2023-10-13 | ブログ
先日、友人の別荘にお邪魔してきました。
平野と比べると、とっても涼しい(行ったときは10月に入ってすぐでした。朝晩は肌寒いくらい)気温でした。
湖や遊歩道も近く、初めてのSUP(stand up paddle)に挑戦したり、お散歩したり、
地元の野菜や栗を堪能したり、
そして、なにより、友人たちとの楽しい時間を過ごしてきました。
初めてSUPしました。
案外、いける!とうれしかったです。
紅葉にはまだ早かったのですが、美しい景色の中に浸かっていることができました。
今回は、ご両親の話題から…
お父様は持病をお持ちの様で、お散歩がちょっと辛い場所があったようで、足腰を大切にしていらっしゃいました。
もう、リタイアしてらっしゃるので、別荘を終の棲家としてもいいのでは?とお聞きしてみたところ…
普段は今までのご自宅にいらして、土日に別荘にいらっしゃるのだとか。
その一番の理由が、お父様の通院とのことでした。
きれいな空気、きれいな景色、おいしい地の物…
たくさん魅力的なコンテンツがあるのに、なぜ、2拠点生活?
特に夏は、山の上のほうが涼しいですもんね。
この夏、伊豆高原に行ったとき、別荘地の中をタクシーの運転手さんのお話によると…
「一時は、別荘地もいっぱいだったんだけどね。医療が充実てないから、ここに住めなくなるんだ」
でした。
リタイアして、やっと別荘でのんびりした生活を!と思った頃には、
別荘での暮らしがキツイものになってきてしまうようです。
この駅から少し登っていくと、別荘地があります。
これらのことから、別荘ってステキ!と思っていたのですが、案外難しいことがあるのだなと思ったのです。
友人の別荘近くの遊歩道がある場所には、平坦な場所があり、そこは、ドクターヘリが着地できるようになっていました。
なので、緊急のときは、安心。
中山間地域に住むということ
夏の伊豆高原、今回の高原から類推すると…
今、移住を促進させる、定住を増やすという政策が行われています。
地域おこし協力隊というのも、その一つですよね。
でも、日本の中山間地域は、医療が充実していないと耳にします。
テレビドラマで、「はやぶさ消防団」というのをやっていました。
若い東京のミステリー作家が実家である、中山間地域のはやぶさ地区に(戻るというよりは)移住してくる物語です。
この中でも、もともと住んでいる高齢の方々は、病院へは山を越えて通院していました。
通院は一日仕事です。
日常的に医療が必要なおとしごろになると、その充実が気になります。
もしかしたら、一旦移住しても、高齢になってくると都会へUターン!ということもあるのかもしれません。
「まち」と言われていても、だんだんクリニックが減ってきている、身近な病院が(赤字で)減ってきている…
という話も聞きます。
病院も一極集中が進んでいるのかもしれません。
なかなか、個人レベルで解決できることではないですが、今後、どんな方法があるのか?についてもアンテナを張っていたいなと思いました。
2023-09-28 | お知らせ
愛知学泉大学の豊田キャンパスのころ、客員研究員をしていました。
そのときの論文(研究ノート)がwebにありました。
地域社会デザイン研究という紀要です。
自治体が直接雇用するファシリテーターの効果 : 氷見市のヒアリング報告
(https://gakusen.repo.nii.ac.jp/records/935)
住民意識調査の分析における課題の顕在化について : 愛知県武豊町を事例として
(https://gakusen.repo.nii.ac.jp/records/765)
避難所運営ゲームの効果 : コミュニケーションの向上に関して
(https://gakusen.repo.nii.ac.jp/records/562)
2023-09-16 | ブログ
スタートアップのお手伝いで、思考が柔軟になっていました
8月は子どもたちのスタートアップの講座のお手伝いをしていました。
小学生、中学生、高校生のスタートアップを意識づけるようなプログラムでした。
その中で、スタートアップの勉強をしました。(笑)
資料に記載されていたので、人に伝えるには理解していないと💦と。
そういう考え方があるんだ~と知ったのは、
スタートアップの成功法則というのがあるそうで、『エフェクチュエーション』という書籍にまとまっているそうです。
それは、研究者である著者が起業して成功した創業者にインタビューしてまとめたもので、起業家のための意思決定の法則なのだそうです。
(アマゾンより)
ナポレオン・ヒルの成功法則とは、視点が異なるのかな?と、まだ、その程度の理解度です。
ただ、その原則を伝えるために、いろいろな資料を読み込みました(汗)
本題は、このお手伝いで学んだことが自分の刺激になっていたようで
どんな事業をするといいのかな?ということを考えるようになっていたのだと思います。
さらに、会場のオーナーさんと雑談していて思いついたことがあります。
それは、スタートアップの内容って、実は、ふとしたアイデアでいいのかも。と思ったのです。
そのオーナーさんは、ご自分のキャリアからこんなインフラがあったらいいなという(ちょっとした)アイデアを実現させてスタートアップしていらっしゃいました。
高校生の講座では実際に事業のトライをしてみるのですが、その内容を見ていて、さらに「あまり構えなくてもいいのかも」と思うようになっていました。
講座の中で
そのお手伝いが終わって1週間後。他の事業で、6次化産業の人材育成講座(この講座の中に「ファシリテーション」の科目が入っているのです!)を担当しました。
この中で、ファシリテーションを体験していただく際に、6次化することを考えていただくワークをしています。
毎年、どんな例示をしようかな?と考えているのですが…
今年は、上のようなことで、思考が柔軟になっていたのでは?と思っています。
ワークの際の例として
カレー用にカットされた野菜がスーパーで売られていることをお伝えしました。
初めて、そういうカット野菜があるというのをTVで聞いたときは???そんなの需要があるんだ~
と他人事で聞いていたのですが、
この頃は、どこのスーパーでも見かけます。
(キャベツの千切りなんて、とっても助かっています)
当初のターゲットとした人たちから購買層は広がっているのですよね。
ふとした思い付き。これでニーズがあると広がっていくのですね。
そうか!あまり構えなくてもいいんだ!
それは、5つの原則に沿っているなぁと思ったのです。
本題に戻りまして・・・
ファシリテータ―が今までよりも、より内容を深く理解して例示したと言えると思います。
受講者は、今年の方がレベルがダントツに高い!という訳でないと思うのです。いつも、真摯に向き合って本気で参加してくださっている方々です。
変わったのは、ファシリテータ―の課題に対する理解と例示だと思うのです。
その要素の変化でグループワークの成果も変わるんだ!と思ったのです。
「な~んだ。そんなことでもいいんだ。」「構えなくてもできそうだな」と思ってくださったのでは?
いつもよりも、グループワークの雰囲気が軽くて楽しそうでした。
そして、ワークの中で出たアイデアも「いけそう!」と思えるようなものでした。
ファシリテーターが介入するのは?
ファシリテータ―はコンテンツには関わらず、プロセスに関わる!
と言われていますが、
ワーク中に、コンテンツに関与してしまうのは、誘導になってしまうこともあり、センシティブなのですが、
ファシリテーターがコンテンツを理解し、どのようなワークに組み立てるのか?で成果が変わってくる!というのを実感しました。
ファシリテータ―としても、知識としても、とっても学びのある機会でした。
今後は、もっとコンテンツの理解にも努めよう!と思いました。
2023-08-29 | ブログ
みんなのおうち連尺で運営している「HATSUMEI堂」があります。
https://www.instagram.com/hatsumei_do/
ここで、夏休み企画を2つ、お手伝いしました、
「がんた先生の輪ゴムてっぽう」「がんた先生のピンポン玉飛ばし」
岡崎の奥(オクオカと呼ばれる、旧額田町)で家具を作っていらっしゃる岩田さん
http://home1.catvmics.ne.jp/~cstaviela/index.html
が先生になって、子どもたちに手仕事を楽しんでもらうという企画でした。
午前中は、がんた先生が予め、作っておいてくださったキットを組み立て、午後は思いっきり遊ぶ!
このキットも遊びのシカケも手を抜かない!
こんな金額でこのクオリティって…いいんですか?と思わず聞いてしまうくらいでした。
ご本人は、「仕方ない。手を抜きたいんだけど、子どもたちの顔が浮かぶと、ついつい…」とおっしゃってました。
子どもたちに安全に、楽しんで、木に親しんでほしいという気持ちが伝わってきました。
1回目の輪ゴムてっぽうのふりかえりのときに、「子どもがドライバーの使い方を知らないようなので、ちゃんと教えてあげたほうがいいのでは?」ということがでました。
ここで、さすが、がんた先生!
次のピンポン玉飛ばしのときは、ちゃんと練習用キットまでご準備いただいて…
もう、すごすぎ!なクオリティ!!
子どもに木工、手仕事(大きくなったらDIYですね~)を体験してほしい。ちゃんと道具を使えるようになってほしい。という気持ちの現れですよね。
そのための手間暇を惜しまない!
職人気質にリスペクトです。
これくらいのことをしてあげると、子どもたちにも本物が分かるので、とっても集中して、安全に、きっちりとキットを組み立てることができるのですね!
練習用キットでも、ドライバーを真剣に使っていました。
初めて教えてらう、ドライバーの使い方!(大人も教えてもらうということってないかも)
もう、これで、ドライバー マイスターになれたかな?
午後からのお楽しみでは、これまた、集中して遊んでくれました。
みんなで危なくないようにルールを決めたので、ついつい、調子に乗ってやってしまったときは、
「あれ?ルールではどうなっていたっけ?」と聞かれると、ハタ!と止まってくれる。
自分たちで決めて守る(自治ですね!)っていうのは、みんなの心にちゃんと残るんですね!
子どもも大人も一緒なんですね!
お遊びにも手を抜かない
「自治」ということにも思いが飛んでしまう、ピンポン玉飛ばしの会でした(笑)
そして、もうひとつ。
「ふりかえり」がとっても大事!ということを改めて、学びました。
キットを組み立てたら、組み立てのプロセスをふりかえる。
工夫したや難しかったこと。難しかったことは、どうやってクリアしたのか?などを考えてもらいました。
さんざん遊んだ後は、組み立てたものの使い方を考えたり、次やるなら、どんな的があるといい?どうやってみたい?などなど。
遊ぶだけでなく、その遊びから学べるって、子どもの権利にある「遊び育つ権利」かも!とついつい、広げて考えてしまうのでした。
子どもたち。いろいろなことを楽しんで学んでくれたかな?
大人もあなたたちを見て、学んだよ。ありがとう!
2023-08-25 | ブログ
伊豆高原にある「ねこの博物館」へ行ってきました。
伊豆高原駅からタクシーで10分ほど。
どうやら、ここは別荘地らしく、ステキな建物が並ぶ中にありました。
そして、坂道を登っていく途中には別荘とおぼしき建物、空き家がいくつもありました。
そのなかには、ミニ博物館やアーティストの工房・アトリエのような看板もいくつか見られました。
運転手さんに聞くと…
別荘地として開発され、終の棲家として住んでいる人もたくさんいます。
ただ、医療体制がビミョーなんだとか。
たしかに、高齢者になってから住むには、安心できる医療体制が必要ですよね。
と。
バブル以降のヒストリーを聞きながら、到着。
ステキなたたずまいでした。
1階は、ネコ科の動物のはく製の展示。
ライオンやトラ、やまねこなど、たくさんのネコ科の動物がいました。
近くでみると、ライオンやトラもわいいです。
(ねこ好きにはたまりません)
2階へ上がると、生ねこ!
10種類以上のねこたちがいました。
そして、ふれあいコーナーでは、自由に動き回る猫をさわることもできます。
ふれあいコーナーのねこたちも大人しくて…
あまり触りすぎると、帰宅したきに我が家の猫がやきもちをやいてしまうのでは?と思ってしまうくらいでした。
一部のSNSで、ちょっとかわいそう💦という書き込みがありました。
が
夏の最中、メインクーンやノルウェイジャンなど長毛の子たちは、カットしてもらっていました。
きっと他の子たちも、いろいろな人と触れ合うので、ツメも短くカットしてあるのでしょうね。
あれだけ大人しいのも、ちゃんと躾けられているとか、心が寛容なのではないかと推察しました。
同じく2階には、オーナーが旅先で思わず買ってしまったのだろうコレクションが展示されていました。
とっても小さいものから、どうやって運んだの?と思うような大きなものまで。
これも、ひとつひとつ見ていくと、とても愛らしい。
思わず、買ってしまうきもち、わかります!
涼しい中、猫たちに囲まれて幸せなひとときでした。
我が家の猫もカットしてあげたいと思いました。