2019-03-29 | お知らせ
先日、開催されました沖縄県浦添市の公園ワークショップ。
浦添市さんのホームページにアップされました。
ご高覧いただけますと、幸いです。
http://www.city.urasoe.lg.jp/docs/2019032900026/
地域の誇りを持ち、コミュニケーション力の高いみなさんとのワークショップ、楽しかったです。
2019-03-22 | ブログ
先日、沖縄県の浦添市に行ってきました。
なんと、お仕事で!
うれしくて、テンションが上がりっぱなしで、はしゃいでしまいました。ご縁に感謝しています。
浦添市の誇り、ルーツは
お仕事に先立って、浦添市内をご案内いただきました(これも、とてもありがたいです。市役所の人しかしらない情報を聞けたり、ガイドブックにはないディープなお話やツウの話が聞けます!)。
浦添(うらそえ)は、琉球王国発祥の地。ここで生まれた王様(初代 英祖王統)が浦添にお墓をつくりました。これが「浦添ようどれ」といい、現在の浦添公園になっています。
その後、明国との冊封体制がはじまり、交易で栄えました。
200年後、首里城へ遷都しました。奈良と京都のような関係なのでしょうか?
その後、約200年後、7代目尚寧王が浦添から首里城へ行き、王位を継ぎました。しかし、亡くなったときにはまた、浦添に帰っていらしたのだとか…。
奈良に少し似てるかも。(奈良の大学院に通った身としては、奈良大好きです)奈良でも平城京から京都の平安京へ遷都しましたが、都があったという誇りを感じます。それが、まちの風格であったり、誇りであったりするのですね。浦添市にも、風格を感じました。
(これは、奈良のせんとくんでした)
その誇りを伝えていきたいというのは、どのまちでも共通なのですね。
誇りを公園にも漂わせることができる?子ども達に、新しく住む人たちに伝えていけると、まちの誇りが広がって、伝わって、歴史を積み重ねていけるのかもしれません。
今回は、そのお手伝いができる!と思い、さらにテンションが上がりました。
初めてのワークは
まずは、何を大切にしていきたいのだろう?を共有したいですよね。でも、その前に、まちの歴史は?そこを共有しなくては!ということで、過去から現在、未来へとつながっていくことを実感する「タイムライン」というワークをしました。
20年を遡って、「私・家族」「浦添、この地域」「沖縄・日本・世界」の出来事を書き込みます。
その書き込みをみて、未来へのトレンドを考えます。
このワークは、過去から現在、そして未来がつながっていくことを実感します。未来への思いも生まれてきます。(と私の経験ですが…)
さらに、自分の歴史が地元の歴史、日本や世界の歴史とつながっていることが見えてきます。「あぁ、この世界の中に生きているんだなぁ」と思います。(とこれも、私の経験ですが…)
みなさんのコミュニケーション力の高さに助けられながら、無事に終了できました。
ワークショップ終了後は
沖縄在住のお友達とドライブ&おしゃべり。
御嶽(パワースポットですもんね)に行きパワーを身体に入れて、青い海と空で、さらにパワー充填。
南の植物に感動しながら、もずくてんぷらを頂きました。
沖縄生まれ彼女からは、沖縄の伝統を教えてもらいました、お土産であった沖縄の風習「サン」「ゲーン」について。(これも、住んでいる人だからわかることですね)
食べ物をお裾分けしたりするときに、器に「サン」を一ついれるのだとか…。大きい食べ物には「ゲーン」を。
厄除けのようなことらしいです。お弁当にも入れるとか。これが入っていれば食中毒にならないのかな?
「サン」を調べてみると、ススキの葉でできていて、これを結んで難を逃れたという昔話からきているらしいです。(https://www.city.okinawa.okinawa.jp/sp/about/1610/1620)
さらに、聞くだけでおいしい「もずくてんぷら」の作り方も教えてもらいました。忘れないうちに沖縄産もずくを探して、早速つくってみよう!
心にも身体にも、楽しく、住む人の誇りが伝わってくる行程でした。お付き合いしてくださった彼女に感謝。
2019-03-13 | ブログ
先日、名古屋都市センターさんで「付箋を使うだけがワークショップじゃない!?」というタイトルでセミナーをさせていただきました。
(決して、付箋紙を否定するものではありません。付箋紙には付箋紙の魅力があります。)
とりあえず、今回はA4コピー用紙で。
A4用紙はハーベストで
弊社はワールドカフェのハーベストの時に、A4のコピー用紙をよく使います。
そのことをお伝えしたくて、ちょっと刺激的なタイトルにしました。
ワールドカフェは、すでに何度か、このブログでもお伝えしています。
簡単にご紹介すると、メンバーチェンジしながら対話をする、最後にハーベストとして、参加者で思いなどを共有するというものです。
ワークショップというと?
まちづくりのワークショップというと、ついつい、付箋紙を使ってグルーピング。見出しを付けて誰かが発表。
という進行になってしまいます。
たとえば4つグループで話し合いをしていると、4つの案が独立しており、まとめるのは事務局側。
すると、まとめる作業のところは参加者からすると、ブラックボックス。
あれ、こんなはなしだったっけ?となることも…
そこで、ワークショップの終わりに一つにまとめる。まとまったね。という実感が持てないものか?と考えたのが、ワールドカフェで進める!という方法です。
ハーベストを大切にして、みんなで一つにまとめる、その場にいる、ということが納得につながるのでは?と思いまして。
ハーベストの方法、モンスタースティッキー ボード
さて、前置きが長くなりました。
そのワールドカフェのハーベストで、多用するのがA4コピー用紙を使うということについて。
「モンスター スティッキー ボード」と名付けられている方法でよく使います。
ワールドカフェで対話したあと、その延長上の問いに自分一人で考え、文字にします。それを書き留めるのがA4のコピー用紙です。
一つの意見、思いを1枚の紙に書く。
そして、壁に貼る。
全員で眺め、お互いにコメントする。
ということをします。ワールドカフェでも一体感がありますが、このハーベストをすると、さらに一体感が高まります。
(それだったら、大きな付箋紙でも良いのでは?と思いますよね)
A4用紙に書いてみた感想をいただきましたので、ここでご紹介します。
・付箋紙よりも大きな面積の紙に一件だけ書くのには「もったいない」という気持ちがある。
・逆に「贅沢!」でわくわくする。という感想もありました。
・A4サイズという面積を使って自由に書いていい!というのは、発想が湧いてきて、1枚書くとどんどん促進されていき、何枚も書きたくなってくる。
・大きいので、壁に貼った時に読みやすい。
・いろいろなマジックの色があり、カラフルで読んでいてあきない。
・そして、付箋紙よりも廉価。
などのコメントをいただきました。
とても、ありがたい。うれしいコメントです。
模造紙の上で付箋紙を使って整理することは、グループの中ではそのプロセスを共有しています。
グループ以外の人と共有するときには、説明の方法を少し練らないと、全体で共有したなぁと思いづらいかなと感じています。
せっかく、同じ時間、同じ場所にいて、同じテーマで話し合っていたのですから、参加者全員で共有したなぁという気持ちになりたい。その方法をずっと考えています。
一度やってみると、関与しているという気持ちが高まったような気がして、ファシリテーターとして、とてもうれしい時間になりました。
こうなると、もっと活用したい!と思ってしまいます。
今後は、壁に貼ったものをどうしたら、もっと共有できるようになるのか?納得できる成果になるのか?壁に貼った後のワークを考えていきたいと思います。
まずは、A4コピー用紙を使った「モンスター スティッキー ボード」お試しくださいませ~
2019-03-04 | ニュースレター
子育てママの社会との関りをキープするお手伝いをしたいと思っていました。
子育て中は、社会から取り残されている、孤立していると感じることがよくあります。
好きな手仕事を通して、社会と関わることができれば。
というママの思いが実現するお手伝いができれば、とてもうれしいです。
ニュースレター第90号「子育てママのはじまるしぇ」ご高覧くださいませ。