2017-06-08 | ブログ
5月27日(土)、28日(日)で、福岡市で開催された日本ファシリテーション協会のシンポジウムに行ってきました。
シンポジウムの概要は、6月のニュースレターでご紹介しました。
そのときに少しだけ歩いた博多のまちについてのご報告です。
深夜なのに、オープンしている飲食店が多い
愛知県に住んでいるからでしょうか?
夜は最終電車の少し前、駅の上にある飲食店でも11:00くらいに「ラストオーダー」と言われることが良くあります。これが普通だと思っていました。もちろん、繁華街では深夜まで開いているお店もたくさんあるのでしょう…
シンポジウム前日の夜、21:00頃、ホテルから出てコンビニへ向かいました。
すると、「深夜カフェ」を扱った本が置いてあり、ホテルの近くにも何軒かあることがわかり、行ってみることにしました。
(女性2人なら怖くないよね、と)
すると、意外にも地元の人が営んでいるようなお店がたくさんオープンしていました。もちろん、カフェだけでなく、居酒屋やベトナム料理店、〇〇料理店という飲食店まで。(愛知の地元ではこのようなお店が深夜まで開いていることは見かけないのです)
5時まで営業。というのも珍しくないようでした。
例えば、「おしゃべりする夜カフェ、夜ご飯特集」とか! https://www.hotpepper.jp/SA91/Y700/dncLU0009/
点々と灯っているお店の中から、地元の食材を扱っているのをウリにしている居酒屋に入ってみました。
おいしく、夜食というよりも夕食をもう一度いただいてしまいました。
深夜25:00、ホテルへ帰る途中でも若者がたくさん歩いていました。しかも、女性が一人で歩いていたり…意外に無防備でした。
治安がいいのだなぁと感じました。
那珂川沿い
翌日、懇親会会場へ行く途中で寄り道しました。
幹線道路から一本入ると、趣のある古民家を改装したようなお店がたくさんありました。
歩いたあたりは「渡辺」という地名でした。なんでも、渡辺さんという篤志家の方が待ちの繁栄に役立ててほしいと土地を寄付したので、この地名にしたのだとか…。奇特な方がいらしたのですね。
福岡市役所の庁舎へ
その道を抜けて、大通り。福岡市役所の庁舎を外からでしたが拝見しました。
県庁も以前は市役所の近くだったそうですが、移転したとのこと。跡地はアクロスという建物になっているそうです。
アクロスは、10年ほど前に福岡でファシリテーション協会のフォーラムがあったときに、立ち寄ったよころです。
頑張って、外がわの階段を上っていったのですが、残念なことに屋上は時間外となっていて施錠されていました。(残念なことに、当時、写真を撮っていなかったようです。写真、たくさん撮っておくことは必要だと、改めて痛感しました。)
今では、そんなこともあったなという楽しい思い出なのですが、再挑戦する気にならず…。ただ、木が大きく育っているのが印象的でした。
庁舎の裏側では、広場で「福岡ICHIBANのぼせ祭り」というイベントがあり、「巨大角打ち」と銘打って地元の食材をあつかう店が出ていました。
https://yokanavi.com/event/75341/
市役所の広場で飲食のイベントが行われていること、建物から屋根がでていてステージになっていることに驚きました。そして、このイベントは金曜日~日曜日。金曜日はなんと13:00~なのです。平日の昼間から、市役所の広場でアルコール…
なんて、オープンな市役所なんだろう!
市役所の広場で、マルシェなどが開催されるのは目にしていたのですが、アルコールがメインのイベント。それも、3日間。
民とともにあろう。市民が楽しめる場を提供しよう。という姿勢が伝わってきました。
もちろん、福岡市の出展ブースもありました。
美濃加茂市で市庁舎整備に少し関わらせていただいています。その中でも、市民の憩いの場になるような市庁舎、立ち寄りたくなる市庁舎というキーワードが出ていました。こんな広場の使い方をイメージしているかはわかりませんが、こういう在り方も素敵だなぁと思いました。
博多駅前
昨年11月に博多駅前のショッキングな映像がありました。道路が陥没!
http://www.asahi.com/articles/ASJC82Q11JC8TIPE002.htmlより
どこがどう違うのか?現在、痕跡はあるのか?とこちらは、野次馬として見てきました。
道路の色が異なるところから、「あ。ここから、ここまで」と分かりました。
当時は、短期間での修復工事、その技術の高さに驚いたものです。
半年経った今は、すっかり落ち着いていました。数人、同じように写真を撮っている人はいました。
福岡市は、愛知県と異なる雰囲気のまちでした。
前回も感じたのですが、とても開放的で訪れる人を楽しませようとしていることが伝わってきます。
「アジアのリーダー都市へ FUKUOKA NEXT」 この言葉に納得!のまちでした。