.html)とのこと。
なんと、奈良時代から続いている!のですね。
日本全国では12か所、鵜飼が行われているそうです。https://kirara-hitachi.net/chiiki/juou/meisho/umiuhokakuba/zenkoku_ukaichi.html
ここ、東海地方では、岐阜県関市と岐阜市、そして、今回行った愛知県犬山市で行われています。
犬山では、鵜匠さんは市の職員ということらしいです。
そして、女性の鵜匠さんもいます。
場所によっては世襲制で、男性のみというところもあるそうです。
木曽川鵜飼は
〇十年前に、木曽川鵜飼に初めてい行ったときの感動が忘れられず、友人と行ってきました。
(ゴールデンウィークに岐阜市の金華山麓まで行ったのに、時間切れで上れなかった…このときに聞いた、「夜鵜飼を金華山から見ると、とっても美しい」というお話から、鵜飼見たいなぁと思っていたところ…チラシを見つけて、すぐに行く予定を立てたのでした。)
以前よりも、おもてなしが進化していて、
「鵜匠のおおもてなし」タイム、鵜飼の最後に船を泊めての鵜飼の説明がありました。
前は、舟に乗っているときに、船頭さんがいろいろ説明してくれたような…
なので、鵜飼中は見ることに集中できました。
そして、乗船場はとってもきれいに整備されていました!
食事つきのプランでは…https://kirara-hitachi.net/chiiki/juou/meisho/umiuhokakuba/zenkoku_ukaichi.html
乗船場に集合
船に乗って食事をいただく
一旦、波止場(海だけでなく、川でも波止場というそうです)にもどって休憩+鵜匠のおもてなし
本格的に鵜飼見物
鵜飼の説明
こんな流れでした。
鵜匠のおもてなしでは、鵜とともに、鵜匠さんが鵜飼の由来や鵜飼の説明をしてくださいました。
右の鵜は先輩のようで、若い鵜をおさえるようにどっしりと落ち着いていました。
そして、陽が沈んで来たらいよいよ鵜飼!
20分ほどでしたが、鵜飼舟に並走して、目の前で鵜の活躍をみる!
漁火の熱さも感じられるくらいの距離。
本当に迫力がありました。
〇十年経っても変わらない感動でした。
暑い日が続いていましたが、この日は少し曇っており、舟の上は風があって、とても気持ちがよく、過ごしやすかったです。
この日は、混んでいるという感じもなく、程よい人数だったのではと思いました。定員もありますが…
(翌日、犬山城へ行ったのですが、こちらは、観光客がたくさん💦)
木曽川を数回、登ったり下ったりできて、犬山城も川から見ることもできました。
川から見上げるのも、ステキでした。
プログラムを見るとこんな少しの時間?と思ったのですが、たっぷりと堪能できました。
鵜飼は12か所それぞれで、いろいろなスタイルで見ることができるそうです。
場所によっては、徒歩でみることもあるとか…
徒歩、金華山の上から…
など、いろいろな鵜飼を楽しんでみたいなぁと思いました。
どうやって献上?
鵜が獲った鮎は、天皇(今は宮内庁)に献上されていたそうです。
今のように輸送が発達してなかった時、どうやって愛知県から京都や江戸に送ったのでしょう?
気になります。
川魚は、傷むのが早いですし、今のような冷蔵の技術があったのか?
氷は「氷室」という言葉があるくらいなので、やんごとない方にお届けするには使ったのだろうと思うのですが…
どうやって運んだのか?気になります。
AIで調べると、生で運ぶには「鮎を籠に入れ、熊笹や大笹、竹の葉などを敷き詰めて鮮度を保ちました。籠は舟形をしており、底に熊笹を敷き、鮎を並べ、さらに上から熊笹をかぶせる方法が採られました。」とありました。
それだけで、大丈夫だったのだろうか?
ナゾはまだまだ続きます…
焼き干しという方法もあったそうです。
https://odashi-koubou.com/?pid=139802336&srsltid=AfmBOorJnD4T4k6eVzg6IZ1wldoS1pE9-eUcQ0oppw_O3AXmJLcPq8-2
これは納得。おいしそうです。
暑い夏。
川の上での伝統文化に親しむひととき。
おたのしみくださいませ。