ソーシャル・アクティ まちづくり&組織の活性化・ファシリテーション

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こんなところにも、ファシリテーション!

2023-03-15 | ブログ

先日、龍谷大学にて開催されました「シティズンシップ教育フォーラム」。
http://jcef.jp/

とってもアットホームで、お互いの対話の中から気づいてゆくというプロセスでした。

こんなの感じで行われたシチズンシップ教育

JCEFのホームページより(ちょっと長いですが…)

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■日時:2023年3月4日(土)13時~3月5日(日)15時30分
    (受付開始・開場:3月4日(土)12時30分)

■場所:龍谷大学 深草学舎 和顔館(わげんかん)
   (全体会会場)B101教室
     アクセス:https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html
     キャンパスマップ:https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html

■大会テーマ:シティズンシップ教育の新章を拓く
■プログラム
<1日目/3月4日>
 12:30 受付開始・開場
 13:00 オープニング
      ●設立10周年記念メッセージ
       小玉重夫さん(東京大学)
       川口広美さん(広島大学)
       古田雄一さん(筑波大学)

 13:20 セッション1「私にとってシティズンシップ教育とは?」
      参加者の実践や研究の「根っこ」や「幹」になっていること,
      そして,その「根と幹」を形成した流れや,
      その「根と幹」から今どのような広がりを見せているかを
      参加者同士で聴き合う時間といたします。
      ●ファシリテーター:
       土肥潤也さん(NPO法人わかもののまち)
       岡本愛香さん(北海道大学大学院)
 15:00 休憩

 15:10 セッション2「新時代の私らしい参画をつくりだす」
      市民の政治参加や地域参加,子どもの権利擁護,主権者教育などで
      新しい展開を創り出している実践者からの話題提供を受けて,
      シティズンシップ教育の新しい展開方向を考えていきます。
      ●ゲスト:
       伊藤和真さん(PoliPoli)
       奥村仁美さん(子どもアドボカシーセンターOSAKA)
       黒崎洋介さん(神奈川県立瀬谷西高等学校)
       若狭健作さん(地域環境計画研究所)
 16:10 休憩

  1. ポスターセッションへ

 16:20 セッション2の続き
      参加者からの質問や意見などを踏まえながら,
      ゲスト間のトークセッションを進めます。
      ●コーディネーター:
       別木萌果さん(都立小川高等学校)
       古野香織さん(認定NPO法人カタリバ)
      ●コメンテーター:
       市川享子さん(東海大学)(予定)
 17:40 ふりかえり
 18:00 1日目終了

<2日目/3月5日>
 09:00 開場
 09:30 チェックイン
 09:45 セッション3「これからのシティズンシップ教育のチャレンジは?」
      セッション1・2を踏まえて参加者が「問い」を立て,
      その「問い」をもとにした問題関心別グループを
      その場でつくって対話を進めていきます。
      ●ファシリテーター:
       土肥潤也さん(NPO法人わかもののまち)
       岡本愛香さん(北海道大学大学院)
      ●コメンテーター:
       斉藤仁一朗さん(東海大学)
 12:00 昼食休憩

 13:30 セッション4「若者の視点からの社会デザインに学ぶ」
      ●企画提供:
       高校生ソーシャルデザインスクール & サポーターズ

 15:00 ふりかえり
 15:20 クロージング・メッセージ
 15:30 終了
 16:15 閉場

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と、このようなプログラムが公開されています。
この内容を見る限り、「対話」が組み込まれているように見えました。

もちろん!参加してみると、ファシリテーションの技がたっぷりと活用されていました。

特に、2日目の午前は、OST(open space technology)という進め方でした。
文を読むと、確かにOSTで進めるみたいだけど、まさか!ねぇと思っていました。

が!
まさか、まさか!でした。

オープン・スペース・テクノロジー ~5人から1000人が輪になって考えるファシリテーション~(アマゾンより)

OSTは、
課題と思っていることや、こんなこと話してみたい!ことなど、参加者がテーマをたてて、他の参加者は自分が話してみたいと思うことを話す。というものです。

テーマを立てた人(テーマオーナー)がたくさんいて、驚きました。
そして、若い方がファシリテーターを!しかも、OSTという言葉を使わずに、ちゃんと進行する!!という
ファシリテーターとしては、とっても素敵な進め方でした。

教育に関わる研究、教師の方が多く参加していらっしゃる会とのことで、
みなさん、やわらかい雰囲気で、なごんだ場になっていました。

シチズンシップについて、いろいろな見解があること、実践しようとしている方々がいることを知って、
なんだか、力が湧いてくるようなフォーラムでした。

前向きに、子どものため、社会のためを思って、子どもたちに向き合う姿を想像しただけで。笑顔になりそうです。

みなさん、民主主義の浸透、主権者意識の醸成のために、日々研究、実践されていらして、前向きな気持ちになるフォーラムでした。

5日(日)の始まる前に、東寺の「がらくた市」(毎月第一日曜開催)ものぞくことができました。

OSTがこういう場に使える!できるんだと体験できたことから、いろいろな展開を考えていこう!とちょっとチャレンジングな気持ちになりました。

 

 


 
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