2017-06-28 | お知らせ
7月1日(土)、2日(日)豊中市で開催される「コミュニティ政策学会 第16回 豊中大会」で報告します。
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/npo/jiti/gakkai.html
報告は、7月2日(日)9:30~11:30自由論題Bです。
美濃加茂市役所の企画の方と共同報告です。
私の担当は、美濃加茂市で取組んでいます、地方創生総合戦略「カミーノ」のワークショップの経緯やその効果についてです。
うまく伝わるか?時間内に収まるか?共同・協働がうまくいくよう、努力して参ります。
2017-06-21 | ブログ
先日、京都に行ってきました。
今の季節はアジサイや花しょうぶ、変わったところで半夏生と美しい花が見ごろでした。
紅葉の名所 瑠璃光院
今回は「青紅葉」をメインに行ってきました。紅葉の名所はそのまま青紅葉の名所でもあるのですね。(当然といえば、当然でした…)
紅葉がとても印象的で、一度、訪れてみたいと思っていた「瑠璃光院」。
4月15日~6月15日までが特別拝観だとか…。秋を待てずに春の様子を見に行ってきました。
瑠璃光院は、壬申の乱で大海人皇子が傷をいやしたという「釜風呂」が起源のようです。その後、平安貴族や武士のやすらぎの里になっていたそうです。
そして、大正末期から昭和にかけて大改造され、今の建物とお庭ができあがったとのことです。
http://rurikoin.komyoji.com/about/
行ってみると、玄関からお庭へきれいな(そして冷たそうな)水を配した、もみじの木々が見事なお寺でした。
そして、あこがれのお2階にある写経をするための書院へ。
ここでは、文机が窓口に並べられ、もみじを反映しており、水に映ったように見えます。
水に映る山や木は、美しさが倍増し、その静かなたたずまいに見入ってしまいます。それが、文机というのは初めてでした。
書院では、写経をする若い方々もいらして、少し驚きました。入口でいただいたセットの中に、ボールペンと写経の用紙が入っていました。
観光客が少なければ、気持ちを落ちつけて写経に取組めそうでした。(今回は、ざわざわしていましたので、集中するのは難しそうでした)
1階におりて書院に座り、お庭を見ていると、心が澄んでいくようです。きっと、こんな気持ちを味わいに訪れる人が多いのでしょうね…
そういえば、行く先々のお寺で座ってお庭を見ている人たちがたくさんいました。そういう楽しみ方をする人が増えているのではないか?と感じました。
御朱印帳
御朱印は
「もともとは、お経を書き写すして寺院に納める「納経」の証しとしていただくものでした。御朱印をいただく場所が寺院の「納経所」となっていることもありますが、これはその折の名残。時代を経て、お参りした証として授与されることが一般的になってきましたが今でも一部の寺においては、納経をしないと御朱印を授与していないところもあります。
現在の御朱印は、神職の方や住職が御朱印帳や納経帳に参拝した年月日、寺社名を墨書きし、朱印を押しています。寺社によって墨書きに寺社名やご本尊、御本殿の名称などが書かれます。また、押し印も寺社の個性を表すものが押印されるなど所によって異なり、そのバリエーションの豊かさを楽しもうと参拝の記録として集める人が増えています。(http://gosyuinbito.com/archives/1071より)」
とのことです。この頃、御朱印帳に墨書、押印していただいている人が増えたようです。以前は、御朱印をいただく観光客はあまり気にならなかったのですが、ここ数年、「あ。御朱印をいただいているのだな」と分かるほど並んでいるのが見えるようになってきました。
そこで、今回、御朱印帳を購入し挑戦することにしました。
やり始めると、「大人のスタンプラリー」のようなものだとタクシーの運転手さんがおっしゃっていましたが、本当にそうでした。
集めることが大きな目的になり、できるだけたくさんの寺社を訪れて、記載してもうらおう!という気持ちになりました。
自分で計画を立てて訪れる…大人が熱中できるものでした。(この日、20000歩近く歩いていました。夢中になるのも体調と相談しながらにしないといけませんね)
昔の人々も御朱印帳に記載してもらい、ページが埋まっていくのを楽しみに納経していたのでしょう。
(昔からの「ゲーム」かもしれません)
ゲームが楽しいのは日本人に限りません。外国の方も一緒に御朱印帳をもって並んでいました。
御朱印帳に記載される内容を見ると、祭ってある神様や仏様のお名前もわかります。どなたを祭っているのか、何を司っている神様なのか、どんな方なのか…を調べることで、改めて、由緒について知る機会にもなりました。
より深い、より楽しめる観光のきっかけになるのだなぁと思いました。
わが社のある岡崎市でも、御朱印帳が販売されている神社があるらしく…(https://ameblo.jp/sakurazaka128/entry-12136055676.html)
岡崎城のすぐ近くにある「菅生神社(すごうじんじゃ)」の御朱印帳が紹介されています。
菅生神社の前を流れる菅生川では、毎年花火大会が行われます。この花火大会は、今では「観光花火大会」となっていますが、もともとは菅生神社のお祭り(菅生祭)が発生のようです。(http://sugojinja.jp/whatisSugo.html)
地元なのですが、訪れることは稀でした。灯台下暗しでした…。〇十年ぶりに、行ってみます。
御朱印帳は、観光先の拝観を促すだけでなく、地元を見直す契機にもなりそうです。
2017-06-08 | ブログ
5月27日(土)、28日(日)で、福岡市で開催された日本ファシリテーション協会のシンポジウムに行ってきました。
シンポジウムの概要は、6月のニュースレターでご紹介しました。
そのときに少しだけ歩いた博多のまちについてのご報告です。
深夜なのに、オープンしている飲食店が多い
愛知県に住んでいるからでしょうか?
夜は最終電車の少し前、駅の上にある飲食店でも11:00くらいに「ラストオーダー」と言われることが良くあります。これが普通だと思っていました。もちろん、繁華街では深夜まで開いているお店もたくさんあるのでしょう…
シンポジウム前日の夜、21:00頃、ホテルから出てコンビニへ向かいました。
すると、「深夜カフェ」を扱った本が置いてあり、ホテルの近くにも何軒かあることがわかり、行ってみることにしました。
(女性2人なら怖くないよね、と)
すると、意外にも地元の人が営んでいるようなお店がたくさんオープンしていました。もちろん、カフェだけでなく、居酒屋やベトナム料理店、〇〇料理店という飲食店まで。(愛知の地元ではこのようなお店が深夜まで開いていることは見かけないのです)
5時まで営業。というのも珍しくないようでした。
例えば、「おしゃべりする夜カフェ、夜ご飯特集」とか! https://www.hotpepper.jp/SA91/Y700/dncLU0009/
点々と灯っているお店の中から、地元の食材を扱っているのをウリにしている居酒屋に入ってみました。
おいしく、夜食というよりも夕食をもう一度いただいてしまいました。
深夜25:00、ホテルへ帰る途中でも若者がたくさん歩いていました。しかも、女性が一人で歩いていたり…意外に無防備でした。
治安がいいのだなぁと感じました。
那珂川沿い
翌日、懇親会会場へ行く途中で寄り道しました。
幹線道路から一本入ると、趣のある古民家を改装したようなお店がたくさんありました。
歩いたあたりは「渡辺」という地名でした。なんでも、渡辺さんという篤志家の方が待ちの繁栄に役立ててほしいと土地を寄付したので、この地名にしたのだとか…。奇特な方がいらしたのですね。
福岡市役所の庁舎へ
その道を抜けて、大通り。福岡市役所の庁舎を外からでしたが拝見しました。
県庁も以前は市役所の近くだったそうですが、移転したとのこと。跡地はアクロスという建物になっているそうです。
アクロスは、10年ほど前に福岡でファシリテーション協会のフォーラムがあったときに、立ち寄ったよころです。
頑張って、外がわの階段を上っていったのですが、残念なことに屋上は時間外となっていて施錠されていました。(残念なことに、当時、写真を撮っていなかったようです。写真、たくさん撮っておくことは必要だと、改めて痛感しました。)
今では、そんなこともあったなという楽しい思い出なのですが、再挑戦する気にならず…。ただ、木が大きく育っているのが印象的でした。
庁舎の裏側では、広場で「福岡ICHIBANのぼせ祭り」というイベントがあり、「巨大角打ち」と銘打って地元の食材をあつかう店が出ていました。
https://yokanavi.com/event/75341/
市役所の広場で飲食のイベントが行われていること、建物から屋根がでていてステージになっていることに驚きました。そして、このイベントは金曜日~日曜日。金曜日はなんと13:00~なのです。平日の昼間から、市役所の広場でアルコール…
なんて、オープンな市役所なんだろう!
市役所の広場で、マルシェなどが開催されるのは目にしていたのですが、アルコールがメインのイベント。それも、3日間。
民とともにあろう。市民が楽しめる場を提供しよう。という姿勢が伝わってきました。
もちろん、福岡市の出展ブースもありました。
美濃加茂市で市庁舎整備に少し関わらせていただいています。その中でも、市民の憩いの場になるような市庁舎、立ち寄りたくなる市庁舎というキーワードが出ていました。こんな広場の使い方をイメージしているかはわかりませんが、こういう在り方も素敵だなぁと思いました。
博多駅前
昨年11月に博多駅前のショッキングな映像がありました。道路が陥没!
http://www.asahi.com/articles/ASJC82Q11JC8TIPE002.htmlより
どこがどう違うのか?現在、痕跡はあるのか?とこちらは、野次馬として見てきました。
道路の色が異なるところから、「あ。ここから、ここまで」と分かりました。
当時は、短期間での修復工事、その技術の高さに驚いたものです。
半年経った今は、すっかり落ち着いていました。数人、同じように写真を撮っている人はいました。
福岡市は、愛知県と異なる雰囲気のまちでした。
前回も感じたのですが、とても開放的で訪れる人を楽しませようとしていることが伝わってきます。
「アジアのリーダー都市へ FUKUOKA NEXT」 この言葉に納得!のまちでした。
2017-06-01 | ニュースレター
5月27日、28日の土日、日本ファシリテーション協会(faj)のシンポジウムが福岡市で開催されました。
お隣の熊本県でfajがお手伝いできたことを知り、緊急時にはやっぱりファシリテーションのスキルが役立つのだ!と改めて感じました。
それを受けて、防災に関しては自分でできることを進めていくしかないなと誓いました。
自分にできること…
もっとできる範囲はあるのだと思います。ここを探求して実行していきます。
ニュースレター第69号、ご覧ください。