2023-10-26 | ブログ
岡崎市にある(誇る)Oka-biz(岡崎ビジネスサポートセンター):https://www.oka-biz.net/
いろいろな講師を招いてセミナーをしてくださっています。
地元のビジネスパーソンたちが元気になるような内容を提供してくださっています。
(そして、無料!←これ、すごいことですよね)
10月24日のセミナーに参加してきました。(とっても久しぶり)
タイトルは「小さな企業の生き残り戦略」
ゲストは、豪華に3人!
(株)エニシングの西村氏、(有)片岡屏風店の片岡氏、中小企業を応援する雑誌リファラバの清水氏
そして、ホストはチーフコーディネーターの秋元氏
ゲストの会社は
エニシングさんは、前掛けを製造販売しています。そして、西村さんはスタートアップ!起業されたのです。
エニシングさん:https://www.anything.ne.jp/index.html
西村さんの記事:https://www.recruit.co.jp/blog/guesttalk/20220105_3003.html
(エニシングさんのHPより The まえかけ!これこれ。懐かしいです~)
ちょっと考えると、伝統的な前掛けで起業?なんだかヘンな??
思うのですが、製造は職人さん、販売はエニシングさんとなっているようです。
前掛けは昭和40年代が生産のピークで、年間200~400万枚生産されていたそうです。
2004年には前掛けの関連会社は10社しか残っていなかったとのことでした。
そして、前掛けの主な生産地は愛知県の三河地域!
(そういえば、三河木綿ってこういうゴツイ感じでした。三河木綿と言えば、ガチャマンと呼ばれていた時代がありました。戦後の物資がない時に機織り機を一回ガチャンと回せば、当時で1万円が入ってくるという信じられないような黄金時代)
そして、前掛けは、BtoBのプレミア商品として生産されていたらしいのです。
アメリカの前掛け展示会に豊橋の職人さんを連れていったときに、職人さんが「前掛けにお金を払っているのを初めて見た」と言ったそうです。
まさに、BtoB!
相手をBからCに変えたところが成功のカギだったようです。今では、海外からのオーダーが多いとのことでした。
片岡屏風店のほうは、片岡さんは屏風3代め。
片岡屏風店:https://www.byoubu.co.jp/
古くから活用されてきたのが屏風!平安時代の源氏物語が描かれているもの、時代劇に出てくるもの。
いろいろな場面で日本人の生活に使われていました。(そういえば…我が家にも、以前ありました。随分古びてセピア色になってしまっていましたが、祖母の部屋にあった記憶があります。とっても便利に使っていました。)
片岡さんのところは、主に人形を飾るときの屏風だったそうです。
2代目のときに、ホテルなどにある金屏風を製作しはじめたとのことです。
(↑特におめでたい記者会見のときは、見かけますよね)
屏風も伝統産業。今では、なかなか普段の生活で見かけることはないですよね…
そして、たぶん、こちらのお仕事もBtoB
片岡さんもスウェーデンでの展示会からはじまって、海外展開していらっしゃるとのことでした。
こちらも、海外からのオーダーが多いとか。そして、既成観念にとらわれない発想でつかわれているらしいです。
そして、リファラバの清水氏
リファラバ:https://refalover-note.mainichi.jp/n/n93cb4296cc0a
(リファラバHPより)
リファラバは、「毎日新聞がファミリービジネス・メディアを始めます。孤独な経営者や後継ぎ、起業家を「つなぐ場」になります」と立ち上げられました。
このトップが清水氏。
毎日新聞の記者で、金融畑を歩んでいらして、ワシントンへも赴任していたそうです。
そんな経緯の中で、中小企業が日本を支えているというのを感じ、中小企業の自由な発想も好きで、立ち上げたのだとか。
(みんながみんな、大企業にお勤めしているわけではないですものね)
上のお二方は、リファラバでも掲載されたとのことでした。
みなさんのお話の共通点は、
3人ともアメリカに留学、または赴任していたことでした。
ここから、日本という国、日本の文化などなどを外から見ることができ、伝統を見直し、マネタイズすることができている。
(というところまで、伝統を昇華させている と言ってもいいのかもしれません)
今回のお話の中で、( ..)φメモメモしたのは…
・徹底的に観察・分析。そして気づくこと
・その気づきをカタチにすること
・視点を広くして(競争がない場所へ)行く
ということでした。
「めんどくさい」に拘るのも大切みたいです。
という事は…
自分に問いかけてみると
固定観念ができてしまっていないか?
(自分で自分の枠を決めてしまっていないか?)
でした。
お仕事をいただくときも、仕事を進めていくときも!
常に新しいものやことに目を向けてしっかりと観る。ということを心がけていこう!
と思いました。
ふぁ~っと目の前が開いていくような気がしました。
刺激を受けるのって、大切ですね!
Oka-Bizさんに感謝です。
あ!この考え方は、商店街にも通じそうです!ヒントいただきました~
2023-10-13 | ブログ
先日、友人の別荘にお邪魔してきました。
平野と比べると、とっても涼しい(行ったときは10月に入ってすぐでした。朝晩は肌寒いくらい)気温でした。
湖や遊歩道も近く、初めてのSUP(stand up paddle)に挑戦したり、お散歩したり、
地元の野菜や栗を堪能したり、
そして、なにより、友人たちとの楽しい時間を過ごしてきました。
初めてSUPしました。
案外、いける!とうれしかったです。
紅葉にはまだ早かったのですが、美しい景色の中に浸かっていることができました。
今回は、ご両親の話題から…
お父様は持病をお持ちの様で、お散歩がちょっと辛い場所があったようで、足腰を大切にしていらっしゃいました。
もう、リタイアしてらっしゃるので、別荘を終の棲家としてもいいのでは?とお聞きしてみたところ…
普段は今までのご自宅にいらして、土日に別荘にいらっしゃるのだとか。
その一番の理由が、お父様の通院とのことでした。
きれいな空気、きれいな景色、おいしい地の物…
たくさん魅力的なコンテンツがあるのに、なぜ、2拠点生活?
特に夏は、山の上のほうが涼しいですもんね。
この夏、伊豆高原に行ったとき、別荘地の中をタクシーの運転手さんのお話によると…
「一時は、別荘地もいっぱいだったんだけどね。医療が充実てないから、ここに住めなくなるんだ」
でした。
リタイアして、やっと別荘でのんびりした生活を!と思った頃には、
別荘での暮らしがキツイものになってきてしまうようです。
この駅から少し登っていくと、別荘地があります。
これらのことから、別荘ってステキ!と思っていたのですが、案外難しいことがあるのだなと思ったのです。
友人の別荘近くの遊歩道がある場所には、平坦な場所があり、そこは、ドクターヘリが着地できるようになっていました。
なので、緊急のときは、安心。
中山間地域に住むということ
夏の伊豆高原、今回の高原から類推すると…
今、移住を促進させる、定住を増やすという政策が行われています。
地域おこし協力隊というのも、その一つですよね。
でも、日本の中山間地域は、医療が充実していないと耳にします。
テレビドラマで、「はやぶさ消防団」というのをやっていました。
若い東京のミステリー作家が実家である、中山間地域のはやぶさ地区に(戻るというよりは)移住してくる物語です。
この中でも、もともと住んでいる高齢の方々は、病院へは山を越えて通院していました。
通院は一日仕事です。
日常的に医療が必要なおとしごろになると、その充実が気になります。
もしかしたら、一旦移住しても、高齢になってくると都会へUターン!ということもあるのかもしれません。
「まち」と言われていても、だんだんクリニックが減ってきている、身近な病院が(赤字で)減ってきている…
という話も聞きます。
病院も一極集中が進んでいるのかもしれません。
なかなか、個人レベルで解決できることではないですが、今後、どんな方法があるのか?についてもアンテナを張っていたいなと思いました。
2023-09-16 | ブログ
スタートアップのお手伝いで、思考が柔軟になっていました
8月は子どもたちのスタートアップの講座のお手伝いをしていました。
小学生、中学生、高校生のスタートアップを意識づけるようなプログラムでした。
その中で、スタートアップの勉強をしました。(笑)
資料に記載されていたので、人に伝えるには理解していないと💦と。
そういう考え方があるんだ~と知ったのは、
スタートアップの成功法則というのがあるそうで、『エフェクチュエーション』という書籍にまとまっているそうです。
それは、研究者である著者が起業して成功した創業者にインタビューしてまとめたもので、起業家のための意思決定の法則なのだそうです。
(アマゾンより)
ナポレオン・ヒルの成功法則とは、視点が異なるのかな?と、まだ、その程度の理解度です。
ただ、その原則を伝えるために、いろいろな資料を読み込みました(汗)
本題は、このお手伝いで学んだことが自分の刺激になっていたようで
どんな事業をするといいのかな?ということを考えるようになっていたのだと思います。
さらに、会場のオーナーさんと雑談していて思いついたことがあります。
それは、スタートアップの内容って、実は、ふとしたアイデアでいいのかも。と思ったのです。
そのオーナーさんは、ご自分のキャリアからこんなインフラがあったらいいなという(ちょっとした)アイデアを実現させてスタートアップしていらっしゃいました。
高校生の講座では実際に事業のトライをしてみるのですが、その内容を見ていて、さらに「あまり構えなくてもいいのかも」と思うようになっていました。
講座の中で
そのお手伝いが終わって1週間後。他の事業で、6次化産業の人材育成講座(この講座の中に「ファシリテーション」の科目が入っているのです!)を担当しました。
この中で、ファシリテーションを体験していただく際に、6次化することを考えていただくワークをしています。
毎年、どんな例示をしようかな?と考えているのですが…
今年は、上のようなことで、思考が柔軟になっていたのでは?と思っています。
ワークの際の例として
カレー用にカットされた野菜がスーパーで売られていることをお伝えしました。
初めて、そういうカット野菜があるというのをTVで聞いたときは???そんなの需要があるんだ~
と他人事で聞いていたのですが、
この頃は、どこのスーパーでも見かけます。
(キャベツの千切りなんて、とっても助かっています)
当初のターゲットとした人たちから購買層は広がっているのですよね。
ふとした思い付き。これでニーズがあると広がっていくのですね。
そうか!あまり構えなくてもいいんだ!
それは、5つの原則に沿っているなぁと思ったのです。
本題に戻りまして・・・
ファシリテータ―が今までよりも、より内容を深く理解して例示したと言えると思います。
受講者は、今年の方がレベルがダントツに高い!という訳でないと思うのです。いつも、真摯に向き合って本気で参加してくださっている方々です。
変わったのは、ファシリテータ―の課題に対する理解と例示だと思うのです。
その要素の変化でグループワークの成果も変わるんだ!と思ったのです。
「な~んだ。そんなことでもいいんだ。」「構えなくてもできそうだな」と思ってくださったのでは?
いつもよりも、グループワークの雰囲気が軽くて楽しそうでした。
そして、ワークの中で出たアイデアも「いけそう!」と思えるようなものでした。
ファシリテーターが介入するのは?
ファシリテータ―はコンテンツには関わらず、プロセスに関わる!
と言われていますが、
ワーク中に、コンテンツに関与してしまうのは、誘導になってしまうこともあり、センシティブなのですが、
ファシリテーターがコンテンツを理解し、どのようなワークに組み立てるのか?で成果が変わってくる!というのを実感しました。
ファシリテータ―としても、知識としても、とっても学びのある機会でした。
今後は、もっとコンテンツの理解にも努めよう!と思いました。
2023-08-29 | ブログ
みんなのおうち連尺で運営している「HATSUMEI堂」があります。
https://www.instagram.com/hatsumei_do/
ここで、夏休み企画を2つ、お手伝いしました、
「がんた先生の輪ゴムてっぽう」「がんた先生のピンポン玉飛ばし」
岡崎の奥(オクオカと呼ばれる、旧額田町)で家具を作っていらっしゃる岩田さん
http://home1.catvmics.ne.jp/~cstaviela/index.html
が先生になって、子どもたちに手仕事を楽しんでもらうという企画でした。
午前中は、がんた先生が予め、作っておいてくださったキットを組み立て、午後は思いっきり遊ぶ!
このキットも遊びのシカケも手を抜かない!
こんな金額でこのクオリティって…いいんですか?と思わず聞いてしまうくらいでした。
ご本人は、「仕方ない。手を抜きたいんだけど、子どもたちの顔が浮かぶと、ついつい…」とおっしゃってました。
子どもたちに安全に、楽しんで、木に親しんでほしいという気持ちが伝わってきました。
1回目の輪ゴムてっぽうのふりかえりのときに、「子どもがドライバーの使い方を知らないようなので、ちゃんと教えてあげたほうがいいのでは?」ということがでました。
ここで、さすが、がんた先生!
次のピンポン玉飛ばしのときは、ちゃんと練習用キットまでご準備いただいて…
もう、すごすぎ!なクオリティ!!
子どもに木工、手仕事(大きくなったらDIYですね~)を体験してほしい。ちゃんと道具を使えるようになってほしい。という気持ちの現れですよね。
そのための手間暇を惜しまない!
職人気質にリスペクトです。
これくらいのことをしてあげると、子どもたちにも本物が分かるので、とっても集中して、安全に、きっちりとキットを組み立てることができるのですね!
練習用キットでも、ドライバーを真剣に使っていました。
初めて教えてらう、ドライバーの使い方!(大人も教えてもらうということってないかも)
もう、これで、ドライバー マイスターになれたかな?
午後からのお楽しみでは、これまた、集中して遊んでくれました。
みんなで危なくないようにルールを決めたので、ついつい、調子に乗ってやってしまったときは、
「あれ?ルールではどうなっていたっけ?」と聞かれると、ハタ!と止まってくれる。
自分たちで決めて守る(自治ですね!)っていうのは、みんなの心にちゃんと残るんですね!
子どもも大人も一緒なんですね!
お遊びにも手を抜かない
「自治」ということにも思いが飛んでしまう、ピンポン玉飛ばしの会でした(笑)
そして、もうひとつ。
「ふりかえり」がとっても大事!ということを改めて、学びました。
キットを組み立てたら、組み立てのプロセスをふりかえる。
工夫したや難しかったこと。難しかったことは、どうやってクリアしたのか?などを考えてもらいました。
さんざん遊んだ後は、組み立てたものの使い方を考えたり、次やるなら、どんな的があるといい?どうやってみたい?などなど。
遊ぶだけでなく、その遊びから学べるって、子どもの権利にある「遊び育つ権利」かも!とついつい、広げて考えてしまうのでした。
子どもたち。いろいろなことを楽しんで学んでくれたかな?
大人もあなたたちを見て、学んだよ。ありがとう!
2023-08-25 | ブログ
伊豆高原にある「ねこの博物館」へ行ってきました。
伊豆高原駅からタクシーで10分ほど。
どうやら、ここは別荘地らしく、ステキな建物が並ぶ中にありました。
そして、坂道を登っていく途中には別荘とおぼしき建物、空き家がいくつもありました。
そのなかには、ミニ博物館やアーティストの工房・アトリエのような看板もいくつか見られました。
運転手さんに聞くと…
別荘地として開発され、終の棲家として住んでいる人もたくさんいます。
ただ、医療体制がビミョーなんだとか。
たしかに、高齢者になってから住むには、安心できる医療体制が必要ですよね。
と。
バブル以降のヒストリーを聞きながら、到着。
ステキなたたずまいでした。
1階は、ネコ科の動物のはく製の展示。
ライオンやトラ、やまねこなど、たくさんのネコ科の動物がいました。
近くでみると、ライオンやトラもわいいです。
(ねこ好きにはたまりません)
2階へ上がると、生ねこ!
10種類以上のねこたちがいました。
そして、ふれあいコーナーでは、自由に動き回る猫をさわることもできます。
ふれあいコーナーのねこたちも大人しくて…
あまり触りすぎると、帰宅したきに我が家の猫がやきもちをやいてしまうのでは?と思ってしまうくらいでした。
一部のSNSで、ちょっとかわいそう💦という書き込みがありました。
が
夏の最中、メインクーンやノルウェイジャンなど長毛の子たちは、カットしてもらっていました。
きっと他の子たちも、いろいろな人と触れ合うので、ツメも短くカットしてあるのでしょうね。
あれだけ大人しいのも、ちゃんと躾けられているとか、心が寛容なのではないかと推察しました。
同じく2階には、オーナーが旅先で思わず買ってしまったのだろうコレクションが展示されていました。
とっても小さいものから、どうやって運んだの?と思うような大きなものまで。
これも、ひとつひとつ見ていくと、とても愛らしい。
思わず、買ってしまうきもち、わかります!
涼しい中、猫たちに囲まれて幸せなひとときでした。
我が家の猫もカットしてあげたいと思いました。