ソーシャル・アクティ まちづくり&組織の活性化・ファシリテーション

社会が、一人ひとりが、生き生きと生活できる社会の実現をめざしています。

トップ

南知多@愛知県、やっぱり地元の名所は行ってみるべし!でした

2025-07-29 | ブログ

先日、愛知県の知多半島の先端、観光で南知多へ行く機会がありました。

愛知県に住んでいると、他県に目が行って、次はどこに行こうか?と思うのですが、
前回の犬山鵜飼に引き続いて、南知多へ行き、地元の名所を楽しむことができました。
(灯台下暗しでした)

南知多では、南知多ビーチランド→ぺったん体験→お昼は魚太郎→最後の締めに半田赤レンガ倉庫へ行ってきました。

南知多ビーチランドhttps://beachland.jp/

南知多ビーチランドは、名鉄インプレスが経営しているテーマパークです。
少しずつ、リニューアルを繰り返してきたようです。
40年ほど前に行って以来なので、私には、思いっきりリニューアルしている!と驚いたのですが、実は、2024年3月、その前は17年前にもしていたらしい…。
でも、40年前と比べ物にはなりません💦

建物はキレイになって、海の動物のにおいはほとんどなく、楽しい展示と海の動物とのふれあいをはじめとする体験もたっぷり!
そして、大好きだったイルカショー(今でもやってました)
このショーが、参加型でみんなでショーを盛り上げるプログラムになっていて、迫力もあり、見るだけでなく、楽しいものでした。
入口にこのイルカショーのプールがありましたので、ビーチランドに入ってすぐに見られたので、気持ちも盛り上ってきました。

そして、さらに中に入っていくと…
体験コーナーがたくさんあり、夏の暑い中では水鉄砲イベントがありました。
これは、子どもたちは喜びそうです。
(大人もやりたい気持ち!)

ミニ水族館もありました。なぜか、大水槽の前では金魚展(笑)

ちびっこ用のミニテーマパークもあり(こちらは、室内で涼しかった~)ましたが、屋外で海の動物を見る、ふれあう子どももたくさんいました。
こんなにたくさんの、子どもがいて、驚きました。

いろいろな場所で動物とのふれあい体験もできるようになっていました。

南知多ビーチランド、侮るべからず!でした。

ぺったん体験

自分でせんべいを焼く(というよりも、プレスする)体験ができる場所がありました。
えびせんパークが営んでいたのですが、ペッたん体験だけでなく、エビせんべいの里のように、試食してお土産を買える!というシステムでした。
どちらも、試食は自由なので、全種類いただくことも可能!(たくさん試食すると、味の違いが不明確になって行きましたが(笑))
さらに、お茶とお水は無料でいただけるコーナーもありました!
至れり尽くせりでした。

ぺったん体験|姿焼きを自分でつくるぺったん体験ができるのは知多半島南知多美浜町の工場直売えびせんべい販売店えびせんパークだけ!https://ebisen-park.jp/pettan/ より

調べると、「えびせんパーク」「えびせんべいの里」は、会社が異なっており、規模も違うとか。
なので、推察するに…
えびせんパークは、特色を出さないと!ということで体験を取り入れたのでは?と思いました。
えびせんパークhttps://ebisen-park.jp/ とえびせんべいの里 https://www.ebisato.co.jp/index.php

南知多へ行く道に、「ぺったん体験」と大きな看板があったので、気になっていました!
行って、スッキリ。
おお大きなせんべいができました。

ぺったん体験|姿焼きを自分でつくるぺったん体験ができるのは知多半島南知多美浜町の工場直売えびせんべい販売店えびせんパークだけ!https://ebisen-park.jp/pettan/ より

この体験は、子どもには危ないかな?と思ったのですが、意外にみんな、上手にトラブルもなくできるようでした。
もっとも、この日は、大人の方が多かったのですが…
みなさん、楽しくそして、真剣な面持ちでつくっていらっしゃいました。

魚太郎では

愛知県内にいくつか店舗ができた「魚太郎」https://www.uotaro.com/
その場で好きな魚介を購入して、バーベキューする!というスタイルです。
味付けにも工夫があって、飽きない。
この日は、涼しく食堂の中で、食べたいものを単品でお願いするという、大人な食事をしました。
新メニューの「トロサバ フライ」にも挑戦しました。
そんなめメニュー、あるんだ!と即決。

(大きなエビフライ、トロサバのフライ、そして、三河湾名物大あさり)

塩サバをフライにしてあったので、何もつけずに、そのままでとても美味しかったです。

と、新しい食もいただいて…

最後は、半田市にある「赤レンガ倉庫」を見学して帰路につきました。

赤レンガ建物

明治時代にできたビール会社「カブトビール」
半田市は、ミツカン酢や森田酒造など、醸造製品で有名です。
江戸にも、ここ半田から船で出荷していたという歴史があります。

開業】ギャラリー&カフェも新しく!「半田赤レンガ建物」が4/25(金)リニューアル-記事-ちたまるNavi | 知多半島情報ポータルhttps://www.chitamaru.jp/art/7404/ より)

明治時代には、5大ビール会社があり、その中の1つがカブトビールだったそうです。
戦時中、政府の統制により、戦闘機の倉庫とするために、廃業となってしまったそうです。
https://www.meijimura.com/meiji-note/post/handaakarenga/

そのビール工場は赤レンガで建てられています。
この設計は妻木頼黄(つまきよりなか)で、明治建築界の3巨匠といわれていたそうです)

ビールをつくる、保存するという目的の建物のために、温度管理がしやすくなっているようで、
建物の中は、(もちろん、連坊は効いていますが)ひんやりとして、過ごしやすかったです。

一旦、廃れてしまったカブトビールですが、(量は多くないですが)今では復活しています。
有志の方々のご尽力により!
明治のビ―ルを味わうことができるようになりました。
感謝!です。

今回は、明治時代を味わうのを諦めて…(次回は必ず!)

一日、知多半島を楽しみました。
観光は、体験する!ということが増えてきました、ということを実感しました。
モノよりもコトを消費するようになったのですね。

ぺったん、またやりたい!ですし、イルカショーもまた見たい!
飽きることはなさそうです。

これは、観光だけではなく、体験をゲーミフィケーションをと考えると、ファシリテーションも同じでした!
特にアイデアを出す、実行するときには、楽しくやる!
そのためには、どんなシカケ、どんなゲーム要素を入れるか!がカギだと思いました。

 

 

木曽川鵜飼、迫力ありました

2025-07-17 | ブログ

鵜飼を見てきました。

カワウよりも大きく、目が青いのだそうです。
もっと近くで見たら、目を見ることができたかも

鵜飼は、鵜(う)を飼いならして、川の魚を獲る1300年以上続いている漁法(https://www.ukai-gifucity.jp/history.html)とのこと。
なんと、奈良時代から続いている!のですね。

日本全国では12か所、鵜飼が行われているそうです。https://kirara-hitachi.net/chiiki/juou/meisho/umiuhokakuba/zenkoku_ukaichi.html
ここ、東海地方では、岐阜県関市と岐阜市、そして、今回行った愛知県犬山市で行われています。
犬山では、鵜匠さんは市の職員ということらしいです。
そして、女性の鵜匠さんもいます。
場所によっては世襲制で、男性のみというところもあるそうです。

木曽川鵜飼は

〇十年前に、木曽川鵜飼に初めてい行ったときの感動が忘れられず、友人と行ってきました。
(ゴールデンウィークに岐阜市の金華山麓まで行ったのに、時間切れで上れなかった…このときに聞いた、「夜鵜飼を金華山から見ると、とっても美しい」というお話から、鵜飼見たいなぁと思っていたところ…チラシを見つけて、すぐに行く予定を立てたのでした。)

以前よりも、おもてなしが進化していて、
「鵜匠のおおもてなし」タイム、鵜飼の最後に船を泊めての鵜飼の説明がありました。
前は、舟に乗っているときに、船頭さんがいろいろ説明してくれたような…
なので、鵜飼中は見ることに集中できました。

そして、乗船場はとってもきれいに整備されていました!

食事つきのプランでは…https://kirara-hitachi.net/chiiki/juou/meisho/umiuhokakuba/zenkoku_ukaichi.html
乗船場に集合
船に乗って食事をいただく
一旦、波止場(海だけでなく、川でも波止場というそうです)にもどって休憩+鵜匠のおもてなし
本格的に鵜飼見物
鵜飼の説明

こんな流れでした。

鵜匠のおもてなしでは、鵜とともに、鵜匠さんが鵜飼の由来や鵜飼の説明をしてくださいました。

右の鵜は先輩のようで、若い鵜をおさえるようにどっしりと落ち着いていました。

そして、陽が沈んで来たらいよいよ鵜飼!
20分ほどでしたが、鵜飼舟に並走して、目の前で鵜の活躍をみる!
漁火の熱さも感じられるくらいの距離。
本当に迫力がありました。
〇十年経っても変わらない感動でした。

暑い日が続いていましたが、この日は少し曇っており、舟の上は風があって、とても気持ちがよく、過ごしやすかったです。

この日は、混んでいるという感じもなく、程よい人数だったのではと思いました。定員もありますが…
(翌日、犬山城へ行ったのですが、こちらは、観光客がたくさん💦)
木曽川を数回、登ったり下ったりできて、犬山城も川から見ることもできました。

川から見上げるのも、ステキでした。


迫力のせいか、鵜飼が終わった後は、とても充実感がありました。

プログラムを見るとこんな少しの時間?と思ったのですが、たっぷりと堪能できました。

鵜飼は12か所それぞれで、いろいろなスタイルで見ることができるそうです。
場所によっては、徒歩でみることもあるとか…

徒歩、金華山の上から…
など、いろいろな鵜飼を楽しんでみたいなぁと思いました。

どうやって献上?

鵜が獲った鮎は、天皇(今は宮内庁)に献上されていたそうです。
今のように輸送が発達してなかった時、どうやって愛知県から京都や江戸に送ったのでしょう?
気になります。
川魚は、傷むのが早いですし、今のような冷蔵の技術があったのか?
氷は「氷室」という言葉があるくらいなので、やんごとない方にお届けするには使ったのだろうと思うのですが…
どうやって運んだのか?気になります。
AIで調べると、生で運ぶには「鮎を籠に入れ、熊笹や大笹、竹の葉などを敷き詰めて鮮度を保ちました。籠は舟形をしており、底に熊笹を敷き、鮎を並べ、さらに上から熊笹をかぶせる方法が採られました。」とありました。
それだけで、大丈夫だったのだろうか?
ナゾはまだまだ続きます…

焼き干しという方法もあったそうです。

おだしコラボhttps://odashi-koubou.com/?pid=139802336&srsltid=AfmBOorJnD4T4k6eVzg6IZ1wldoS1pE9-eUcQ0oppw_O3AXmJLcPq8-2
これは納得。おいしそうです。

暑い夏。
川の上での伝統文化に親しむひととき。
おたのしみくださいませ。

 

 

 

 

FAJ(日本ファシリテーション協会)の仙台サミットに参加しました

2025-06-29 | ブログ

6月14日(土)、15日(日)で、FAJ(日本ファシリテーション協会)が主催する仙台サミットへ参加してきました。
https://www.faj.or.jp/activity/summit/event/Sendai-2025/index.html

プログラムは
14日(土)
午前:基調講演(萩の鶴の蔵元さん)
午後:ワークショップⅠ
   ポスターセッション
   サミット対話

15日(日)
午前:ワークショップⅡ
   サミット宣言
(午後:FAJの総会)
というものでした。

ワークショップⅠ

せっかく行くので、今回は、ワークショップをエントリーして、ファシリテータ―を務めました。
こちらは、論文にもした「租税教室」をファシリテータ―用にアレンジして、プロセスデザインを考えるものにしました。
県の税務担当の方で、ご本人が租税教室の担当となったという方が参加してくださったり、
法人会でも租税教室を担当するので、担当する若手の人にヒントを渡すことができれば…と参加してくださったり
とっても、うれしい動機で参加してくださる方がいらして、
とても、盛り上がったワークショップとなりました。

立場や考え方によって、プログラムの立て方が違うものだなぁと思いました。
どんな切り口、視点でプログラムを考えるのか?は重要なことがということを痛感しました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

ワークショップⅡ

翌日のワークショップでは、せっかく東北に来た!ので、東北の方がファシリテータ―をする、そして、できれば、災害関係のワークショップに参加しよう!と思い、
青森の方で、男女共同参画、避難所での困りごとを聞くという活動をしていらっしゃる方がファシリテータ―をされるものに参加しました。

ロールプレイをしました。
避難所で、設定されたキャラクターの被災者、インタビュアー、観察者という3人1組でのロールプレイを2ラウンド。
1回目は、女子高生にインタビューする役
2回目は、40代で単身で暮らしている女性の役
でした。
キャラクターの設定を読んで、演じるというものでした。

そこで、学んだこと、気づいたことを備忘録としても、お伝えしたいと思います。

1,113,000点を超える学びのイラスト素材、ロイヤリティフリーのベクター素材グラフィックスとクリップアート - iStock | 教育,  セミナー, 成長

1.インタビューしてみて
・あいさつは、丁寧に!
こんにちは。私は…と言います。よろしくお願いします。
これだけでは、全く足りず、さらに、
自分は、何者なのか。今から何をするのか。その目的は何か。強制ではないことなど、いろいろなことを、まず!伝えること
でした。

2回目のロールプレイで分かったのですが、被災して大変な状況にあるので、きっと、いきなり来た人に素直な気持ちが話せるだろうか?ということでした。
3.11のときに、認定心理士の友人が心のケアチームとしていくときに「psychological first aid(心理的な初期の支援)http://chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.j-hits.org/_files/00126977/pfa_complete.pdf」というのを読んで行ったというのを聞いたことがあります。
阪神淡路大震災のときの経験をもとにして兵庫県こころのケアセンターが発行しています。
まずは、自分のことを名乗ると教えてもらいました。

しかし、認識が甘かったなぁと分かりました。
もっと、丁寧にお伝えしなくては!と思いました。

・なかなか相手の表情や気持ちが分からない
マスクをしていたこともあり、被インタビュアーの表情が読めず、どんなことなら話してくれるだろうか?といろいろな質問をしてみました。
答えるのに時間がかかると、興味ないのかな?言いにくいのかな?と私が判断すると、次の質問に移る…ということをしました。
このときは、ふだん接している大学生のイメージで進めました。

ところが、ふりかえりのときに、「もう少し、間を開けてくれると、言いたいことが言えた」とのコメント。
気持ちの行き違いがあったのです。💦💦
「もっと、言いやすい間をもってインタビューすればよかったんだ!」
オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンを交互にするとよいとのことでした。

そして、気づいたことは、場数が必要!ということでした。
いろいろな人がいるというのは、普段の生活の中でも、もちろん!ですが、
非日常の中で、いきなりインタビューするなら、いろいろなケースを知っている、というのは、相当な強味なのだと思いました。
どんな風に進めると答えやすいのか?いま、この人は、どんな気持ちなのか?など、引出が多ければ多いほど、相手に対して失礼のない配慮をしながら、インタビューできるのだろう、と思いました。
そして、いろいろなケースを知っていると、インタビューする方も、リラックスして臨めると思いました。

インタビュー前に、事前の情報をどれだけインプットしておくのか?もカギ!なのだということが分りました。

SSTで対人スキルをアップ↑|就労移行支援事業所 JOTサポート神戸

2.インタビューされて
・イライラしているという心理的な設定だったので、ゆっくりした口調で聞かれると、やはりイラっとすると思いました。
相手に合わせる(ペーシング)が重要なスキルだと思いました。

そして、プライベートなことをいろいろと聞かれるというのは、あまりうれしくないなぁとも。
実際に被災した方がどんな気持ちなのか?分からないのですが、やらなくてはいけないことが山積。
それも、単身なので、一人でこなしていかなくてはいけない!という状況だと、きっと追い詰められているんだろうなぁと思いました。

ご本人がどこまで自己開示できるかという課題もあるのでは?
普段の生活でも、初めて会った人に自己開示ってしづらいなぁと思います。聞いてくる人がどんな人なのかも分からないですもんね。
「この人なら、言ってもいいかな」と思ってもらえるような工夫を考えないと!

「寄り添う」と一言で言ってしまうけれど、本当に難しいことなのだなぁと痛感しました。

128,400点を超える信頼のイラストのイラスト素材、ロイヤリティフリーのベクター素材グラフィックスとクリップアート - iStock

FAJではない人のワークショップは刺激的

いつも、FAJ内の人と定例会などを通して、ワークショップを経験・スキルアップをしていましたが、
FAJメンバーでない人のものに参加すると、とても刺激的でした。
(FAJ流という仲間内のワードがあるくらい(笑))

学びも気づきも、そして、自分の課題も!
いつもと違う刺激がありました。

他流試合とよく聞きますが、必要なことだと痛感しました。
他の地域へ行くことだけでも、刺激になりそうです。
仙台での刺激を、自分の課題として整理して、取り組んでいこう!と思いました。


 

 

 

浪江町 再び!(ワールドカフェ)

2025-06-19 | ブログ

浪江町に行ってきました!
昨年3月から1年ぶり。

実は、仙台でFAJ(日本ファシリテーション協会)のイベントがあり、その前日でした。
仙台から車で、高速道路に乗っかると約1時間半
思った以上に近いことを知り、「これは行かないと!」と思い立ったのでした。

1年ぶりの浪江町は、まちの中にどんどん新しい建物ができていました。
人が戻ってきている?移住する人が増えている?
新しい気分になれるような雰囲気がありました。

国がな浪江町の復興のために誘致した「F-REI(福島国際研究教育機構 https://www.f-rei.go.jp/)も整地が進んでいました。

また、今回は予約しないと入れなないというNEDOの施設、FH2R(FUkushima Hydorogen Enegy Research Feild https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101293.html)を見学しました。

そして!ワールドカフェ

浪江町役場の有志のみなさんに「ワールドカフェ」をお伝えする機会もいただきました!!

2年ほど前、オンラインで「ワールドカフェ」をお伝えして以来、
なんと!8回もワールドカフェを活用して住民との合意形成をしていらしたとか!
さらに、小学生も一緒に参加した回もあったとか。
(これは、もっと広めたいですよね)

担当の室長さんのコメントでは、
・意外に簡単にできる
・住民の方からの苦情が(ほとんど)ない
・参加者自身が手を動かすので、参加意識が高まった
・重い空気の中でも、言いたいことが言えるようになった
などなど!
とても、ううれしく、ありがたいご感想をいただきました。

ワールドカフェは、取り入れやすくパフォーマンスも高いということでした。


浪江町公式イメージアップキャラクターうけどん(浪江町のゆるキャラ うけどん)

まだまだ、ワールドカフェでできることが広がっていきそうです。
コンサルタントが入って住民参加を進めるのは、メリットももちろんありますが、
職員の方が積極的に企画できる、住民が自主的に動けるようになるという面では、ワールドカフェって活用できそうです。
職員の方と住民の方々の心の距離が縮まるのでは?とも思いました。

積極的にワールドカフェを取り入れてくださった浪江町の室長さん(きっと、始めるまではどうなることやらと悩まれたのでは?と想像します)に感謝です。

今後も、ワールドカフェ、活用していこうと思いました。

 

語り部の言葉のパワーってすごいです~

2025-05-29 | ブログ

先日、伊勢湾台風を体験した方々のお話を聞くお手伝いをしました。

このごろ、言語化が気になっているので、大きな学びがありました。

伊勢湾台風について

伊勢湾台風は、昭和34年9月26日に東海地方全体を襲った最大級の台風です。
特に名古屋港あたりは、洪水だけでなく高潮の時間にも重なって、甚大な被害がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E6%B9%BE%E5%8F%B0%E9%A2%A8

名古屋市で特に、伊勢湾台風の教訓を活かしていこうという想いがあるようです。
(当時の写真がまとまってアーカイブされていましたhttps://typhoon.yahoo.co.jp/weather/calendar/109/

そして、懐かしすぎますが…
山口百恵主演の赤いシリーズ第3弾「赤い運命」は、伊勢湾台風で子どもが入違ってしまったことから、ストーリーがはじまるというものでした。
(1976年のテレビドラマで、このころは、全28回もあったのですねhttps://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d0366/
これだけ続けば登場人物へのコミットも高くなりますよね。

毎週、この時間までがんばって起きていた記憶があります。

台風のフリーイラスト素材 - 無料のイラスト素材 タダ絵

さて、そんなドラマが生まれてしまうくらいの衝撃的な災害。
実際に体験された方々で語れるくらいの年齢だった方は、今はご高齢。
貴重なお話をお伺いしました。

たくさんあるのですが、例えば…

当時、名古屋市の港区では、農業、漁業を営んでいる家が多かったようです。
漁業を営んでいらしたお内では、漁船に乗り込んだので、洪水は乗り切った!とのこと。
乗っていた船は堤防の上にまで水で押し上げられ、潮が引くとともに、下がるという…
言われてみれば、そうなのでしょうが、本当にそんなことになるとは!

また、農家だった方は、お米を屋根裏に保存していたので、コメには困らずに済んだ、とのこと。
屋根裏に備蓄してあったワラでお米を炊いたそうです。
そして、当時は、農業用水路3m、リヤカーが通る道が1mというくらい、舟で移動していたこともあり、
台風が去った翌日からは、舟で移動できた!とのこと。

食料は、自衛隊が2~3日後にはピンポイントで投下してくれた!
(今よりも、行動が早かったのでしょうか?)

そして、小中学生は、西区や北区の小学校へ2か月ほど疎開したというお話も聞きました。
(避難ではなく、疎開!とのこと)
その間、大人は地域の復旧復興に尽力していたそうです。

12月に入る前に、子ども達は家に(?)戻れたそうですが、まだ、ヘドロが乾いておらず(!)
毎日、一輪車とスコップを持って学校へ行き、ヘドロの除去、と、机やいすを近くの池で洗っていたそうです。
冷たくてねぇと、おっしゃってました。

もう、書ききれないくらいのいろいろな貴重なお話を教えていただきました。

ありがとうございました。

語り部イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

生の言葉の力はすごい

以前、FAJ(日本ファシリテーション協会)の定例会に阪神淡路大震災の語り部の方がゲストでいらしてくださいました。

そのときも、私たちのような一般の、普通に暮らしていた人が経験したことを教えていただきました。
もう、臨場感がすごくて…
たぶん、普通の暮らしという視線からのお話なので、私たちにも想像しやすく、臨場感もたっぷりなのですね。

食べる事も忘れて、瓦礫を掘って、掘って…
ツメがはがれて痛いということも、気にならず。

ご主人との思い出のピアノが出てきたときは、泣くことができた。
とか…

忘れっぽい私でも、「ああ、あのとき、語り部の〇〇さんは、こんなことをお話してくれたなぁ」とふと、思い出すことがあります。

東日本大震災でも、語り部の方のお話は、身につまされます。
震災祈念館での語り部の方も、分かりやすく、感情をできるだけ抑えてお話してくださいました。

先日、沖縄に行ったときの「ひめゆりの塔」でも体験した方のお話が動画で流れていました。
じっと聞いていると、辛くなってきました。

生きた言葉とは、こういうことなのだ!と思いました。

文字にしてあるのを読むのも、もちろん!体験談は、胸に迫ってきます。(名古屋市港区役所の隣に防災センターがあり、そこでは、子ども達が書いた伊勢湾台風の作文が展示してあり、誰でも読めるようになっています)
今は、動画というのもありますしね。(もっと、迫ってきそうです)

記憶というのは、時間とともに劣化していってしまうので、教訓として忘れないようにしておく!
ということが、とても大事なことだと思いました。

その教訓も、語り部の方から直接聞くと、なぜ、そういう教訓が出てきたのか?も納得できて、心に残るということを感じました。

貴重な体験をささせていたせていただきました。
お声掛けくださった方々に感謝です。

 


 

 

 

 


 
更新情報
月別アーカイブ

株式会社ソーシャル・アクティ
〒444-0838 愛知県岡崎市羽根西2-5-16 TEL:0564-53-0370