2018-10-15 | ブログ
10月13日(土)にFAJ(日本ファシリテーション協会)の関西支部の定例会に話題提供者として参加してきました。
(https://www.faj.or.jp/base/kansai/event/20181013-10/)
久しぶりの話題提供でした(何年ぶりでしょう?)。楽しいこと、気づきがたくさんありました。
タイトルは「ファシリテーター『私の仕事の流儀』第5弾!トラブル回避は”プロセスデザイン”から ~立ち向かう前に、できることを探ってみよう!~
関西支部で2014年から不定期に開催しているシリーズ。ファシリテーター「私の流儀」。
お題をいただき、何が私のファシリテーションの特徴なのか?何に気を付けてプロセスをデザインしているのか?を見つめてみる機会となりました。
内容は…
参加者から提案してプロセスデザインした事例として
ごみ処理基本計画の一部
公園基本構想ワークショップ
36人中1人だけが賛成してくれない会議(あらかじめ多数決はしない!と宣言していたのに…さぁ!どうする?)
3つの事例について考えました。
最後に、プロセスデザインのコツを考えました。
所与の条件の共有(予想されるトラブルも含)→グループワーク・グループワークの成果の共有→実際のプログラム(種明かし)
という順に進めました。
(ネタは、この本から!)
(https://www.amazon.co.jp/多様な市民とつくる合意-コミニケーションとファシリテーションのレシピ-林-加代子/dp/4872997913/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1539586486&sr=8-1&keywords=多様な市民とつくる合意)
定例会の感想は?
参加した方々はいわゆるまち系のワークショップ参加者が半分くらい。実際にファシリテート側になったことがある人は2~3人。
ということでした。まち系のワークショップのプロセスなんて興味あるのか?状況を理解していただけるのか?など不安もありましたが…
初めてみれば、みなさん熱心に取り組んでくださいました。(感謝です)
・おっちゃんがカギなんだね
・女性や子どもなど多様な人が参加していると進むんだね
・やっぱり、参加者の力を信じることが大事だね
など、素敵な感想をいただきました。
さらに、グループワークの中で「あら、このやり方、いいかも!」というアイデアもいただきました。(ちゃっかり、使ってみます!)
みなさんのご様子を見ていて、まちづくりに関心を持ってくださったことも感じました。
そして、ファシリテーターのみなさんに話題を投げると、素敵なパスがかえってくることも実感しました。
定例会で話題提供すると、いいことがあるものですね!
ステキな時間になりました。
もう一つのFAJの楽しみ
定例会に参加すると、いろいろな気づきがあります。この部分は上記でお伝えしましたが、もう一つ!
それは、懇親会です。(FAJでは泡の会と呼んでいます 泡・our・hour?)
泡の会では、ワークに参加した方の(素面では言えない?)ふりかえりやフィードバックがいただけます。
数年前に関西支部で話題提供させていただいたときには、フィードバック&アイデアをいただきました。翌週他の支部で、同じ話題提供をすることになっていたので、早速取り入れてみました。もちろん、深い学びのあるワークになりました。
(今回も、順番を逆にしたほうが入りやすいなぁという、貴重なアドバイスをいただけました!!)
素直にフィードバックをいただいて、次からのワークに取り入れると、効果テキメンです。本人では気が付かない、参加者の視線からのフィードバックはなかなかいただけません!ありがたいです。
さらに、出られなかった他の分科会のことも教えてもらえます。
今回は、他の分科会は「インプロ」でした。以前、中部支部にいらしてくださった、東京学芸大学の高尾先生がゲストでした!高尾先生のインプロ講座は、体験した後でその理屈も解説してくださるという、とっても納得度の高い講座です。
(https://www.amazon.co.jp/Learning-×-Performance-インプロする組織-予定調和を超え、日常をゆさぶる-高尾-隆/dp/4385365636/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1539586567&sr=1-1&keywords=インプロする組織)
というような、思いがけない出会いや再会もあります。
定例会を十分、堪能しました~(話題提供する方が、参加するよりも気づきや学びが多いのですね。)
今回、定例会にお声かけくださったみなさま、参加してくださったみなさまに感謝です。
ありがとうございました。