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『ファシリテーション入門 第2版』

2018-11-14 | ブログ

ファシリテーションについて、コンパクトに分かりやすく書かれている、ファシリテーションのバイブルみたいな本があります。

 

『ファシリテーション入門』これが始まりでした

堀公俊さんがお書きになった『ファシリテーション入門』

(https://www.amazon.co.jp/ファシリテーション入門-日経文庫-堀公俊/dp/4532110262/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1542116071&sr=8-2&keywords=ファシリテーション入門)

この本を読んだのは、修士課程を終えて、ファシリテーションのことをもっと学びたいなと思っていた時でした。出版も2004年!

堀さんが初代会長のNPO法人日本ファシリテーション協会(Facilitators Association Japan 略してFAJ https://www.faj.or.jp)もこの年に結成されました。そして、翌年、中部にも支部をつくろうかというときでした。タイミングよく、この時からFAJに参加しました。

その後にさまざまな「ファシリテーション」という名の付く本が出始めてきたときでもありました。(歴史を感じます…と言っても、まだ14年)

FAJに入会していらっしゃる方は、この本か森時彦さんの『ザ・ファシリテーター』を読んだことがきっかけという方が多かったようです。

 

そして、第2版

(https://www.amazon.co.jp/ファシリテーション入門〈第2版〉-日経文庫-堀-公俊/dp/4532113989/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1542116071&sr=8-1&keywords=ファシリテーション入門)

この本から14年後(2018年、今年)に第2版が出版されました。

内容はやはり、第1版(?)の焼き直し?追加して何か書いた程度?と思っていましたが…

思いっきり変わっていました。

もちろん、ファシリテーションの4つのスキルは押さえてありますが、活用の場についてとても詳しく書かれています。

様々なファシリテーションが活用されていると言われている集団の中でのファシリテーション活用の意義や活用方法などに焦点を当てて書かれています。

(https://www.faj.or.jp/facilitation/application/  より)

 

印象に残ったのは、2点です。

1.ファシリテーションが活かされる場面が検討されています。

①強いリーダーシップは、組織が未成熟なときや、環境が激変するとき

②緻密なマネジメントは、組織が安定的に成長しているとき

③ファシリテーションは、変化が絶え間なく起こる、不確実で不透明なとき

とされているということです。

だから、先行きが不透明と言われている現在、ファシリテーションを身につけたい、知識として知っておきたいという人が増えたのでしょう。

そして、FAJもメンバーが増えていった…(現在1600人もいます)

 

 

2.はっきりと書かれたのが、ファシリテーションの3つの効果についてです。

①相乗効果を活かし、高い成果を生み出す

②納得を高め、やる気を引き出す、メンバーの自律性と協働をはぐくむ

③学習するスピードを高める

これらは、社会心理学などで測ることができるのでしょうか?数値としてみてみたい気がします。(測るとすれば、その方法は?)

ファシリテートされると、どのくらいのスピードがアップするのでしょう?ファシリテートされた場合と、ない場合。比較は難しそうですが、感覚としてはわかる気がします。

「イラスト、無料 ファシリテーション」の画像検索結果

FAJの中でいろいろなスキルやマインドを共有したり、トライしてみたりという積み重ねをさせていただいたお陰で、身に付いたものがたくさんあります。ファシリテーションの研鑽の場というのがあるのは、とても貴重なことです。一度、試してみて(人の試みを参加者として体験してみて)そのふりかえりから学び、次の機会に活用できることがたくさんありました。

そんな場を目指して、FAJはつくられました。(ここでも、きたえられました)

 

社会的な認知度は明確ではありませんが、私の周りではファシリテーターを名乗る人が増えてきた今、第2版が出版された(しかも内容も大幅に手が加えられた)ということは、何かの起点・ターニングポイントになるような気がします。

目指す社会、組織の姿を描き、その実現に向けて歩を進めていく。今まで以上に、一人一人が一歩進めることが必要な時なのかもしれません。

 

第2版の変化は、この14年で、ファシリテーションに求められるものが変化してきたことを象徴するようなものだと思いました。

その変化に気づき、自分はどうありたいのか?何をしていけばよいのか?を改めて自分に問う!ということを(常に問い続けているはずなのですが)意識していこうと思いました。

そんなことを考えるきっかけになった本でした。

 

*fajでいろいろなことを学び、現場で実践してきました。お陰様で、ファシリテーションとコミュニケーションに関する書籍も出版できました。ありがたいことです。

 『多様な市民とつくる合意 ~コミュニケーションとファシリテーションのレシピ~』

(https://www.amazon.co.jp/多様な市民とつくる合意-コミニケーションとファシリテーションのレシピ-林-加代子/dp/4872997913/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1542121400&sr=8-1&keywords=多様な市民とつくる合意)

 

 

 

 

 


 
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