2018-10-23 | ブログ
FAJ(日本ファシリテーション協会)中部支部の定例会に参加しました。
(https://www.faj.or.jp/base/chubu/news/20181020157news/)
今回は、話題提供者ではなく、参加者として。
タイトルは「ファシリテーション スキルアップ道場!」
各グループで、ファシリテーターの練習をするというものでした。
ワークの内容は
お題も練ってあり、臨場感があってアイデアがでやすいお題。コンビニ対決!とかジェットコースターの次のアトラクションを考えるとか。
そのテーマを前半(発散)と後半(収束)で分け、ファシリテーターも交代。
グループ員の参加者は、「すぐに決めたい人」「話しがそれる人」などのミッションが与えられ、演じつつグループワークをしていきます。
なかなか、思うように演じられなかった。もっと弾けたかった。というのが参加者としての感想です。
他の方も、「付箋に書きましょう!」と言われると、ついつい真面目に向き合ってしまう…(習性でしょうか?)
付箋の威力ですね。
ファシリテーターとしては…
前半のファシリテーターを引き継いで、収束させるというミッションでした。
(さて、どうしよう?人の後を引き継ぐのは難しいです。)と迷いました。
2つ目のお題でファシリテーターでしたので、1つ目の収束の方法と同じではつまらないなぁという想いもありました。
1つ目の収束は2軸を決めて、マッピングし、目的の象限にあるものをチョイスするという方法を取りました。
そこで、逆転の発想!とばかりに、逆をやってみることに挑戦!
通常、親和図法で行こうと思ったら、「付箋紙にアイデアを書いて、カテゴリーに分け、見出しを付ける」ですよね。
1.それを、「カテゴリーの見出しとなる付箋を選び、そこにアイデア付箋を置いていく」というステップで進めてみました。
2.その後で選ぶのは「社長がウンというアイデア」という軸にして、どのカテゴリーが良いかを選びます。
3.選んだカテゴリーの中にあるアイデア付箋を対話して深めていく(より楽しいアトラクションにしていく)ことをしました。
4.一つのアイデアだけで終わらずに、(そのカテゴリーにある)他の付箋についても検討しなくては!と他のアイデアについても検討しました。
5.3つ検討したところ、2つを組み合わせた提案をすることになりました。
出てきたアイデアに、参加者もファシリテーターも納得!のものでした。
基本を何回もやってみること
「ファシリテーター役を決めて、グループワークをする」というのは久しぶりでした。
(FAJが立ち上がった時には、毎回やっていたことでしたが、そういえば、この頃やってなかった…。)
その後、ファシリテーターへフィードバックして、どうするのが最適だったのか?について話し合っていました。
こういう地道なことを積み重ねて、どうふるまったり、どんなスキルを使ったりするのがいいのかの経験値が増えていったのだなぁとふりかえりました。
よく「場数(ばかず)=baka's」と言います。(baka’sは、恥をかいたり、トライしてくじけたりというような意味を含んでいます)FAJの定例会は、そんな機会をくれる存在だったと。
応用編も経験して、引き出しを増やしていくことは大切ですが、基本をしっかりと押さえておくことも大切だと改めて感じました。
心新たに、基本を忘れず忠実に、そして、できる限りのことを頑張っていこう!と思いました。
みなさま、これからも、よろしくお願いいたします。