2015-06-19 | ブログ
6月13日(土)にフューチャーセッション・ウィーク第2弾の「10年後の多様性ってどう変わってるの?」無事に終了いたしました。
ご報告や感想など。
毎月開催している「未来茶輪(ミライカフェ)」はオープンしているのは18:30~20:00の1時間半です。
今回はフューチャーセッション・ウィークを記念して、2時間半と拡大版+土曜日開催としました。
平日の夜は参加できない方々がお越しくださいました。
流れは
第14回に参加した人たちが考えた「多様性」を参考にして、参加者で多様性についての共有
STEEPブレスト
S:social 社会、文化など
T:technology 科学、技術など
E:economy 経済
E:ecology 環境
P:policy 政治、政策
ワールドカフェ
ハーベスト&アクション
と、未来を見通せるようにブレーンストーミングをしたことが特長でした。
内容は
印象的だったコメントをご紹介します。
・10年後、今のマイノリティがマジョリティになっているかもしれない。
・過去、科学技術は目覚ましい発展してきたが、心の面はその発展についていってなかった。今後の10年では、科学技術の発展は目覚ましいものはなく、心が発展していくのではないだろうか。
・共生できる社会になっていたい。
などでした。
そして、自分は何をする?という最後のセッションからは、
・新しい地域活動
・今の時間を大切にする
・未来の語り場をつくり、まちづくりファシリテーターを増やす
・中国語検定に合格する
・心と心のコミュニケーションをする
などの話題がでました。
テーブルで対話したことから自分の行動に視点を移したのですが、そこでも多様な考えや生活のスタイルから、多様な行動に結びついて行きました。
こんなにいろいろなアプローチでまちづくりに関わっていけると、ステキなまちになるような気がします。
今回のTRY
4月からカフェマスターに3人が加わってくださり、6人になりました。
せっかくなので、ファシリテーターとしてもデビューしていただきました。
FG(ファシリテーション・グラフィック)の練習をしたり、毎回の進め方について解説があったりと少しずつファシリテーションの勉強をしていました。
そこで、今回はカフェマスターズもファシリテーターにトライしました。
担当のパートを立候補で決めて(私は全体の流れをファシリテートしつつ)メインのファシリテーターを体験してくださいました。
感想を伺ったり、一歩引いてみていたりしたことから、今後につながっていく手ごたえがありました。
ファシリテーターを務められる人材発掘できたような、大変うれしい試みとなりました。
ファシリテーター育成というのも理論と体験が大切だと再認識しました。
この体験から
対話してみると、思いがけない視点や感想、自分の考え方とのミックスから新しい方向性を考えることができる、自分と同じ想いや考えの人がいることを知るなど、刺激的なことが起こりました。
この刺激はなぜか、時間が経つにつれ心の底へ沈んでいくような気がします。深く沈んでいつも心の中にあることが感覚としてわかり、何かの拍子にふと考えるということになりそうです。
このふと浮かんで考えるということを繰り返した後で、もう一度、同じテーマで対話をすると今度は行動に結びつくような気がします。
もう一つの学びは、直前にも、もう1度、全員で全体を通す打ち合わせをしておくことの大切さということです。
この最終確認の場から、担当者の自信が確認され、自信に裏付けされた自立した担当者に対してお互いの信頼を確認でき、そこからチームワークができていくのですね。
チームでファシリテーションがうまくいくためのキーワードは
・自分ごと それぞれに当事者意識があること
・介入 俯瞰して場を観、的確なアドバイスが入ること
ではないかと思いました。