2021-12-10 | ブログ
この頃、インターネットで検索すると、必ずと言っていいほど動画も出てきます。
気になると、ついつい見入ってしまいますよね。
毎日、配信されるのを楽しみにしているYouTuberもいますよね。
研修で動画を見ることも
先日、オンラインHUG(避難所運営ゲーム)の研修をさせていただいたのですが、
それは、防災訓練の後半。という位置づけでした。
コロナ禍で行う防災研修。
前半の研修は、実際に避難所へ支援に行った方々の経験、そこから得られた教訓を動画で紹介してくださっていました。
写真や分かりやすい図もあって、とっても勉強になりました。
これを、事前に見ておくというものでした。
やはり、動画は分かりやすいです。
その人の強調したいことや感情までも伝わってきました。
そもそも、この研修のお声かけも動画を検索して見つけてくださったことが始まりでした。
その動画がこちらです。
↓↓
この動画は、2020年5月のFAJ(日本ファシリテーション協会)の中部支部で初めて行ったオンラインHUGを静岡SBSテレビで取り上げてくださったものです。
オンラインの授業でも!
昨年の4月から7月のほとんどの期間、大学の授業もオンラインで行いました。(今では、そのときの悪戦苦闘がちょっと懐かしいです)
そのときは、パワーポイントで動画を作成し、YouTubeにアップ。学生さんたちにはURLを伝える。授業後には、ふりかえりシートをオンラインで提出してもらっていました。(なんと、評価もオンライン!)
私は、この動画を事前学習として作成し、オンタイムで集まってもらい、授業をしていました。
オンラインであっても、グループワークはしたい!と考えていますので。
オンラインの授業では、「一度伝えたくらいでは、ワークの方法がなかなか通じにくいなぁ」と思っていました。
自分がオンラインのワークショップに出ても、意識がふっと飛んでいると、講師の方が言ったことがすっかり抜けてしまい、メンバーに確認する。ということがしばしばあったからです。
ほとんど、初めての話を聞き、ワークをする。しかもオンラインで…
と、学生の負担はたいへんなものがあっただろうなぁと想像します。
ところが!
さすが、デジタルネイティブ世代!
私がアップした動画を活用してくれていたのです。
グループに分かれてから、何をどう進めるのか?が分からないと、動画を見て「先生は、こうやって。って言ってるよ」と確認して、話し合いながら進めてくれていたのです。
こういう使い方があったのか!
と、驚くとともに、いろいろな活用の仕方があるんだなぁと思ったのです。
そして、動画の力も!
きっと、文字情報だけだったら、こんなふうにスムーズにいかなかったのでは?と思います。
共有も簡単にできるので、みんなで同じ情報を一斉に見ることができる!考えてみるとすごいことなのですね。
リアルの効果もあります
そして、2回ほどリアルの対面授業があり、初めてのリアル・グループワークを体験した学生たち。
再び、オンラインに戻ることになったのですが…
一度(正確には2度ですね(笑))リアル対面でのグループワークを経験していたので、オンラインになってのグループワークでも私のやってほしいことや意図が伝わりやすくなっていて、グループ内での話し合いも盛り上がったようです。
リアルに顔を見ること、リアルで体験することの重要さも分かりました。
コロナ禍が収束しても、オンラインはなくなりませんよね。「リアルとオンライン」この組み合わせというか、バランスが工夫のしどころになってくるのですね。
その中では、分かりやすい動画を作成して、見ていただくことも大切なのだ!と改めて自分の活動をふりかえりました。