2014-06-18 | ブログ
名古屋都市研究会の7周年を記念したシンポジウム「栄は名古屋の都心」に参加しました。
名古屋都市研究会は、毎月1回、名古屋都市センター内で開かれている研究会です。
学識の先生、名古屋市職員、コンサルタント、まちづくりに興味のある方、学生など様々な方が参加しており、毎回、多彩な方が報告し、活発な質疑応答があります。
私も顔を出し始めて4年になります。
毎回実践的なお話で、興味深い内容の研究会です。
その研究会が7周年を迎え、オープンな会としてシンポジウムをしました。
話題提供は?
行政からは、栄地区のある名古屋市中区の部長、栄グランドビジョンの主幹、
企業からは、名古屋テレビ塔の方、栄経済新聞の方(このお二人はお若いのですが、ずっとまちづくりに関わってきた方々です)
地元まちづくり協議会の方
そして、進行は子の研究会の共同主催者の大学教授。
教授が地域に入って、話題提供者をの方々を良くご存知なので、とてもフランクで、かみ合った話し合いになったシンポジウムでした。
印象深かったのは?
①商店街の方が実際に行動し、集客していること
地元の商店街の方々は、「このままではねぇ」とは言うものの、危機感があるようでないような先入観をもっていたのですが、
数年前から、栄地区で集客をしよう!といろいろなイベントをしたりして賑わいづくりをしたり、「エリアマネジメント」の勉強もはじめているとのことでした。
②若者がまちづくりに積極的に関与していること
テレビ塔の方は、市民が学びたい事を自ら企画して学ぶ「大ナゴヤ大学」の初代学長です。
栄地区の情報をweb新聞で発信している女性。
このお二人の「名古屋が好き♡」という気持ちがひしひしと伝わってきました。
そして、大好きな名古屋を盛り上げたい!みんなに知ってほしい!とそれぞれの場で、いろいろな人と交わりながら、巻き込みながら活動していらっしゃいます。
このお二方のご活躍や想いを聞いていると、「若い人がまちを思って活動し、それが生活の糧にもある時代なのだなぁ」と思いました。
一昔(?)前は、まちづくりと言えば商店の方や、退職した方、主婦が活躍しているイメージでした。
もちろん、そういう方々もご活躍ですが、こういう若者が自由に活躍できるような流れが出てきているのですね。
私たち、私にできることは?
そんな時代が来た!
時代は思ったよりも早く流れていたのです。
ちょっと前の若者だった世代は、自分が動くだけではなく、若い感性を生かすことを視野に入れていくことも必要なのですね。
そのためにも、お互いに理解しあえる、つながることができる「対話の場」が必要なのだと改めて考えました。
人と人がくっつく機会がまた増えていくのですね。
そんなことを考えたシンポジウムでした。