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若者が未来を考える

2014-12-18 | ブログ

このところ、ユニセフが活用している「フューチャーサーチ」でワークショップを行うことが増えています。

それも、中学生、高校生、大学生が参加するワークショップです。

今回は、フューチャーサーチを行う中で感じたことをお伝えします。

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フューチャーサーチとは?

以前もご紹介しましたが、過去をふりかえり、現在を見つめ、その上で未来を描く、そして、描いた未来に向けてアクションプランをつくり、行動を起こしていく、というものです。

一番の特徴は、参加者はテーマに関するステークホルダーから選ばれることです。そして話し合いの組み合わせが、あるときはステークホルダーが集まって話し合い、あるときは混合のグループになって話し合っていきます。

本来のフューチャーサーチは2泊3日で行われます。夜には、次の日への課題を残して一日を終えます。そして、夢の中でその課題を考えます。じっくりと考え、寝かせて、アイディアにしていくのです。

その日のうちにある程度の区切りをつけて終えてしまうという従来のワークショップとは異なる進行です。

2泊3日の間、寝ている時間もずっと考え続けることになるのです。出来上がった未来には、必然的に思い入れ(コミット)のようなものが生まれます。

なかなか3日という時間を連続してとっていただくことは難しいので、短期間で集約して行えるようにしています。

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若者が自分たちの未来を考える

次の世代を担っていく若者が自分たちで未来を決める、というのは自己決定に近いのではないかと思います。自分たちのこと(担っていく未来)を自らの責任(どんな未来が来るとしても引き受けなければならない)で決めるのです。

選挙で投票するように促すことももちろん大切ですが、政治や行政と自分の生活は全くの別物ではなく密接な関係があることを知識として知ったり、体験したり、自分たちが話し合ってきめたことが実現することを実感したりすることは婉曲ではありますが、影響の大きいことだと思います。まだ調べているところなので断定はできないのですが、イギリスでは子どもに関わることは子どもが話し合って決めるそうです。たぶん、シチズンシップ教育の一環なのでは?と想像しています。(調査しましたら、ご紹介します。)

自分たちのことは自分たちで決める、このことが当たり前になっていけば、市民としての自覚が深まっていくと思われます。参加した若者も「普段、接することのない行政の人や事柄に触れて、興味が湧いた」「テーマについて韓gな得るようになった。」「親にも教えてあげようと思う。」などの感想をくれました。

小さなことかもしれませんが、市民であることを意識する機会になったようです。

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参加した感想は?

「とても楽しかった」「こんな会議なら、また参加したい」と言って帰ってくれます。

また、「はじめは難しいのかなと思ったけれど、テーマに興味が湧きました」というアンケートに記入してくれる人も少なからずいます。

グループワークが始まった当初は知らない同士ですが、話し合っていくうちに仲間になっていく実感、グループで対等なメンバーとして話し合いのル―ルに則って話し合うこと、そこで受け入れられrているという実感など、グループワークの良さを知ってもらえたと思います。

また、話し合いの内容についても、自分たちの未来について話し合っているのだということも感じてもらえたのではないでしょうか。

まだまだ、若者のグループワークは取り組み始めたばかりですが、フューチャーサーチという手法にこだわらず、若者が参加して良かった、改めて地域に誇りが持てたと言って、一旦自治体の外へ出て行っても戻ってきてくれる、そんな思い出や思い入れを作っていきたいと考えています。

 

 


 
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