2015-03-12 | ブログ
多様性が大切であるとか、多様な人がいろいろな背景や立場から意見を出し、そこから合意形成することがこれから必要になると言われています。
今までの活動の中で、今回はそれを身をもって体験できました。
いろいろな立場や活動をしている人が集まってアイディアを出し合うということが、意外なつながりや発展のきっかけになることを体感しました。これもフューチャーセンターの目指すところなのかもしれません。
未来茶輪(ミライカフェ)にて
昨年4月からリニューアルして始めた「未来茶輪(ミライカフェ)」。月に1回のペースで開催してきました。
名古屋都市センターさんのカフェコーナーをお借りしての1時間半。まちづくりだけでなく、いろいろな分野の方にお声かけをしてフューチャーセンターを目指して来たのですが、この場から実際の行動としての何かが生まれるということにはなっていませんでした。
運営のまずさや目的意識の共有がどこまでできているのかという反省はあるのですが…
(組み立て体操+バンドという話がもりあがったことはあったのですが、残念なのですが、その後の進捗は見えてきません。)
そこで、一度、未来茶輪として何かを実際にしてみよう!と2月3月で企画のアイディアを出し合いました。
行動を起こす場所は都市センターのある金山駅の南口広場。2月の会では、一瞬で終わるもの、線をつなげるもの、面として活用し普段の活動をPRするもののアイディアが出ました。もちろん参加者からのアイディアです。趣旨説明とアイディア出しで終わりました。
私は、一瞬で終わるもののテーブルを担当しました。その趣旨に賛同してくださった方とフラッシュモブのようなことを連続してやってみようとなりました。南口の広場にいる人達を巻き込むことができるか?という観点からも検討しました。
そこで出たのが・・・
エアカンパイ→大じゃんけん大会→シェイクアウト
でした。
3月は、2月のアイディアが描かれている模造紙をそれぞれ3つのテーブルに置き、10分ずつ各テーブルを巡ってアイディアを付け足していくということをしました。
3つのフラッシュモブ的なことをするにあたって、懸念されることやより盛り上がりそうなことを話し合いました。全員が各テーブルでの話し合いに参加して、イメージを膨らませていきました。
意外な組み合わせが生まれました
1年の〆ということもあったのでしょうか?本当に1年ぶりに参加してくださった方がいらっしゃいました。
若い青年で、夜回り先生のようなことをNPOとして行っていらっしゃる方でした。その方が、私のテーブルに来たときに、ご自分の活動の中で頑張っている高校生にスポットを当ててあげたいということを話していらっしゃいました。
そこで、この企画に企画段階からその高校生達にも関わってもらおう!となりました。
イベントで大学生や高校生に参加してもらうと、残念なことなのですが、無料の労働力のように扱われたりすることがあります。企画から一緒にやっていくのは、対等のパートナーとして扱うという意思表示でもあるのです。
2月のアイディア出しのときには、高校生とできるなんてまったく考えていませんでした。広場にいる高校生が巻き込まれてくれないかな?程度でした。
ところが、その方の発言から、高校生と企画できることになったのです。
多様な参加者がいれば、思いがけない、意外な、そして嬉しい組み合わせが生まれることを実感しました。
今後、半年くらいかけて実現していきたいと思います。
ご声援くださいませ。